料理を食べて敵を倒せ!
こうした食材はそのまま食べても体力回復や空腹を満たすことができますが、前述のワークベンチで作成する「Cooking Pot」を使うことで料理が可能です。
料理方法は、2つの食材を「Cooking Pot」に入れるだけ。非常にシンプルです。料理する上で重要なポイントは、料理することで食材単体で食べるよりもプラス効果のみが大幅に強化されるところ。
例えば、食材単体だと主人公にマイナス要素がある食材もあるのですが、こうしたマイナス要素も料理することで全て消え、プラスのボーナスが発生します。よほどの事情がない限り、調理可能な食材は料理して食べるのがベストです。
食材によっては、組み合わせで移動速度が増したりと特殊効果がある料理も作れます。
キノコことMushroomの説明文。マイナス要素はないが、Foodの回復値は9。そこそこ食材
見た目が辛そうなBomb Pepperの説明文には、Food回復値6はいいとして、-11 healthと書いてある。つまり食べると体力にダメージを負ってしまう。恐らく体力が1桁にまで落ち込んでいるときに食べたら待ったなしで即死
これらをCooking Podで料理するとMushy Pepper Wrapという料理になる。するとFoodの回復値が一気に28にアップし、体力へのダメージ効果が消え、代わりに速度上昇の効果が追加される。料理の力は偉大なり
一方でFoodはお腹の空き具合を示しており、このFoodの値が1/3を切る辺りになると、画面上には白文字で警告が出ます。警告のパターンはいくつかありますが、どれも端的に言えば「腹減った」です。これを無視してさらにFoodが減っていくと、移動速度がガクッと低下し、敵への攻撃力も低下します。Foodが0になると、餓死こそしませんが、Healthの上限が半分にまで減ってしまいます。この状態では、敵と戦うのも、土や石を掘るのも時間がかかってしまい、効率が悪く、戦闘の難易度も上がってしまいます。
そのため、空腹を防ぐためにマメに食事をとることが重要になってきます。Foodは消耗品かつ、なかなかの速度で減っていきますので、食料をたっぷり持って移動するのがいいでしょう。
試しにFoodが0になるまで食事を我慢してみた結果、最大体力値が半分しか上がらず、移動速度は低下し攻撃力も下がるなど、かなり厳しいコンディションになってしまった。やっぱり食事は大事
畑も作成可能だ!
土を耕すにはクラフトでクワを作成します。耕した場所は通常の地面と異なるビジュアルに変化するので、ここに種を配置し作付けします。あとは、クラフトでじょうろを制作し、水をくんで、種を植えた場所にまくだけです。時間経過とともに種が育ち、収穫できます。
前述の通り、本作の食料事情は深刻。種を集めたら早めに開墾して農業にいそしむのも有効なゲーム攻略の1つでしょう。
拠点の土を耕して畑を作ることで、自給自足も可能になる。黙々と収穫して再び種をまき、水をやり、と繰り返していると、それはそれで楽しくなってきてしまい、冒険に出なくなってしまうので注意
死んでもアイテムロストなし!
主人公は最後に休んだベッドで復活しますが、そのとき所持しているのは、一部のアイテムのみ。残りのアイテムを取り返すには、墓に行き、墓を破壊します。長時間放置してもアイテムが消えるペナルティはないので、かなり良心的な仕組みです。
そもそも、本作はフィールド上に転がったアイテムはどれだけ時間が経過しても消えず、その場にずっと放置されます。そのため、アイテムを持ちきれない時は、不要そうなアイテムをその場に放っておき、無理せず必要なものだけを持ち帰りましょう。
敵に倒されると墓が立ち、主人公の冒険は終了する。Standardモードの場合、デスペナルティがかなり緩くて助かる。暗転後は最後に寝たベッドから復活できる。アイテムは移動中に表示されている最上段の物を持った状態から復活できるのだ
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。