「課題ゲーム」があればいいのに
「課題図書」ってありますよね。夏休みなどに、子どもに読むことを薦められる本。それと同じように、今の時代は「課題ゲーム」や「課題ドラマ」「課題アニメ」があってもいいと思うんです。昔は手軽なコンテンツが小説ぐらいしかなかったかもしれませんが、今やそれはコンテンツのごく一部でしかなく、メインストリームではありません。
本を否定はしないし、名作に触れるという意味で、課題図書はあってもいいけれど、小説だけだと、古くさいなあと。漫画なんか、名作ぞろいですしね。競争率が高いから、出版されて残っているのは名作ばかりだし。課題というなら、ゲームとか漫画とか、いま一番ホットなところに設定してほしいですよね。子どもたちも興味を持ちやすいし。
本を否定はしないし、名作に触れるという意味で、課題図書はあってもいいけれど、小説だけだと、古くさいなあと。漫画なんか、名作ぞろいですしね。競争率が高いから、出版されて残っているのは名作ばかりだし。課題というなら、ゲームとか漫画とか、いま一番ホットなところに設定してほしいですよね。子どもたちも興味を持ちやすいし。
10歳、YouTubeからテレビへ
10歳の娘はYouTubeでショート動画をたくさん見ています。プロセカなどのゲームの攻略動画を見ながら、手を動かしてプロセカの練習をしていたりしますね。あと、恋バナ系のショート動画をたくさん見ている。以前この連載でもお話しましたが、娘が僕のアカウントを使って恋バナYouTuberにコメントをしていることが発覚したのも、ショート動画でした。以来、履歴はなるべくチェックするようにしています。
見る内容の制限まではしていないけれど、広告は表示されないプレミアム会員アカウントにしています。妻が、YouTubeの広告で、子どもに見せたくないものがあると言っていて。エロ系とかは出ないように設定しているんですが、出ていたみたいです。子どもは広告を割と押しちゃいますし。子ども用の「YouTube Kids」なら広告は出ないんですが、見られない動画が多かったりして、子どもにも不評で。
妻は、2歳の子に「YouTubeだよ」といいながらDisney+のアニメを見せていますね。僕らの世代でいう「ゲーム機=ファミコン」みたいな感覚で、子どもは納得しているみたいです。
10歳の子はYouTubeをすごく見ているけど、面白いことに地上波のバラエティ番組も好きになってきたみたいです。妻の方針で基本的にはテレビを見せていないんですが、夏休みのお昼は僕とこっそり「ヒルナンデス」を見ています。4年生にもなって言語能力が高まると、大人のコンテンツも分かってくるみたいです。ニュース番組なんか、「私も見たい」と、タブレットを横に置いて一緒にテレビを見たりしますね。ロシアとウクライナの戦争を心配したりして。
YouTubeは、子どもの原体験にマッチしているんだと思います。YouTuberは、自分が好きなものをワッと出してくる。見ていてインパクトがあるし、共感もあるんだろうと思います。一方で、地上波の番組は整理されているし、時間通りに収まっている。子どもも成長すると、そのあたりが分かってきて、テレビに戻ってくることもあるんだなと。今、テレビの番組作りは相当ネットを意識していますしね。
見る内容の制限まではしていないけれど、広告は表示されないプレミアム会員アカウントにしています。妻が、YouTubeの広告で、子どもに見せたくないものがあると言っていて。エロ系とかは出ないように設定しているんですが、出ていたみたいです。子どもは広告を割と押しちゃいますし。子ども用の「YouTube Kids」なら広告は出ないんですが、見られない動画が多かったりして、子どもにも不評で。
妻は、2歳の子に「YouTubeだよ」といいながらDisney+のアニメを見せていますね。僕らの世代でいう「ゲーム機=ファミコン」みたいな感覚で、子どもは納得しているみたいです。
10歳の子はYouTubeをすごく見ているけど、面白いことに地上波のバラエティ番組も好きになってきたみたいです。妻の方針で基本的にはテレビを見せていないんですが、夏休みのお昼は僕とこっそり「ヒルナンデス」を見ています。4年生にもなって言語能力が高まると、大人のコンテンツも分かってくるみたいです。ニュース番組なんか、「私も見たい」と、タブレットを横に置いて一緒にテレビを見たりしますね。ロシアとウクライナの戦争を心配したりして。
YouTubeは、子どもの原体験にマッチしているんだと思います。YouTuberは、自分が好きなものをワッと出してくる。見ていてインパクトがあるし、共感もあるんだろうと思います。一方で、地上波の番組は整理されているし、時間通りに収まっている。子どもも成長すると、そのあたりが分かってきて、テレビに戻ってくることもあるんだなと。今、テレビの番組作りは相当ネットを意識していますしね。
鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。