1.ガスレンジの魚焼き器を洗うのが嫌いな方に「電子レンジ調理器 お魚」がおすすめ
「電子レンジ調理器 お魚」(サナダ精工)、キャンドゥにて税込110円で購入。実際には蒸す感じになりますが、焼き魚風や煮魚が調理できます
これに対して「電子レンジ調理器 お魚」は約22×16×8cmのフタ付きのプラスチックケースで、この中にサケなど魚の切り身を入れて3分ほど電子レンジで加熱すると焼き魚風(レンジ蒸し)に仕上がるという仕組みです。また、アジのみりん干しを加熱したり、サバのみそ煮やサンマのショウガ煮といった煮魚もできるといいます。
実際に、サケの切り身を焼いて(蒸して)みましたが、3分でやや火が通り過ぎるほどの状態に加熱できました。残念ながら実際に焼いた焼き魚のような香ばしさはなく、ビジネスホテルの朝食で提供されるような、大量に蒸し上げたサケの切り身をイメージすると近い仕上がりです。味を重視するなら魚焼きグリルには届きませんが、サカナの切り身は食べたいけれど魚焼き器は洗いたくないときにはかなり便利。筆者にもよくあるシーンです。
後片付けが圧倒的に楽なこのアイテム。朝ご飯やお弁当にちょっと切り身が調理したいといったシーンでは、かなり便利なアイテムといえるでしょう。
「電子レンジ調理器 お魚」に小ぶりなサケの切り身を2枚並べてみました。この状態でフタをして電子レンジで加熱すると焼き(蒸し)魚ができあがります
3分ほど加熱したサケの切り身です。写真では分かりづらいですが、少し加熱し過ぎでした。薄い切り身では加熱は2分程度でよかったのでしょう。調理はとても簡単です
2.本当にできるなんて思わなかった「電子レンジ調理器 だし巻きたまご風」は秀逸
「電子レンジ調理器 だし巻きたまご風」(サナダ精工)、キャンドゥにて税込110円で購入。購入時には本当にだし巻き卵風のものができあがるのか、かなり半信半疑でした
だし巻きたまご風の調理はとても簡単。フタを外した「電子レンジ調理器 だし巻きたまご風」に卵をひとつ、水大さじ1.5を加えよくかき混ぜ、600Wのレンジなら、まず30秒加熱。一度電子レンジから取り出し、顆粒だしを小さじ1/3加えて再びよく混ぜ、さらに40秒加熱します。これに、落し蓋の要領で容器の内側にセットして押し付けて使う「押しブタ」を取り付けてロックし、1分待つと完成です。「電子レンジ調理器 だし巻きたまご風」から取り出したものが下の写真のだし巻きたまごになります。かなり驚きの完成度です。
二度目の加熱でかなり膨らんだ卵に押しブタをしてロック、形を整えて完成です。まったく巻いていないので「だし巻きたまご風」なのでしょう
卵ひとつで作れるのはお弁当などに便利。写真は卵ひとつで作ったものですが、小ぶりなだし巻きたまごが3切れといった量です。味は家族にも好評でした
3.もう何もしたくないときに「電子レンジ調理器ラーメン」はかなりいい!
「電子レンジ調理器 ラーメン」(サナダ精工)、キャンドゥにて税込110円で購入。これと袋麺、水、電子レンジだけで即席ラーメンが作れます
一人暮らしだと遭遇しがちな、買い物にも行きたくないし、台所のガス台の前にも立つ気力もない、でもお腹がすいた……という場面。そんなときに「電子レンジ調理器 ラーメン」はとても便利です。即席麺の作り方で指定された量の水を入れて、600Wの電子レンジなら指定時間+3分間加熱。できたらスープの素を入れて混ぜれば完成です。電子レンジに入れたら、できるまで寝そべって待っていれば良いだけと楽すぎる上、「電子レンジ調理器ラーメン」でそのまま食べればドンブリに移し替える必要もありません。
実際の作業以上に、自分が手を抜いたという満足感が味わえるのが「電子レンジ調理器ラーメン」の良いところだと筆者は感じました。また、できあがる即席麺の味は、鍋で作るのとほとんど変わらない、いつもの味です。
即席麺と一緒に野菜も入れて調理しましたが、容器に余裕もあるのでまったく問題なし。カップめんではできない、袋麺の良さです
野菜にプラスして生卵もトッピングして実食。仕上がりはまったく問題ありません。筆者が実際に使うときには、素ラーメンもしくは生卵のトッピングになりそうです
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。