その8:無数に生まれる「チャンネル」で迷子にならないために。命名規則をメンバー同士で決めて守りましょう
ビジネスチャットツールでは、チャンネルはやがて乱立します。そうなると「あの話、どこでやったっけ?」と思い出せないこともあります。
Slackのプロジェクト全体でキーワード検索をすることも、ひとつの解決法ではありますが、一手間かかります。
なので、チャンネルの命名規則をメンバー同士で決めて、チャンネルを見つけやすくすると、あとあとラクになります。
私のオススメは、チャンネル名に「-」(ハイフン)や「_」(アンダースコア)を使うことです。たとえば、チャンネル名を「部署名-予算について」「部署名-なんでも相談窓口」「雑談- おすすめのランチスポット」などと命名していけば、そのチャンネルの特徴がわかりやすくなります。
ブラウザーのChromeでSlackを閲覧している人なら、Chromeの拡張機能「Slack Channels Grouping」を使うと、さらに便利。ハイフンやアンダースコアで区切られた各チャンネルが階層構造にまとまります。
Slackのプロジェクト全体でキーワード検索をすることも、ひとつの解決法ではありますが、一手間かかります。
なので、チャンネルの命名規則をメンバー同士で決めて、チャンネルを見つけやすくすると、あとあとラクになります。
私のオススメは、チャンネル名に「-」(ハイフン)や「_」(アンダースコア)を使うことです。たとえば、チャンネル名を「部署名-予算について」「部署名-なんでも相談窓口」「雑談- おすすめのランチスポット」などと命名していけば、そのチャンネルの特徴がわかりやすくなります。
ブラウザーのChromeでSlackを閲覧している人なら、Chromeの拡張機能「Slack Channels Grouping」を使うと、さらに便利。ハイフンやアンダースコアで区切られた各チャンネルが階層構造にまとまります。
また、そのチャンネルでのやりとりが一区切りしたら、チャンネルから退出したり、チャンネルそのものをアーカイブするのも手です。人が扱える情報の量なんて限られていますからね。
その9:ビジネスではメリットが薄いです。DMは使いすぎないように
仕事でのやりとりに関して「社員間のDM」を禁止する企業は少なくありません。私も、DMは次のリスクをはらんでいると考えています。
(1)一対一のやりとりで、ハラスメントの温床となる
(2)情報共有が滞る
とくに(2)によって起こるトラブルは何度も目にしています。Slackで特定の1人とDMでやりとりしてしまうと、あとでほかのメンバーに情報共有するのがとても面倒なのです。
とはいえ、秘匿性の高い会話など、オープンチャンネルで話せないこともあります。最小メンバーで連絡したい場合は、鍵付きのプライベートチャンネルを立て、そこでやりとりを行うと便利です。あとで「この話は誰々さんにも参加してもらおう!」となったら、鍵付きチャンネルにメンバーを招待すれば済むからです。
なお、後から参加したメンバーは、そのチャンネルの過去のやりとりを遡って読めます。
もし誰かからDMで仕事の話を振られたら「チャンネルでやりとりしませんか?」とさりげなく誘導するのも大切なことです。
チームで仕事をするときに、個人で仕事の情報を抱えていいことなんて、あんまりないですよ!
もし、個人のプライベートチャンネルが自由に作れない環境の場合は、前もって「部署名-プロジェクト名」「部署名-プロジェクト名-現場チーム」といった形でチャンネルを分けておくのもオススメです。
(1)一対一のやりとりで、ハラスメントの温床となる
(2)情報共有が滞る
とくに(2)によって起こるトラブルは何度も目にしています。Slackで特定の1人とDMでやりとりしてしまうと、あとでほかのメンバーに情報共有するのがとても面倒なのです。
とはいえ、秘匿性の高い会話など、オープンチャンネルで話せないこともあります。最小メンバーで連絡したい場合は、鍵付きのプライベートチャンネルを立て、そこでやりとりを行うと便利です。あとで「この話は誰々さんにも参加してもらおう!」となったら、鍵付きチャンネルにメンバーを招待すれば済むからです。
なお、後から参加したメンバーは、そのチャンネルの過去のやりとりを遡って読めます。
もし誰かからDMで仕事の話を振られたら「チャンネルでやりとりしませんか?」とさりげなく誘導するのも大切なことです。
チームで仕事をするときに、個人で仕事の情報を抱えていいことなんて、あんまりないですよ!
もし、個人のプライベートチャンネルが自由に作れない環境の場合は、前もって「部署名-プロジェクト名」「部署名-プロジェクト名-現場チーム」といった形でチャンネルを分けておくのもオススメです。
その10:みんながよく確認するリファレンスは「+関連ページ」に登録しましょう
そのチャンネルでよく参照する資料やオンラインストレージがある場合は、チャンネルのタイトルの下にある「+関連ページを追加する」からURLを登録しておくと便利です。
また、「ピン留め」も便利です。私は、チャンネルでの重要な発信をあらためてメンバー全員に見返してもらいたいときに活用しています。こちらは各発信の右上にある「その他」という設定から登録できます。
以上、Slackでスムーズに仕事をするためのTips 10選でした。ちょっとした工夫や気遣いで仕事がスムーズに運ぶのは対面でもオンラインでも同じ! Slackは丁寧なコミュニケーションが簡単に行えるツールです。ぜひご活用ください。
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori