バトルが楽しい!戦略で攻めて楽々攻略
溝を掘ることで敵モンスターがこちらに近づけないようにしてから、対岸より遠距離武器で一方的に攻撃!卑怯すぎて爽快だ
スライム床を敷き詰めた孤島にモンスターのCavelingを同居させてみた実験結果。定期的に復活したスライムはCavelingによって撃滅させられ、アイテムのみが残っているのが分かる。また、Cavelingを1体しか入れていないはずなのにCavelingが増えたり、巨大なCaveling Bruteが出現している場合もあり、Caveling自身から新たなモンスターが発生している可能性が高そうだ
他のボスと比べると、イモムシたちのボスHive Motherについてはさまざまな戦略で攻略できるのが面白い。例えば、画像のように戦闘中にイモムシ軍団が湧き出るポイントをあらかじめ壁でふさいでしまう攻略方法や、ギリギリのところに穴を掘って溝を作り、溝の奥から遠距離武器で攻撃する方法などいろいろな戦略が楽しめる
なんとか隠しボスのうち1体の討伐に成功。かなりの強敵で何度かやられてしまった。敗北の痕跡である墓標もちゃんと残っているのが生々しい
もう1体の隠しボスを召喚するアイテムは既に所持しているのだが、肝心の出現ポイントが未発見……探さねば……
とにかくハマれる、アップデートに期待大
本作にはマルチプレイの機能もあり、複数のプレーヤーで同じワールドをプレイ可能です。今回は筆者は試していませんが、友達に手伝ってもらいながらボスを討伐するのも面白そうです。
今までサンドボックスにイマイチハマれなかった人でも、本作にはRPG要素があるのでプレイのとっかかりとなり、意外と楽しめるかもしれません。そしてサンドボックスが好きな人にはぜひやってみてほしい1本です。本稿を読んで楽しいと感じた人なら、間違いなく筆者と同じように土壁を延々と掘り続けることでしょう。
本作は未だに完成していない「未完の大器」です。正式版が出るまでにどのように進化するかは未知数ですが、ストーリーのラスト、キャラクターメイキングの充実、新しいアイテムなど、無限の可能性を秘めています。
近日予定のアップデートでは、水上を移動するための手段が手に入るという噂も聞いています。アップデートでさらにすごいゲームへと変貌を遂げるのか、今後の展開にも期待したいところです。
本編では触れなかったが、もう1つの重要な要素に「お買い物」がある。ボス討伐後に手に入るアイテムを使うと、謎の商人を拠点に招待できるのだ。彼らは拠点に滞在し、話しかけるとアイテムを売買してくれる。商人が販売するアイテムは、基本的には素材などのフィールドで手に入る物がほとんどだが、ボスの復活用アイテムや最強装備の設計図など、ここでしか買えないアイテムも存在するので、行き詰まった人は未所持のアイテムを彼らから買ってみるといいかも
キャラクターの手持ちのアイテムや装備を持ち越した状態で新たなワールドを冒険できるのです。
さらに、その新たなワールドで入手したアイテムは、元のワールドに戻っても継続して所持しています。つまり、レアアイテム狙いでボスを何度も攻略したい場合にこの方法を使えば、かなり効率よくボス退治が楽しめます。
もちろん、本来のワールドでもボス復活用アイテムを使えば簡単にボスを呼び出せますが、手間と時間が若干かかるため、「強くてニューゲーム」をオススメしたいところです。
別ワールドを作成して、既存の高レベルキャラを選択して挑戦してみた。巨大なボスGhormもほとんどダメージを受けることなく、ラクラク撃破! レアアイテム狙いで何度もトライするのも面白そうだ。なお、アイテムについてはバックパック含めて手持ちの物を全て持ち込み可能だ
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。