自宅の横に停めたキャンピングカーを、仕事場としても使っている筆者。頻繁にキャンピングカーを利用しているため、お昼ご飯などは車の中で作ることも多くあります。
そんな筆者は、キャンピングカーに白米を炊く方法を3種類用意。アウトドアでもおいしいご飯を食べるために、飯ごうの「メスティン」、小型の「土鍋」、電気炊飯器の「タケルくん」を使い分けています。
キャンピングカー持ちの方にはもちろん、アウトドアや災害時などにも役立つ、美味しい炊きたてご飯を食べるための筆者の方法をお伝えします。
そんな筆者は、キャンピングカーに白米を炊く方法を3種類用意。アウトドアでもおいしいご飯を食べるために、飯ごうの「メスティン」、小型の「土鍋」、電気炊飯器の「タケルくん」を使い分けています。
キャンピングカー持ちの方にはもちろん、アウトドアや災害時などにも役立つ、美味しい炊きたてご飯を食べるための筆者の方法をお伝えします。
せまい空間で炊飯しつつ料理も作るなら、固形燃料で炊飯できる「メスティン」がおすすめ
筆者が炊飯に愛用しているのは、ダイソーの「メスティン1.5合 フッ素加工」(税込1100円)。フッ素加工されているため汚れが落ちやすく便利
筆者がキャンピングカーのギャレーなどせまい空間で、炊飯と同時におかずなども調理するときに愛用しているのが、ダイソーの「メスティン1.5合 フッ素加工」(税込1100円)。汚れが落ちやすく後片付けもラクというのが、このフッ素加工されているタイプを愛用している理由です。
加えて、メスティンで炊飯をするときの大きなポイントは、同時におかずも作れるというところにもあります。筆者の場合、せまいキャンピングカーのギャレーでカセットコンロを使って調理を行うのですが、安全性などを考えると2台のカセットコンロを並べては使いたくありません。そこで、カセットコンロでおかずなどを調理しながら、お米を炊く場合にはメスティンを愛用します。
加えて、メスティンで炊飯をするときの大きなポイントは、同時におかずも作れるというところにもあります。筆者の場合、せまいキャンピングカーのギャレーでカセットコンロを使って調理を行うのですが、安全性などを考えると2台のカセットコンロを並べては使いたくありません。そこで、カセットコンロでおかずなどを調理しながら、お米を炊く場合にはメスティンを愛用します。
十分な間隔をとる必要がありますが、カセットコンロとは別に炊飯ができるのがとても便利。複数の調理が同時に可能です
メスティンでの炊飯は、固形燃料やアルコールストーブを使えば、火加減の調整などがいらない半自動で炊飯が可能。手間がかからないのも魅力といえるでしょう。
実際の炊飯は、筆者の場合、無洗米1合に対して水を約250ml使用。30分以上吸水させてから、米を炊き始めます。100円ショップなどで販売されている固形燃料なら25gのものを使い、アルコールストーブを使う場合は30mlをしっかり計ってストーブに入れます。
固形燃料やアルコールストーブを同じく100円ショップなどで販売されているミニストーブに設置し、火をつけたら、しっかりフタをした米と水の入ったメスティンを載せ、燃料が燃え尽きるまで待つだけ。燃料が尽きたらメスティンをタオルなどで包み、逆さまにして15分蒸らせば、炊きたてご飯の完成です。
25gの固形燃料を使った場合、25分程度で燃料が燃え尽きますが、それまで火の調整などは必要ありません。おかげでもう1つのおかずなどの調理に集中できるのも大きなメリット。
メスティンでの炊飯は、手間もかからず、失敗も少ないのもいいところ。しっかりお焦げなどもできるので、アウトドアらしい炊きたてご飯が楽しめます。
実際の炊飯は、筆者の場合、無洗米1合に対して水を約250ml使用。30分以上吸水させてから、米を炊き始めます。100円ショップなどで販売されている固形燃料なら25gのものを使い、アルコールストーブを使う場合は30mlをしっかり計ってストーブに入れます。
