家庭内リモート格差
夫婦ともにリモートワークなのですが、昼休みは一緒に食事することにしています。
夫が「家にいるとはいえ、お互い仕事なんだから、昼間は家事なんかいいよ。ランチは買うか、食べに行こう」と言ってくれるのはすごく助かってます。でも、夫は食にこだわるタイプ。近所で食べたいものが見つからないと「隣の駅まで歩こうよ」と言い出す気分屋な一面も。
それじゃ、お昼休みの1時間のうちに戻ってこられませんよね。
夫は役員なので、お昼休みくらい多少ルーズでも問題ないようですが、私の会社は勤怠管理が厳しくて、一定時間、PC操作がないと、休憩としてカウントされてしまいます。リモートできる職種とそれ以外で格差があるような言われ方をしますが、リモートできる夫婦の間にも格差はあるよ!と思いますね。
(40歳・旅行関連・女性)
「リモートワークOK」と言っても、会社や役職によって自由度はさまざま。ある程度、業務の進捗を報告していればよいというところもあれば、「5分間マウスの動きがない場合は、休憩しているものとみなす」という職場もあるようです。そんなリモートワークの自由度の差が、夫婦間での格差のように見えることも。快適なリモートワークのためには、お互いの社風やムードのすり合わせが必要となるでしょう。仕事のペースが合わない夫婦は、勤務時間中はあえてコミュニケーションを取らないほうが、ストレスが軽減されることもありそうです。
夫が「家にいるとはいえ、お互い仕事なんだから、昼間は家事なんかいいよ。ランチは買うか、食べに行こう」と言ってくれるのはすごく助かってます。でも、夫は食にこだわるタイプ。近所で食べたいものが見つからないと「隣の駅まで歩こうよ」と言い出す気分屋な一面も。
それじゃ、お昼休みの1時間のうちに戻ってこられませんよね。
夫は役員なので、お昼休みくらい多少ルーズでも問題ないようですが、私の会社は勤怠管理が厳しくて、一定時間、PC操作がないと、休憩としてカウントされてしまいます。リモートできる職種とそれ以外で格差があるような言われ方をしますが、リモートできる夫婦の間にも格差はあるよ!と思いますね。
(40歳・旅行関連・女性)
「リモートワークOK」と言っても、会社や役職によって自由度はさまざま。ある程度、業務の進捗を報告していればよいというところもあれば、「5分間マウスの動きがない場合は、休憩しているものとみなす」という職場もあるようです。そんなリモートワークの自由度の差が、夫婦間での格差のように見えることも。快適なリモートワークのためには、お互いの社風やムードのすり合わせが必要となるでしょう。仕事のペースが合わない夫婦は、勤務時間中はあえてコミュニケーションを取らないほうが、ストレスが軽減されることもありそうです。
キャラ違いを指摘される
旦那は別の会社の人なので、今までお互いの仕事中の姿を見たことがありませんでした。
そのせいか、仕事モードの私の口調や態度が普段と違うことを指摘されるとイラっとしますね。
「おっとりしているイメージだったけど、結構言うじゃん(笑)」とか「あんな感じで、職場で怖いって言われてない?(笑)」とか……。
私のいる業界は忙しいし、仕事とプライベートでキャラが違うのなんか当たり前じゃないですか? 夫もストレスがたまっているのかもしれませんが、仕事モードの自分をからかわれるのはモヤモヤしますね。電話や、Zoomの打ち合わせ姿を見せたくなくて、別室に移動することもあります。
(28歳・IT・女性)
リモートワークになって、家族の「会社での一面」をはじめて見た人も多いはず。
書斎がない間取りの家も多く、「自分と自分以外の家族がリモート実施」の家庭のうち59.9%が「リビングやダイニングで仕事をしている」と回答。食事や余暇の時間も含めると、夫婦二人ともが、ほぼ一日中リビングにいる状態も珍しくないようです。そして、およそ2割の人が「家族の生活音や仕事の会話が気になり集中できない」と回答しています。
オフィスで働いているときは、周囲の人のことはさほど気にならない人も、家族となると何かと気にかけてしまうのかもしれません。
そのせいか、仕事モードの私の口調や態度が普段と違うことを指摘されるとイラっとしますね。
「おっとりしているイメージだったけど、結構言うじゃん(笑)」とか「あんな感じで、職場で怖いって言われてない?(笑)」とか……。
私のいる業界は忙しいし、仕事とプライベートでキャラが違うのなんか当たり前じゃないですか? 夫もストレスがたまっているのかもしれませんが、仕事モードの自分をからかわれるのはモヤモヤしますね。電話や、Zoomの打ち合わせ姿を見せたくなくて、別室に移動することもあります。
(28歳・IT・女性)
リモートワークになって、家族の「会社での一面」をはじめて見た人も多いはず。
書斎がない間取りの家も多く、「自分と自分以外の家族がリモート実施」の家庭のうち59.9%が「リビングやダイニングで仕事をしている」と回答。食事や余暇の時間も含めると、夫婦二人ともが、ほぼ一日中リビングにいる状態も珍しくないようです。そして、およそ2割の人が「家族の生活音や仕事の会話が気になり集中できない」と回答しています。
オフィスで働いているときは、周囲の人のことはさほど気にならない人も、家族となると何かと気にかけてしまうのかもしれません。
おわりに
夫婦とはいえ、生活空間、生活時間を高い密度で共有すれば、多少のイライラは避けられません。
リモートワークになったのは主にコロナの影響ですが、環境は常に変化します。環境とともに価値観も変わり、それまでの生活スタイルではうまく行かないことも増えるはず。
通勤時間がない分、時間の融通が利くという人は「あえて早起きして自分だけの時間を持つ」のもリフレッシュになります。
パーテーションやインスタント個室を活用して、あえて距離を保つのもいいでしょう。イヤホンやヘッドホンを活用し、お互いの音や気配に意識を向けないだけでも、気分はかなり変わります。
また、会議や打ち合わせなど、集中しなければいけない時間帯を共有しておくのも良さそうです。「話しかけてはいけない時間がわかる」「集中したいタイミングに、そっとしておいてもらえる」だけでも、お互いのストレスが軽減されます。
それぞれの家庭に合った、自分たちのルールを作っていき、新生活に家庭も最適化していきましょう。
リモートワークになったのは主にコロナの影響ですが、環境は常に変化します。環境とともに価値観も変わり、それまでの生活スタイルではうまく行かないことも増えるはず。
通勤時間がない分、時間の融通が利くという人は「あえて早起きして自分だけの時間を持つ」のもリフレッシュになります。
パーテーションやインスタント個室を活用して、あえて距離を保つのもいいでしょう。イヤホンやヘッドホンを活用し、お互いの音や気配に意識を向けないだけでも、気分はかなり変わります。
また、会議や打ち合わせなど、集中しなければいけない時間帯を共有しておくのも良さそうです。「話しかけてはいけない時間がわかる」「集中したいタイミングに、そっとしておいてもらえる」だけでも、お互いのストレスが軽減されます。
それぞれの家庭に合った、自分たちのルールを作っていき、新生活に家庭も最適化していきましょう。


中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019