新しいスマホには手が出ないけど：鵜の目「鷹木」の目

2023.10.27

こんにちは、鷹木です。以前も取り上げたとおり、成城石井の「不揃いナッツ&チーズ」が好きなんですが、最近めっきり入荷がなくて、口さみしい思いをしています。そんな折、鷹木の目を引いたのは、まいばすけっとの「Joynuts ストロベリーディライト」。いちごチョコとナッツがいい感じに混ざっていておいしい！ただし、ひと袋200グラムで1000キロカロリー越えなので、油断して食べ過ぎてしまうと後悔しきりです……。

iPhone 15 Pro MaxかPixel 8 Proか……いや、買わなくていっか

気を取り直して、秋の新端末シーズンです。iPhone 15シリーズやPixel 8シリーズが出ましたね。みなさん、買いましたか？

最近はスマートフォンの進化が以前に比べて緩やかになって、しょっちゅう買い換える必要がなくなってきましたよね。僕が今使っているのは2020年9月発売のiPhone 12 Pro Maxなんですが、3年以上買い換えていません。こんなにスマホを買い換えなかったのは初めてです。

買うときは常に“ハイエンド派”な僕。端末に不満があっても「ハイエンドでこれなら仕方ないか」と思えるからです。だから今回はiPhone 15 Pro MaxかPixel 8 Proが候補だったんですが、結局買っていません。

iPhone 15 Pro Maxは予約の準備までしていたんです。今回からApple Storeオンラインに、予約受付開始前からスペックや色などを選んで保存しておける機能が追加されたので、それを使ったというわけです。でも、予約開始時刻にちょうど飲み会があって、予約をすっぽかしちゃって……。翌日にAppleから「予約しなくていいですか？」とアラートも来て親切だな～と思う反面、飲み会を楽しみ過ぎて予約を忘れる自分にイラっともして、購入する情熱を失ってしまいました（笑）。

端子がLightningからUSB Type-Cに変わるのはいいなあと思ったんですが、Lightningケーブルは既にたくさん持っているし、充電はマグネットを使ったワイヤレス充電のMagSafeでやっているから、実は困ることがなくて。家のAndroid端末はUSB-Cだから、子どもたちがLightningと間違えて挿そうとしてポートを壊したりケーブルを壊したりすることはあります。USBに統一できればそういう事故は減るけれど、買い換える理由としては弱い。15 Pro Max、最大容量だと25万円しますからね。PCですらためらうほどの値段です。

そこで、Pixel 8 Proにしようかなと思ったんですが、無印の下位モデルとハイエンドモデルの最大の違いが、「温度を測れること」っていう微妙な機能なんですよ。ほかにも、カメラのF値などをいじれる「プロ設定」モードなんかもあるけれど、僕はスマホのカメラにはそこまで求めていないので。無印のPixel 8でいいかなという気持ちにもなりつつ、でも最高スペックのものが欲しいという“振り上げたこぶし”を下ろせなくて、結局、下位モデルを買うのも悔しいな……とためらったまま、今に至っています。

別の観点で最近のスマホを見ると、折りたたみ型はいいなと思います。今はSurface Duo 2を使っていて、見開きで電子書籍の漫画を読むのに便利です。ただ、小説がダメなんです。ちょうど真ん中のヒンジの部分に文字がかぶっちゃって、そこが読めない。1行まるまる消えちゃったのに気づかずに読み進めたりして、3ページ後ぐらいに「何か変だぞ？」と気づいて元のページに戻ったりしています。その点Pixel Foldなら、つなぎ目がないのでよいなあと思っているんです。

老眼にも優しい？眼鏡型端末が気になる

今はスマートフォンより、眼鏡型ディスプレイなど関連の周辺機器のほうが気になります。僕は強い近視の上に老眼も入っていて、PCディスプレイやスマホが見にくいんですよね。

遠近両用眼鏡って使いにくいですよねえ。上部が近視用、下部が老眼用ということらしいんですが、下を向いてもスマホ画面があまりちゃんと見えない気がして。なので今は、近視用の眼鏡をかけて、近くを見るときは外しています。老眼のせいで眼鏡を外すことが増えたから、おでこに眼鏡をかけているのに「眼鏡どこ？」って探すことが増えちゃった。

仕事用のディスプレイは27インチ4Kのものを使っていて、Windowsの150％スケールで見ているんですが、文字が小さすぎて読みにくく、リスト表示にしてもファイルを選べなかったりする。その点、眼鏡型端末なら、画面サイズ・文字サイズの拡大縮小も自由自在にできるのではないかと期待しています。

クラウドファンディングで話題になったViXion（ヴィクシオン）は、ユーザーの視力に合わせて見え方を調整でき、近視の人でも眼鏡なしで使えるそうです。ViXionが老眼にどこまで対応しているかは分かりませんが、カメラで撮影するときに被写界深度を変えられるように、フォーカスをうまく変えれば老眼にも対応できそうです。

“テレイグジスタンス”が家庭のテレビで実現!?

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鷹木創

編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。