横浜中華街は心が躍るグルメタウンだ。右を見ても、左を見ても、先にも後ろにも中華料理店。どこで食べてもおいしそうだが、どうせならば「絶品」を見つけたいもの。
そこで今回は横浜中華街に詳しい現地の人に推薦してもらった、肉まんの実食レポートをお伝えしたい。
そこで今回は横浜中華街に詳しい現地の人に推薦してもらった、肉まんの実食レポートをお伝えしたい。
おいしい肉まんが食べたい
お土産の肉まん(中華まん)。あまりにもたくさんのお店が肉まんを売っているので、どこで買えばいいのか、どこが特においしいのか、よくわからないと迷ってしまう。
そこで今回ピックアップしてもらったのは定番の名店と「知られざる絶品店」。皆さんがお気に入りのお店はピックアップされているだろうか。ぜひ、肉まん選びの参考にしていただきたい。ちなみに、今回ご紹介する肉まんはすべて、自宅で蒸し直してから食べた。電子レンジでの加熱よりも本格的なテイストに仕上がるので「蒸し器」の利用をお勧めする。
そこで今回ピックアップしてもらったのは定番の名店と「知られざる絶品店」。皆さんがお気に入りのお店はピックアップされているだろうか。ぜひ、肉まん選びの参考にしていただきたい。ちなみに、今回ご紹介する肉まんはすべて、自宅で蒸し直してから食べた。電子レンジでの加熱よりも本格的なテイストに仕上がるので「蒸し器」の利用をお勧めする。
1. 華正樓 横浜中華街新館売店 (税込486円)
昭和14年創業、宮廷料理の流れをくむ北京料理の名店「華正樓(かせいろう)」。中華街大通り沿いにある華正樓新館はレストランと売店が分かれており、お土産用の肉まんは売店で購入する。
あんまん(税込486円)や餃子(10個 / 税込1620円)、焼売(10個 / 税込1620円)なども買えるので、テイクアウトして自宅でちょっと贅沢な中華を堪能したいときにも重宝する店だ。
あんまん(税込486円)や餃子(10個 / 税込1620円)、焼売(10個 / 税込1620円)なども買えるので、テイクアウトして自宅でちょっと贅沢な中華を堪能したいときにも重宝する店だ。
肉まんの生地はてっぺんが極厚で、底部が極薄。うっすらと肉汁が生地に浸透し、にじんでいるのがわかる。それゆえ加熱後は生地が破れやすいので、デリケートに扱いつつ食べ進めたい。
具は円筒状にギュギュッと圧縮されていて、団子のような塊になっているタイプ。味付けはそこそこ強めで、食べ応えという点でも大満足できる逸品だ。
具は円筒状にギュギュッと圧縮されていて、団子のような塊になっているタイプ。味付けはそこそこ強めで、食べ応えという点でも大満足できる逸品だ。
具のほとんどが肉という贅沢さ。ときおり感じるネギとタケノコがシャキシャキ食感で楽しく、後味としてほんのり感じるネギの薫りが味覚と嗅覚を包む。
肉餡の味付けは強め。後述の店「同發(どうはつ)」の肉まんとは対極に位置するといっても過言ではない濃い味付けなので、両店の肉まんを購入して食べ比べしても楽しいかもしれない。
肉餡の味付けは強め。後述の店「同發(どうはつ)」の肉まんとは対極に位置するといっても過言ではない濃い味付けなので、両店の肉まんを購入して食べ比べしても楽しいかもしれない。
店名:華正樓 横浜中華街新館売店
住所:神奈川県横浜市中区山下町164
営業時間:10:00~21:30 土10:00~22:00 (要確認)
定休日:無休 (要確認)
備考:臨時休業や時短営業等の場合がありますのでご確認ください
住所:神奈川県横浜市中区山下町164
営業時間:10:00~21:30 土10:00~22:00 (要確認)
定休日:無休 (要確認)
備考:臨時休業や時短営業等の場合がありますのでご確認ください
2. 中華菜館 同發 新館売店 (税込400円)
中華菜館 同發では、レストランとは別にカフェテリアのように気軽に食べられる「中華菜館 同發 新館売店」のイートインコーナーがある。ここでお土産用の肉まんを購入することができる。
イートインの場合は1個から購入できるが、お土産の場合は2個からの購入となる。
イートインの場合は1個から購入できるが、お土産の場合は2個からの購入となる。
味付けはシンプルかつ繊細。食材のおいしさを生かした肉まんといえる。豚肉、軟骨、タマネギが持つ本来の旨味を前面に引き出した肉まんだ。
肉あんと対比して生地はほんのり甘め。具が生地の甘さを引き立てる流れも楽しめる。
肉あんと対比して生地はほんのり甘め。具が生地の甘さを引き立てる流れも楽しめる。
具は、人によってはもっと味付けが欲しいと思うかもしれないが、そんなときは黒酢やカラシをつけて食べると美味。そう、この肉まんの具、酢やカラシとの相性がぴったりで、ある意味、焼売に近い具ともいえるのだ。
具に黒酢をつけて食べたところ、素のまま食べるのとはまた違ったおいしさを体感できた。具に含まれている軟骨のコリコリとした食感もおいしさに拍車をかける。
具に黒酢をつけて食べたところ、素のまま食べるのとはまた違ったおいしさを体感できた。具に含まれている軟骨のコリコリとした食感もおいしさに拍車をかける。
店名:中華菜館 同發 新館売店
住所:神奈川県横浜市中区山下町164
営業時間:11:00~21:00 (要確認)
定休日:無休 (要確認)
備考:臨時休業や時短営業等の場合がありますのでご確認ください
住所:神奈川県横浜市中区山下町164
営業時間:11:00~21:00 (要確認)
定休日:無休 (要確認)
備考:臨時休業や時短営業等の場合がありますのでご確認ください
クドウヒロカズ
旅人・編集者・ライター
ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長・創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」共に準優勝。日清公認どん兵衛士。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」出版。「月曜から夜ふかし」出演。無人航空従事者試験3級、一級小型船舶免許所持。秘境レポには定評あり。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。