前回に引き続きサンドボックス「Core Keeper」について語っていきます。筆者はサンドボックスの始祖ともいえる「Minecraft(以下、マイクラ)」が大好きで、2010年に公開されたアルファ版の頃からプレイし、最近もちょこちょこオンラインのマルチサーバーで遊んでいます。そんな愛してやまないマイクラと、サンドボックスの新星「Core Keeper」を比較してみます。
まず、サンドボックスの大きな魅力である「掘る」楽しさは、互角といったところでしょうか。どっちも楽しい!互角ではありつつも、「Core Keeper」はスキルやアクセサリ強化によって掘る能力を強化できますし、軟らかい土ならば素手でもサクサク掘れます。序盤から終盤までとにかく掘りやすい。余計なことに気を煩わすことなく、時間を忘れて採掘に集中できる点が魅力です。
戦闘については、3D視点のマイクラはMODなどを使わずにデフォルトのままだと難易度が高い印象なのに対して、「Core Keeper」は、レアアイテムやスキル強化など、フォローできる要素が多いため、ハードルはそこそこあるものの、より幅広い層に受け入れられそうです。到底倒せないような裏ボスとの戦闘でも、装備を工夫することでギリギリ討伐できました。
こういったフォローがあるのは「Core Keeper」の大きな魅力の1つと言えるでしょう。
また、クラフト要素についても、「Core Keeper」の方がわかりやすく、遊びやすいように感じました。
とにかく運の要素が強いマイクラと比べると、「Core Keeper」は素材を集めやすく、またクラフトできる内容も、ストーリー進捗によって段階的に変わります。これは意見が分かれるとは思いますが、フレンドリーな仕様だと筆者は感じました。
ただし、「Core Keeper」にはストーリーを進めないと新しいクラフトができないというストレスがあります。ストーリーがなく、ひたすら採掘とクラフトの日々を繰り返すマイクラに軍配を上げる人もいるはずです。さらに、2.5次元ならではのかわいらしいデザイン(ただし、一部モンスターを除く)、ドット絵調で昔ながらの見慣れたビジュアルなど、「Core Keeper」のほうがとっつきやすいと感じる人は多いでしょう。
とはいえ、リリースしてまだ3カ月足らずの「Core Keeper」は、とにかくゲームの情報量が不足しています。
現状、正規リリース版ではないEA(アーリーアクセス)という事情もあるため、ゲーム内の言語が日本語化されていなかったり、アップデートによってゲームの仕組みが時どき変化するなど、落ち着かない点はマイナスです。
情報量、知名度、豊富なクラフトの観点で見ると、マイクラの方が圧倒的にできることが多いのは確かです。ただ、「Core Keeper」の未完成さには、EAならではの強みもあります。今はまだ物足りないと感じる要素も、今後のアップデートで改善されるなど、明るい未来を期待できる面でもあるのです。
特にSteamでヒットしたゲームは、コミュニティでのユーザーの「声」に真摯に向き合う傾向があります。
では、引き続き「Core Keeper」の魅力を語っていこうと思います。
まず、サンドボックスの大きな魅力である「掘る」楽しさは、互角といったところでしょうか。どっちも楽しい!互角ではありつつも、「Core Keeper」はスキルやアクセサリ強化によって掘る能力を強化できますし、軟らかい土ならば素手でもサクサク掘れます。序盤から終盤までとにかく掘りやすい。余計なことに気を煩わすことなく、時間を忘れて採掘に集中できる点が魅力です。
戦闘については、3D視点のマイクラはMODなどを使わずにデフォルトのままだと難易度が高い印象なのに対して、「Core Keeper」は、レアアイテムやスキル強化など、フォローできる要素が多いため、ハードルはそこそこあるものの、より幅広い層に受け入れられそうです。到底倒せないような裏ボスとの戦闘でも、装備を工夫することでギリギリ討伐できました。
こういったフォローがあるのは「Core Keeper」の大きな魅力の1つと言えるでしょう。
また、クラフト要素についても、「Core Keeper」の方がわかりやすく、遊びやすいように感じました。
とにかく運の要素が強いマイクラと比べると、「Core Keeper」は素材を集めやすく、またクラフトできる内容も、ストーリー進捗によって段階的に変わります。これは意見が分かれるとは思いますが、フレンドリーな仕様だと筆者は感じました。
ただし、「Core Keeper」にはストーリーを進めないと新しいクラフトができないというストレスがあります。ストーリーがなく、ひたすら採掘とクラフトの日々を繰り返すマイクラに軍配を上げる人もいるはずです。さらに、2.5次元ならではのかわいらしいデザイン(ただし、一部モンスターを除く)、ドット絵調で昔ながらの見慣れたビジュアルなど、「Core Keeper」のほうがとっつきやすいと感じる人は多いでしょう。
とはいえ、リリースしてまだ3カ月足らずの「Core Keeper」は、とにかくゲームの情報量が不足しています。
現状、正規リリース版ではないEA(アーリーアクセス)という事情もあるため、ゲーム内の言語が日本語化されていなかったり、アップデートによってゲームの仕組みが時どき変化するなど、落ち着かない点はマイナスです。
情報量、知名度、豊富なクラフトの観点で見ると、マイクラの方が圧倒的にできることが多いのは確かです。ただ、「Core Keeper」の未完成さには、EAならではの強みもあります。今はまだ物足りないと感じる要素も、今後のアップデートで改善されるなど、明るい未来を期待できる面でもあるのです。
特にSteamでヒットしたゲームは、コミュニティでのユーザーの「声」に真摯に向き合う傾向があります。
では、引き続き「Core Keeper」の魅力を語っていこうと思います。
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。