就職や進学などで新たな生活を迎える人が多い春ですが、新生活準備の中でも最も重要なのが「住まい」ではないでしょうか。就職先や進学先に行きやすい沿線選びから、築年数や駅までの距離、部屋の広さや間取り、周辺環境のチェック、遊びに行く繁華街や買い物に行くスーパーマーケットやショッピングセンター、図書館、息抜きをする公園へのアクセスなど、さまざまなチェックポイントがあります。
最近ではスマートフォンで物件を検索できるアプリも増えており、以前に比べてかなり住まいの準備がしやすくなりました。そうした中で、今後は「契約のしやすさ」や「トラブル対応の素早さ」などが重視されていくのではないかと考えられます。
例えば、従来は対面でしか行えなかった「重説(重要事項説明)」が2017年からはビデオ会議システムなどを用いた「IT重説」が本格運用されるようになり、賃貸物件検索サービスでも「IT重説対応物件」で検索できるようになっています。現在は一般消費者が当たり前のようにスマートフォンを利用してさまざまなサービスにアクセスできるようになっており、不動産業界もそれに合わせて進化をしている状況なのです。
こうした状況から、不動産テック事業を推進するGMO ReTech株式会社は2021年1月に賃貸管理会社向けの「GMO賃貸DX入居者アプリ」の提供を開始しました。これは不動産管理会社と不動産オーナー間で発生するコミュニケーションをスマートフォンアプリ上で行える「GMO賃貸DXオーナーアプリ」に続く、不動産テックのサービスブランド「GMO賃貸DX」の第2弾という位置付けになります。
最近ではスマートフォンで物件を検索できるアプリも増えており、以前に比べてかなり住まいの準備がしやすくなりました。そうした中で、今後は「契約のしやすさ」や「トラブル対応の素早さ」などが重視されていくのではないかと考えられます。
例えば、従来は対面でしか行えなかった「重説(重要事項説明)」が2017年からはビデオ会議システムなどを用いた「IT重説」が本格運用されるようになり、賃貸物件検索サービスでも「IT重説対応物件」で検索できるようになっています。現在は一般消費者が当たり前のようにスマートフォンを利用してさまざまなサービスにアクセスできるようになっており、不動産業界もそれに合わせて進化をしている状況なのです。
こうした状況から、不動産テック事業を推進するGMO ReTech株式会社は2021年1月に賃貸管理会社向けの「GMO賃貸DX入居者アプリ」の提供を開始しました。これは不動産管理会社と不動産オーナー間で発生するコミュニケーションをスマートフォンアプリ上で行える「GMO賃貸DXオーナーアプリ」に続く、不動産テックのサービスブランド「GMO賃貸DX」の第2弾という位置付けになります。
「GMO賃貸DX入居者アプリ」のWebサイト
物件内でのお知らせや設備故障対応などをアプリ上で行える
「GMO賃貸DX入居者アプリ」は、マンションやアパートなど賃貸物件の掲示板などに掲示されるお知らせのほか、ガス給湯器の故障や水漏れなど設備トラブル時のやり取りなど、不動産管理会社と入居者との間で発生するさまざまなコミュニケーションをスマートフォン上で行えるアプリです。
アプリ内のメッセージ一覧の例
不動産管理会社が提供する専用アプリを入居者がダウンロードすることで、コミュニケーションをオンライン上で一元管理できる点が特徴です。賃貸借契約書のほか、建物や物件の詳細情報、設備のパンフレットなどの書類もアプリ内に保存しておくことができます。家具をそろえる場合に部屋のサイズを確認したり、設置されている設備の使い方や機能をパンフレットで確認するといったことがアプリで簡単に行えるため、入居者側にも大きなメリットといえるでしょう。
賃貸借契約書の例
物件情報の例
さらにアプリのオプション機能として電子契約機能も備えており、不動産管理会社との賃貸借契約や更新契約といった、契約締結から管理までも、アプリ上で行えるようになっています。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。