ビジネスチャット「Slack」で仕事をしていると「あの人との仕事はラクだな〜!」と感じることが多々あります。
誰かの仕事を「ラク」にするということは、「話が伝わらない」が極力少なく、軌道修正がすぐに行えて、摩擦がないことだと私は考えます。とはいえ、なにか特別なことをしているわけでもないのに差がつくのはなぜ? これはきっと、文章力だけじゃないはず。そこで、今までのSlackを使った仕事経験を振り返って考えてみました。
誰かの仕事を「ラク」にするということは、「話が伝わらない」が極力少なく、軌道修正がすぐに行えて、摩擦がないことだと私は考えます。とはいえ、なにか特別なことをしているわけでもないのに差がつくのはなぜ? これはきっと、文章力だけじゃないはず。そこで、今までのSlackを使った仕事経験を振り返って考えてみました。
ビジネスチャットを使うと、もうメールには戻れない
かつて私が働いていたゲーム会社では、社内の連絡手段はメーリングリストが主でした。当時はそれなりにうまくコミュニケーションをとっていたとは思うのですが、2021年の今、メーリングリストが担っていた「社内の連絡手段」はビジネスチャットツールが引き継いでいます。
今や私は、「もうメールとか無理!」とすら思っています。新規の連絡や社外の方との連絡ではメールはまだまだ現役であるものの、プロジェクトメンバーとの連絡手段がメールだとホント、煩雑に感じるのです。
もはや「メーリングリストでみんなで話し合いましょ!」みたいな現場に入ると途端に伝達ミスが頻発して、プロジェクトが焦げ付くイヤな予感でいっぱいになる。昔はあんなにメーリングリストをきちんと使いこなしていたのに! 人間、便利なツールに脳みそが最適化するものなんですね。
「便利便利」と誉れ高いビジネスチャットツールではありますが、心の底から「ああ、便利〜!」と感じながら仕事をするためにはいくつかコツがあると思います。今回はSlackで私が気をつけているコツをご紹介します。
今や私は、「もうメールとか無理!」とすら思っています。新規の連絡や社外の方との連絡ではメールはまだまだ現役であるものの、プロジェクトメンバーとの連絡手段がメールだとホント、煩雑に感じるのです。
もはや「メーリングリストでみんなで話し合いましょ!」みたいな現場に入ると途端に伝達ミスが頻発して、プロジェクトが焦げ付くイヤな予感でいっぱいになる。昔はあんなにメーリングリストをきちんと使いこなしていたのに! 人間、便利なツールに脳みそが最適化するものなんですね。
「便利便利」と誉れ高いビジネスチャットツールではありますが、心の底から「ああ、便利〜!」と感じながら仕事をするためにはいくつかコツがあると思います。今回はSlackで私が気をつけているコツをご紹介します。
その1:スマートフォンにSlackを入れましょう
PCで仕事をするとしても、まずはあなたのお手持ちのスマートフォンにアプリのSlackを入れましょう。話はそれからです。
Slackはスマートフォンでも読みやすいレイアウトだと思います。あと「誰々です」といちいち名乗らなくても発言者のアイコンが出ているので、誰が何を言っているのか即わかる。
「わかりました!」「ありがとう!」くらいの簡単な返事なら、PCをわざわざ立ち上げずにスマートフォンでチャチャっと送れるので便利です。それに「ありがとう!」ってすぐに返事が来るとうれしいものです。
Slackはスマートフォンでも読みやすいレイアウトだと思います。あと「誰々です」といちいち名乗らなくても発言者のアイコンが出ているので、誰が何を言っているのか即わかる。
「わかりました!」「ありがとう!」くらいの簡単な返事なら、PCをわざわざ立ち上げずにスマートフォンでチャチャっと送れるので便利です。それに「ありがとう!」ってすぐに返事が来るとうれしいものです。
その2:通知をオンにしましょう
スマートフォンでのプッシュ通知を苦手に思う人もいらっしゃるとは思いますが、Slackでは割り切って通知をオンにしましょう。前述したようにチャチャっと即レスができますし、緊急性の高い連絡をいち早くキャッチできるからです。
「そんな四六時中仕事の通知がきたら困るよ!」という方、安心してください。次の設定を行えばあなたのフリーダムタイムは確保されます。
「そんな四六時中仕事の通知がきたら困るよ!」という方、安心してください。次の設定を行えばあなたのフリーダムタイムは確保されます。
その3:「通知スケジュール」を決めましょう
Slackの通知が24時間バンバン届いたら身も心も持たない! わかります。私も嫌です。だからメリハリをつけましょう。
Slackからの通知を受け取るスケジュールはあらかじめ決めておくことができます。たとえば「朝8時から夜7時まで」「平日のみ」「ログアウトして何分後以降は通知を受け取る」など、細かく設定できます。
Slackでのあなた個人の設定はすべて「プロフィール」で決めることができます。
Slackからの通知を受け取るスケジュールはあらかじめ決めておくことができます。たとえば「朝8時から夜7時まで」「平日のみ」「ログアウトして何分後以降は通知を受け取る」など、細かく設定できます。
Slackでのあなた個人の設定はすべて「プロフィール」で決めることができます。
もちろん、「毎日通知を受け取りたいぜ!」という姿勢だってOK
また、チームメンバーに「私は休日はSlackをあまり見てないよ」などとあらかじめ伝えて、緊急の連絡方法も決めておくと、社内のコミュニケーションが円滑に進みます。
「この人は、いつなら連絡がとれるのか?」が明らかになっているのは、「なんだかいつでも連絡がつく」よりも大切なことだと私は思います。
「この人は、いつなら連絡がとれるのか?」が明らかになっているのは、「なんだかいつでも連絡がつく」よりも大切なことだと私は思います。
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori