モンスター退治でアイテムゲット!イモムシのビジュアルには要注意!
一方、トゲ付きのスライムは要注意。こちらを認識すると襲いかかってきます。
敵との戦闘はシンプルな2Dアクションです。近接武器で敵を殴る、または、遠距離武器を使って遠くから敵に照準を合わせて攻撃するだけ。本作の敵は攻撃前に体が白く点滅するので、敵の攻撃タイミングを見極めてかわしつつ、敵を攻撃します。倒した敵はアイテムをドロップする場合も。スライムの欠片のようなアイテムは最初のうちは役に立ちませんが、やがて回復ポーションの素材や爆弾製造の材料として活躍するので、大事に保管しておくといいでしょう。
スタート地点から少し掘ると、スライムのたまり場に遭遇する。丸いスライムはこちらから手を出さなければ攻撃してこないので安心だ
トゲ付きスライムはこちらを認識すると容赦なく襲いかかってくる。敵の行動パターンの基本は体全体が白く光るのが攻撃の合図なので、白くなったところですぐに回避するよう心掛けたい
遺跡のエリアには主人公よりちょっとサイズの巨人モンスターが出現! 攻撃力は高いが、動きが鈍いため、遠距離武器と広いスペースさえあればかなり楽に戦える
本作には、とても気持ちの悪いあるモンスターが登場します。モンスターのデザインは、人によって好みが分かれるでしょうが、このモンスターに関しては万人が「気持ち悪い」と言ってくれるはずです。スライムのいる土のエリアの先で待っているのは、気色悪い巨大イモムシです。もう1回言います。イモムシです。本作に登場する全イモムシはいずれも気持ち悪い挙動であり、またかわいらしさの欠片もない、非常にリアルなデフォルメが施されており、見るたびに寒気が走ります。
そしてイモムシは体力が高く、敵対心も強いです。こちらを見かけると、どのタイプのイモムシも勢いよく突進してきます。やめてほしい。しかも大変すばしっこいので、油断しているとあっという間に数の暴力でやられてしまいます。
さらに、主人公より小さなサイズのイモムシと、主人公と同サイズのイモムシがいるのですが、こちらはさらに厄介。プレイヤーが設置したたいまつをわざわざ抜いてしまうのです。イモムシの分際で何をやっているんでしょう? たいまつを抜く作業を最優先にするイモムシも多く、これをやられると、せっかく灯りを確保したルートが真っ暗闇に逆戻り。
中央右側の暗がりにいるのがイモムシ軍団だ。主人公と同じサイズのヤツはたいまつを見ると優先的に外しにくる厄介な存在。小さなイモムシは高速で近づいてくる上に、数が多く、見た目も気持ち悪く、なにより手ごわい
こうしたボスを倒して得られるアイテムを使うことで、ストーリーが展開します。
恐らく見た瞬間に驚愕するボスはこのGhormではないだろうか。とにかく圧倒的に巨大な虫で、ナウシカに出てくる「王蟲」のようなビジュアルで突撃してくる
クラフトで装備強化、運が良ければドロップアイテムで楽々勝利!
鉄より強い素材は、スカーレットという赤色の鉱石が最も強力で、最強装備にはこの鉱石が必要。スカーレットでは、さまざまな特徴あるクラフトが可能です。
CHEFFのスタート直後は何も装備していないが、頭部、上半身、下半身にそれぞれ装備可能なスロットが用意されているほか、ネックレスと指輪を2つまで装備可能だ
たとえば、最初に出会う可能性の高いボスとして、巨大スライムこと「Glurch the Abominous Mass」がいます。これはスライムたちのボスともいうべき存在で、巨大で、飛び跳ねてこちらを踏みつけてきます。踏みつけられると序盤の装備ではあっという間に体力が削れ、たちまちお墓行きです。
ですが、運よく序盤の段階で遠距離攻撃できる武器を宝箱からゲットすると、この巨大スライムとの戦闘が一気にラクになります。このように、序盤に強力なアイテムを拾うことで、よりスムーズにゲームが進行できるのも本作の面白いポイントです。
「Glurch the Abominous Mass」は巨大なボス。ジャンプしてこちらを踏みつけようとしてくるが、ジャンプをよけるために離れすぎると、せっかく削ったボスの体力が全快してしまう。非常に厄介な存在。序盤では遠距離武器があるとかなりラクに戦える
本稿執筆時、確認用に作った新キャラで冒険していたら、最初の木箱からいきなり「Sling Shot」がドロップ!最近のアップデートで何らかの調整が入ったのかもしれないが、以前はドロップしなかったんだよなぁ
また、サンドボックスのお約束として、収集した壁は手に持って移動し、どこでも床に設置し直せます。壁を作り、そこにクラフトで扉をつけることで、基地を作ることも可能です。
1度倒したボスは、所定の場所で召喚用アイテムを使うことで、何度でも蘇り、戦える。報酬も再びもらえるので、ボスのレアドロップに挑戦しよう
イモムシ軍団のボス「Hive Mother」は低確率で「Larva Helm」と「Larva Chest」という2種類の防具をドロップする。両方そろえて装備すると、なんと!イモムシの仲間になることができるのだ。仲間になると、ほかのイモムシと会話できるようになり、イモムシから攻撃されなくなる。一方でイモムシを一切攻撃できなくなるので、使いどころが難しい。ただ、このイモムシセットを装備した主人公はなんかかわいい
行動の全てが成長要素に、スキル獲得でさらに強化!
全ての成長因子は、主人公の行動です。
壁や床を掘ると「Mining」、移動すれば「Running」、剣などの近接武器で敵を攻撃すると「Melee combat」、体力が増減すると「Vitality」、アイテムなどを制作すると「Crafting」、銃や吹き矢などの遠距離武器を使うと「Range combat」、農作物を育成すると「Gardening」、釣りをするだけで「Fishing」、料理をすると「Cooking」と、計9つの成長要素があります。
プレイすればするほど主人公が強くなっていき、地下世界の探索がよりスムーズに行なえます。
またこのレベル要素は、プレーヤー自身のプレイ傾向を知る目安にもなります。たとえば筆者の場合、最もレベルが高いのは「Running」でした。おそらく、ゲーム開始から中盤まではひたすら地道に走って移動していたことが関係しているようです。掘ることも好きなので、次に高いレベルのスキルは「Mining」でした。逆に、最もレベルが低いスキルは「Fishing」。確かにほぼ釣りをせずに過ごしてきました。釣りは釣りで面白いんですけどね。
主人公の全ての行動がスキルにつながる。行動するだけで経験値が増え、レベルが上がっていく。5レベルごとにスキルポイントが加算されるので、ツリーから好みのスキルを選んで強化できるのだ
今回は、「Core Keeper」がどんなゲームか、全体の流れについてご紹介しました。でも、「Core Keeper」の魅力はこれだけじゃない! そこで次回はもう少し細かいところに焦点を当て、「Core Keeper」の魅力に迫ります。(後編はこちら)
※本記事は2022年5月18日時点で執筆されたものです。
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。