冬は日本のソウルフード「おもち」の季節です。調理が面倒で「最近あまり食べなくなったな」「ちょっと調理がめんどくさい」という方もいるかもしれませんが、電子レンジで調理すれば調理時間は1分以下。手軽な朝食としても活躍してくれます。そんなおもちを調理するための100円ショップで買える電子レンジ調理器4種を実際に試してみました。
水なしでシンプルに調理できる 「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」
写真の「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」はダイソーにて税込110円で購入。パッケージにも大きく書かれていますが安心の日本製です
白いプラスチックにエンボス加工がされており、いくつもの穴が開いているため、ともすると、大根おろし器にも見えるのは筆者だけでしょうか
今回試した4つの100円ショップで買えるおもち電子レンジ調理器のなかで、唯一調理時に水を使わないのがこの「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」です。ほかの電子レンジおもち調理器は、もちを水の中に入れたり、水をくぐらせてから調理したりするのですが、「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」だけは、何もせずそのままおもちを電子レンジで加熱します。
これは非常に手軽で高ポイント。
調理方法は非常にシンプルで、「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」に上におもちを乗せて、一般的な50gの切りもちの場合、500Wの電子レンジなら約40秒から50秒、600Wであれば約30秒から40秒加熱するだけです。「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」本体のサイズは、約17cm×13cm、高さは約2cm。そのため、同時に調理できるおもちの数は2つ程度が限界でしょうか。
実際に、おもちをひとつ乗せて600Wの電子レンジで40秒加熱してみました。電子レンジの中で一度大きく膨らんで、その後シワシワとした感じの表面に仕上がるのは、ほとんどの電子レンジおもち調理器で共通。ただしこの「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」は、調理前に水をくぐらせたりしないので、表面がやや乾いた感じに仕上がるのが特徴といえるでしょう。もち自体はまんべんなく柔らかく、問題を感じるところはありません。
表面がやや乾燥気味に仕上がることを考慮して、醤油を付け、海苔を巻き、磯辺焼き風に仕上げて試食しました。内部はしっかりと柔らかく、外側がやや乾燥気味なのでわずかに香ばしく感じられ、美味しく食べることができます。
これは非常に手軽で高ポイント。
調理方法は非常にシンプルで、「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」に上におもちを乗せて、一般的な50gの切りもちの場合、500Wの電子レンジなら約40秒から50秒、600Wであれば約30秒から40秒加熱するだけです。「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」本体のサイズは、約17cm×13cm、高さは約2cm。そのため、同時に調理できるおもちの数は2つ程度が限界でしょうか。
実際に、おもちをひとつ乗せて600Wの電子レンジで40秒加熱してみました。電子レンジの中で一度大きく膨らんで、その後シワシワとした感じの表面に仕上がるのは、ほとんどの電子レンジおもち調理器で共通。ただしこの「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」は、調理前に水をくぐらせたりしないので、表面がやや乾いた感じに仕上がるのが特徴といえるでしょう。もち自体はまんべんなく柔らかく、問題を感じるところはありません。
表面がやや乾燥気味に仕上がることを考慮して、醤油を付け、海苔を巻き、磯辺焼き風に仕上げて試食しました。内部はしっかりと柔らかく、外側がやや乾燥気味なのでわずかに香ばしく感じられ、美味しく食べることができます。
調理前にもちを水にくぐらせないので表面がやや乾燥した感じに仕上がりますが、少し焼いたような仕上がりにも感じられます
表面が乾いた感じに仕上がることを考慮して、磯辺巻き風にチャレンジ。わずかに香ばしさが感じられて、美味しくいただけました
一度に4~5個のおもちが調理できる! 大家族や まとめ調理に便利な「レンジでおもちふっくら」
セリアで購入した「レンジでおもちふっくら!」税込110円。人気のある商品なのか、筆者の家から一番近いセリアにはなく別のお店で購入しました
表面にボツボツとエンボス加工が施された白いプラスチックの皿といった印象の「レンジでおもちふっくら!」
“調理したおもちがくっつかないようにエンボス加工が施された白いプラスチックの皿”、といった印象の「レンジでおもちふっくら!」。最大の特徴は写真では分かりづらいのですが、直径が約25cmあることです。ほかの3つの製品に比べて、かなり大きいサイズです。このおかげで、同時に4つから5つ程度のおもちを調理することができそうです。
ほかの製品がせいぜい多くて2つ程度のおもちしか同時に調理できないことを考えると、これは大きなアドバンテージといえるでしょう。特に家族が多いので一度に数多く調理したい、またはおもちが大好きでたくさん食べたい、といった方には魅力的といえます。
調理方法は、最もスタンダードな“調理前におもちをサッと水にくぐらせる”方法。それを「レンジでおもちふっくら!」に乗せて、おもち1個(約50g)に対して、500Wの電子レンジなら約45秒、750Wの場合は 約35秒加熱だけです。 どの調理器でも同じですが、おもちの硬さや重さなどで加熱時間は変わるため、様子を見ながら加熱時間を調整する必要があります。
我が家の電子レンジは500Wか、600Wの切り替えしかできず、加熱時間も10秒単位でしか設定できないので、600W、40秒で おもちをひとつ調理しました。
水にくぐらせてからおもちを加熱するためか、前述の「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」よりも、おもちがしっとり仕上がっているように感じます。
しっとりとしたおもちの感触を楽しもうと、大根おろしで大根おろしもちにしました。おもちはしっかりと柔らかく、ややしっとりしており、美味しくいただけました。
ほかの製品がせいぜい多くて2つ程度のおもちしか同時に調理できないことを考えると、これは大きなアドバンテージといえるでしょう。特に家族が多いので一度に数多く調理したい、またはおもちが大好きでたくさん食べたい、といった方には魅力的といえます。
調理方法は、最もスタンダードな“調理前におもちをサッと水にくぐらせる”方法。それを「レンジでおもちふっくら!」に乗せて、おもち1個(約50g)に対して、500Wの電子レンジなら約45秒、750Wの場合は 約35秒加熱だけです。 どの調理器でも同じですが、おもちの硬さや重さなどで加熱時間は変わるため、様子を見ながら加熱時間を調整する必要があります。
我が家の電子レンジは500Wか、600Wの切り替えしかできず、加熱時間も10秒単位でしか設定できないので、600W、40秒で おもちをひとつ調理しました。
水にくぐらせてからおもちを加熱するためか、前述の「電子レンジ調理器 ふっくらおもち」よりも、おもちがしっとり仕上がっているように感じます。
しっとりとしたおもちの感触を楽しもうと、大根おろしで大根おろしもちにしました。おもちはしっかりと柔らかく、ややしっとりしており、美味しくいただけました。
表面はややシワシワになりますが、水にくぐらせてから調理するためか、おもちの表面がややしっとりと仕上がっているように感じます
わずか40秒加熱したおもちに、大根おろしを乗せるだけで大根おろしもちが完成します。とても簡単ですが、さっぱりモチモチでとても美味しいです
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。