BBQの季節到来!?マニアが本気でヘビロテする焼き肉プレート3選

齋藤 千歳

Specialグルメ使ってみた

暖かくなると外でお肉を焼きたくなる

3枚の焼き肉プレートを使い分けて満足度をアップ

みなさんは、天気が良くて暖かいと、何をしたくなりますか? 筆者は暖かくて天気が良いと、屋外で肉を焼きたくなります。

北海道民にとって屋外での「外焼き肉」はごく日常です。ちなみに北海道では「バーベキュー」は串刺しにしたものをしっかり焼く本格的なもので、鉄板などで肉や野菜を焼いて食べる料理をほぼ「焼き肉」と呼びます。

どれだけ外焼き肉が一般的かというと、2018年に北海道胆振東部地震で北海道全体が大規模停電になった日のこと。その日もお天気が良かったのですが、多くの道民が「冷凍庫の肉が溶けてしまうから」という理由で、早朝から庭で肉を焼き始めたことは、他県民を驚かせたようです。しかし、道民的にはその判断はごく一般的と言えるでしょう。

筆者も、そんな「外焼き肉大好き!」な道民のひとりですが、なにせ結構な頻度で外焼き肉をするので、毎回炭火を使うと用意も後片付けも大変です。そこで筆者はカセットコンロで簡単に使える「焼き肉プレート」を愛用しており、気になるものがあると、片っ端から試しています。その結果、現在はイワタニの「焼肉プレート(S)」と「焼肉グリル」、パール金属の「ふっ素樹脂加工アルミ鋳物製深型ジンギスカン鍋28cm 」の使い分けが定番になっています。

今回の記事では、なぜこの3枚を使い分けているのか? そのメリットはどこなのかを含めて、みなさんにご紹介したいと思います。

【室内用】煙も少なく後片付けも簡単 ! 普段使いならイワタニの「焼肉プレート(S)」

室内はもちろん、屋外でもおすすめのコンパクトなフッ素加工プレート

カセットガスコンロの定番イワタニの「焼肉プレート(S)」。実勢価格は1900円前後と価格もリーズナブル

カセットこんろで有名なイワタニの純正オプションとして、実は「焼肉プレート(S)」があります。筆者はこのカセットこんろ用プレートのシリーズが好きで、大半のアイテムを実際に使用しましたし、同じイワタニの「焼肉プレート(L)」も所有しています。しかし、筆者が普段もっとも使用しているのが、この「焼肉プレート(S)」です。

「焼肉プレート(S)」は本体サイズ(直径×高さ)約275×46mm。プレートの直径は約250mm、重量が約550gです。これに対して「焼肉プレート(L)」は本体サイズ(直径×高さ)が337×50mm、プレートの直径は305mm、重量が約840g。ちなみにどちらもプレート(本体)はアルミダイカストにフッ素樹脂加工、水受け皿部分はスチールにフッ素樹脂加工です。

数枚レベルの肉は中央部分だけで十分に焼けますし、煙の発生も少ないので、室内外で使えるのが「焼肉プレート(S)」の良いところです

「焼肉プレート(S)」と「焼肉プレート(L)」の面積比は約1.5倍。「焼肉プレート(L)」の価格は実勢で2500円程度なので、大は小を兼ねると考えると「焼肉プレート(L)」のほうが便利なのではという意見もあるでしょう。しかし、筆者は「焼肉プレート(S)」派です。

理由は肉の焼き方にもあるのでしょう。筆者は、人数×1枚ずつ焼きたい派です。そのため3人家族のわが家なら3枚ずつ、お客さんがいても4〜5枚ずつ肉を焼くので、プレートに広い面積はいりません。

逆に味付け肉などをごちゃっとプレートに乗せて、一気に大量に焼きたい方は、プレート面の広い「焼肉プレート(L)」が向いているのではないでしょうか。このあたりには、好みの使い方があると思います。

プレート部分と水受け皿の2つのパーツから構成されている「焼肉プレート(S)」。どちらもフッ素樹脂加工されています

実際にこのプレートを使って焼くと、思った以上に煙が出ないことに感心します。プレート部分の切り込みや水受け皿の構造によって、肉を焼いたときに発生する脂がカセットこんろの炎に直接触れないようになっていることが煙が少ない理由のようです。

また、肉を載せる前にプレートを十分に暖めておき、実際に肉を焼くときはコンロの炎を弱めにすると、煙の発生が少なくなります。煙の発生が気になるときはぜひ試してみてください。

煙の発生が少ないので、外で使う際にはもちろん、筆者は室内でも「焼肉プレート(S)」を使っています。室内でも使用できるレベルなので、ベランダなどでも楽しむことができるのではないでしょうか。

そして、「焼肉プレート(S)」が、我が家でもっとも使用頻度が高い理由は後片付けが簡単なこと。小さいというアドバンテージもありますが、プレート、水受け皿ともにフッ素樹脂加工がされているので、焼き肉を行ったあともスポンジなどで洗えば簡単に汚れが落ちてくれます。面倒くさがりの筆者にはぴったりです。

簡単手軽で場所も選ばないイワタニの「焼肉プレート(S)」はぜひ試していただきたい逸品といえます。

【深型】過去に数枚ダメにしてたどり着いた「ふっ素樹脂加工アルミ鋳物製深型ジンギスカン鍋」

後片付けが面倒なのでホットプレートでも代用できるが、この形はテンションが上がる

アルミフッ素樹脂加工で深型タイプが素晴らしいパール金属の「ふっ素樹脂加工アルミ鋳物製深型ジンギスカン鍋28cm 」

わが家はおそらく祖父の代から3代以上続く北海道民で、ジンギスカンも大好きです。しかし、筆者の実家にはしゃぶしゃぶ鍋やすき焼き鍋はありましたが、ジンギスカン鍋はありませんでした。

親戚に聞くと、みなさんがジンギスカンと聞いて想像される、ジンギスカン鍋の野菜の上に乗っている「丸い薄切り肉」は、北海道で羊毛を生産しようと羊を育て、そのなかで年老いた羊をつぶしたときに出るマトン肉を丸めて薄切りにしたものだそうです。現在、日本国内で消費される羊肉のうち国産は1%以下の高級品で、普段口に入るようなものではありません。そして、輸入される羊肉のほとんどはラム肉なので、昔のように匂いの強いマトンに日本国内で出会うのは難しいようです。

また、日本国内での羊毛の生産はうまくいかなかったようで、筆者が子どものときに頻繁に食べていたジンギスカンは、各メーカーのタレに漬け込まれた味付けジンギスカン。ほとんどがラムでした。実はジンギスカンといえば、味付けと思っている道民も多いのではないでしょうか。

そして、この味付けジンギスカンともやしを主体とした野菜を一緒に煮焼くようなイメージで調理するのが、北海道の家庭で作られるジンギスカンなのです。そのためジンギスカン鍋よりも、ホットプレートなどのほうが圧倒的に調理しやすい。結果、実家にはジンギスカン鍋がありませんでした。

「ちゃんとジンギスカン鍋の形をしていて、深型でフッ素樹脂加工!」と道民の友人に見せたところ、「どこで売っているのか」と聞かれました

とはいえ、わが家でジンギスカンが行われるのは内地(北海道の人は本州を内地と呼びます)から知人や友人が訪ねてきた時が圧倒的です。家族だけなら、焼き肉とジンギスカンだと3:1で焼き肉なので、ジンギスカンは「たまにはジンギスカンにするか」といったイメージ。

そして「今日はジンギスカンね」となったあと、味付けジンギスカンが出てきたくらいまではいいのですが、ホットプレートを出したときの多くの友人の「それじゃない感」。これを解消するためだけに使い勝手も悪く、後片付けも面倒なジンギスカンなどを何度も購入していました。鋳物製のジンギスカン鍋は後片付けや保管が悪いとサビたり、カビたりするのです。

イメージの問題はあるけど「ジンギスカン鍋はもういいか」と思っていた筆者が発見したのが、パール金属の「ふっ素樹脂加工アルミ鋳物製深型ジンギスカン鍋28cm 」です。実勢価格は2500円前後。

実際に煮焼くような感じで調理したジンギスカン。もやしなどの野菜にしっかりと味が染み込むので、野菜もおいしく食べられます

写真を見てもらうとわかるのですが、パール金属の「ふっ素樹脂加工アルミ鋳物製深型ジンギスカン鍋28cm 」は、中央部はやや膨らんでいるものの、縁は約50mmの高さがあるので、ちょっと底が膨らんだ浅めの鍋といった感じです。大きさは幅345×奥行き295×高さ50mm、重さは約880g、アルミニウム合金でできた鍋は表面がフッ素樹脂加工されています。

おかげでもやしを主体とした野菜を大量に投入した上に、味付けジンギスカンをタレと一緒に投入して、簡単に煮焼くように仕上げられます。しかも、ジンギスカン鍋らしいスタイルは維持。北海道では、汁気の多いジンギスカンの仕上げは煮焼きうどんが定番なのですが、こちらも気持ちよく調理できます。素晴らしい!

しかも、表面はフッ素樹脂加工されているので、後片付けもスポンジで洗うだけで、とても楽。そのうえ、鋳物のジンギスカン鍋のように微細な凹凸のなかにタレやこびりつきなどが残ることもないのでカビる心配はもちろん、そもそもアルミ鍋なのでサビる心配もありません。見た目も性能も納得のパール金属の「ふっ素樹脂加工アルミ鋳物製深型ジンギスカン鍋28cm 」はとてもおすすめです。

【屋外用】専門店並みのクオリティーを目指すならイワタニの「焼肉グリル」

煙も多いし、後片付けも面倒だが、外でおいしく食べたいときはこれの出番

わが家のラスボスともいえる、イワタニの「焼肉グリル」。おいしいを優先したいときは、迷わずこれです

イワタニのカセットこんろ用プレートには実は9種類もラインアップされていて、「焼肉プレート」が3サイズ、「鉄板焼プレート」「網焼プレート」、さらに「焼肉グリル」と、半数が肉を焼けるタイプ。そのほとんどを、実際に試してみました。

そして、このイワタニのカセットこんろ用プレートのなかでも「本格的な焼肉を!」とキャッチコピーが付けられているのが「焼肉グリル」です。実勢価格は3800円前後。

大きさは290×270×57mmと今回紹介したほかの2つと大きく変わらないのですが、重さは約2.3kg。鉄鋳物製のためか、3〜4倍近い重さになります。プレートは鉄鋳物で食用油焼き付け加工、水受け皿はホーロー加工のスチールと、全体が鉄製でフッ素加工などは施されていません。見た目からもかなり本気の仕様です。

おいしく外で食べたいと思ったら、筆者は迷わずイワタニの「焼肉グリル」。すでに煙や焦げ付きもおいしさの演出に感じます

基本的にはプレートと水受け皿の構造上、焼いた肉の脂が直接コンロの炎の上に落ちたりはしないのですが「焼肉プレート」に比べて、発生する煙の量は多い印象。そのため、筆者は「焼肉グリル」は屋外で使うことにしています。家の中で使うには、ちょっと煙が出すぎる印象なのです。

それでなくても重い「焼肉グリル」の水受け皿には、約540mlの水を入れて使用するのですが、イワタニのカセットこんろを使えば、ゴトクがしっかりとはまるのでガタつきなどが少なく安心して使えます。そして、焼き上がる肉の味は、かなり本格的な焼き肉専門店の味です。

ガスでおいしく肉を焼くポイントのひとつが、「温度の保持できる厚い鉄板を使うこと」。確かに、ガスグリルを使ったおいしい焼き肉専門店の多くは網ではなく、厚い鉄板の網を使っているように思います。また「焼肉グリル」約2.3kgに対して「焼肉プレート(S)」は約550g。プレートの厚みもかなり違いますし、アルミと鉄という差もあります。

これらの違いから「焼肉プレート(S)」に比べても「焼肉グリル」は、焼き肉専門店と変わらないような、本格的な焼き肉が味わえるようです。

鉄鋳物製のプレートがずっしりと重い「焼肉グリル」。ほかのアルミプレート製とは異なる迫力があります

筆者は同じ肉でも「焼肉グリル」で焼いたほうがおいしく感じるわけです。であれば、普段の焼き肉も「焼肉グリル」で良いじゃないかという意見もあるでしょう。筆者もそう思います。でも、後片付けが面倒なんです。

プレートが鉄鋳物製の「焼肉グリル」は、使った行ったあと、焦げ付いた汚れなどをスポンジで軽く洗えば簡単に取れるといった状況にはなりません。かなりしっかりと洗う必要があります。また、サビなどを防ぐため洗った後は、サッと空焚きしたあと、食用油を引いてから保管する必要があるなど、後始末も面倒なわけです。

そのため筆者は、煙が出るので外で調理できるほど天候に恵まれ、できるだけおいしく食べたい肉が手に入ったときしか「焼肉グリル」を使いませんが、それでも専門店並みのクオリティーに仕上がる「焼肉グリル」はおすすめです。

外で肉を焼くとテンションが上がりませんか!

遠出しなくても自宅の庭やベランダでデイキャンプ気分が味わえるのが◎

筆者の幼い甥は、「キャンプって大人が集まって外で焼き肉を食べて、ビールを飲むことだと思っていた」と言っていましたが、筆者もデイキャンプと外焼き肉の違いがよくわからないぐらい、アウトドアと焼き肉はセットです。

キャンプで焼き肉となると遠くまで出掛ける必要がありますが、カセットガスコンロを使った外焼き肉なら、自宅の庭やベランダなどにテーブルをひとつ出せば、十分に楽しめてとても気軽です。炭火などを利用する本格的な焼き肉に比べると、後片付けも簡単ですから、天気のよい休日に思いつきの気分転換としても楽しめるでしょう。

筆者は自宅の冷凍庫に冷凍の味付けジンギスカンや半額で購入したちょっと高めの焼き肉用の肉などをストックしていることが多いので、暖かくなると自宅の庭で、紹介した3つの焼き肉プレートを使って外焼き肉を楽しんでいます。下手すると普通に食事を料理するよりも、準備も後片付けも簡単だったりするので、とてもおすすめ。ぜひお試しください。

齋藤 千歳

フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。

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