固形燃料やアルコールストーブを同じく100円ショップなどで販売されているミニストーブに設置し、火をつけたら、しっかりフタをした米と水の入ったメスティンを載せ、燃料が燃え尽きるまで待つだけ。燃料が尽きたらメスティンをタオルなどで包み、逆さまにして15分蒸らせば、炊きたてご飯の完成です。
25gの固形燃料を使った場合、25分程度で燃料が燃え尽きますが、それまで火の調整などは必要ありません。おかげでもう1つのおかずなどの調理に集中できるのも大きなメリット。
メスティンでの炊飯は、手間もかからず、失敗も少ないのもいいところ。しっかりお焦げなどもできるので、アウトドアらしい炊きたてご飯が楽しめます。
火加減の調整などもいらないので、誰でも失敗が少なく、それでいて電気釜とは違うアウトドアっぽい炊きたてご飯が楽しめるのがメスティンのいいところです
味や気分的には、最もおすすめの炊飯が「土鍋」での調理
キャンピングカーの中で鍋料理にも使うため、筆者はいくつかの小さめの「土鍋」を所有。今回は100円ショップで購入した「土鍋」を使用しました
味や気分といった点では、アウトドアや車中泊、キャンピングカーでの炊飯で筆者が最もお勧めするのは「土鍋」です。
「土鍋」での炊飯は、味や気分といった点では非常に素晴らしいのですが、手間の部分では、今回紹介する3つの方法のなかで、最も面倒です。
というのも、「土鍋」に米と水を入れて吸水させる際、クルマが動いてない状態が30分以上は必要。「メスティン」や「タケルくん」ならしっかりとフタをしておけばクルマの走行時に吸水させておくことも可能ですが、「土鍋」の場合はフタの固定が困難だからです。
「土鍋」での炊飯は、味や気分といった点では非常に素晴らしいのですが、手間の部分では、今回紹介する3つの方法のなかで、最も面倒です。
というのも、「土鍋」に米と水を入れて吸水させる際、クルマが動いてない状態が30分以上は必要。「メスティン」や「タケルくん」ならしっかりとフタをしておけばクルマの走行時に吸水させておくことも可能ですが、「土鍋」の場合はフタの固定が困難だからです。
給水時は写真のような状態になるので、フタをしてもクルマを動かすと水がこぼれてしまうでしょう。このあたりも「土鍋」の面倒なところです
また「メスティン」や「タケルくん」では必要ない火の調整が必要になります。水加減は好みなどもありますが、筆者の場合、無洗米1合に対して、250mlの水を入れ、30分以上吸水させ、炊飯を開始。
カセットコンロの強火で沸騰するまで加熱し、沸騰したら弱火にして約10分。水蒸気が出なくなるか、香ばしいような、焦げるような匂いがしたら、火を止めます。このあと15分ほど蒸らして、「土鍋ご飯」が完成です。
カセットコンロを使用するため、カセットコンロがひとつしかないとほかの料理に使えません。しかも、加熱時間や火の調整を間違うと、焦げたり、生煮えになったりとリスクもあります。
しかし、慣れるとお焦げの量を調整することもできますし、気分も含めいちばんおいしく感じます。土鍋で炊くと炊きたての白米だけでごちそうに感じるのもうれしいところ。「土鍋」は100円ショップで売られているひとり鍋用のものなどが小ぶりで便利です。
カセットコンロの強火で沸騰するまで加熱し、沸騰したら弱火にして約10分。水蒸気が出なくなるか、香ばしいような、焦げるような匂いがしたら、火を止めます。このあと15分ほど蒸らして、「土鍋ご飯」が完成です。
カセットコンロを使用するため、カセットコンロがひとつしかないとほかの料理に使えません。しかも、加熱時間や火の調整を間違うと、焦げたり、生煮えになったりとリスクもあります。
しかし、慣れるとお焦げの量を調整することもできますし、気分も含めいちばんおいしく感じます。土鍋で炊くと炊きたての白米だけでごちそうに感じるのもうれしいところ。「土鍋」は100円ショップで売られているひとり鍋用のものなどが小ぶりで便利です。
「土鍋」で炊き上げると、炊きたての白米それだけで、ごちそうに感じてしまいます。手間はかかりますが、余裕があれば、この方法がいちばんおすすめです
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。