FREENANCEの審査制度を活用するサービスにも注目
FREENANCEには、最大5000万円の補償が受けられるフリーランス特化型の損害賠償保険「フリーナンスあんしん補償」も無料で付帯。仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故、情報漏えいや著作権侵害、偶然の事故による納期遅延など、フリーランス特有の事故の補償が受けられます。
2020年8月には「あんしん補償プラス」という所得補償サービスも始まりました。個人加入と比べて60%安い保険料で、けがや病気で働けなくなった場合に最長1年間の所得の補償が受けられます(団体加入費として別途年額3000円が必要)。
またFREENANCEでは会員登録時に、本人確認や反社会的勢力データベースへの照会(反社チェック)を行う審査制度を導入しているため、FREENANCE会員であることを信用の証として利用することも可能。お金の面だけでなく、フリーランサー・個人事業主の働き方を幅広く支援するサービスになっています。
この審査制度を利用する他サービスも登場しました。九州電力が提供する習い事マッチングサービスの「おけいこタウン」は、フリーランス・個人事業主が中心となる講師の審査基盤として、2020年12月中旬からFREENANCEの会員登録の審査制度を活用しています。「おけいこタウン」では、FREENANCEの「写真付き身分証による本人確認」や「反社チェック」機能を活用し、審査を通過した信頼できるフリーランサーや個人事業主のみを講師として登録。従来は自社で行うことで負担となっていた審査の手間や固定費の削減が期待できるというのが、活用する企業側のメリットです。
次松氏は「FREENANCEが、フリーランスの方々の仕事をお手伝いすることはできませんが、『安心して』仕事ができるようにお手伝いすることはできると思っています」と語ります。
「あんしん補償プラスなどの提供により、フリーランスを取り巻く『Money(お金)/Work(仕事)/Life(暮らし)/Credit(信用)』に関する課題に対して、一定のソリューションを提供できるようになったと感じています」(次松氏)
FREENANCEは、今後、世の中のフリーランスの「インフラ」となることを目指して、現在提供する「即日払い」や「あんしん補償」などのサービスに加え、より多くのサービスを拡充していくとのこと。外部のフリーランス向けサービスへのAPI導入の促進や、フリーランス向けの保険のさらなる充実も検討しているそうです。また、いわゆるフリーランスではない個人事業主・小規模事業者にも利用を広げるべく、提携を進めていくといいます。
フリーランサーや個人事業主には、企業が従業員に提供するような福利厚生制度や、ワークライフバランスを改善する働き方改革の制度などはありません。総務や経理、営業、製造、販売、もちろん経営まで、すべてを一人で行わなければなりません。高度な専門性を強みにフリーランサーや個人事業主になっても、専門外の業務や資金調達などに追われ、なかなかその本領や強みを発揮できない。そんな危険性をいつでも秘めています。
しかしFREENANCEのようなサービスが充実し、それを採用する企業や外部サービスが増えれば、フリーランサーや個人事業主が会社員と同じように“個”として活躍するシーンが増えることになります。FREENANCEが「フリーランスを、もっと自由に。」というキャッチフレーズに込めた思いは、そこにあるようです。
2020年8月には「あんしん補償プラス」という所得補償サービスも始まりました。個人加入と比べて60%安い保険料で、けがや病気で働けなくなった場合に最長1年間の所得の補償が受けられます(団体加入費として別途年額3000円が必要)。
またFREENANCEでは会員登録時に、本人確認や反社会的勢力データベースへの照会(反社チェック)を行う審査制度を導入しているため、FREENANCE会員であることを信用の証として利用することも可能。お金の面だけでなく、フリーランサー・個人事業主の働き方を幅広く支援するサービスになっています。
この審査制度を利用する他サービスも登場しました。九州電力が提供する習い事マッチングサービスの「おけいこタウン」は、フリーランス・個人事業主が中心となる講師の審査基盤として、2020年12月中旬からFREENANCEの会員登録の審査制度を活用しています。「おけいこタウン」では、FREENANCEの「写真付き身分証による本人確認」や「反社チェック」機能を活用し、審査を通過した信頼できるフリーランサーや個人事業主のみを講師として登録。従来は自社で行うことで負担となっていた審査の手間や固定費の削減が期待できるというのが、活用する企業側のメリットです。
次松氏は「FREENANCEが、フリーランスの方々の仕事をお手伝いすることはできませんが、『安心して』仕事ができるようにお手伝いすることはできると思っています」と語ります。
「あんしん補償プラスなどの提供により、フリーランスを取り巻く『Money(お金)/Work(仕事)/Life(暮らし)/Credit(信用)』に関する課題に対して、一定のソリューションを提供できるようになったと感じています」(次松氏)
FREENANCEは、今後、世の中のフリーランスの「インフラ」となることを目指して、現在提供する「即日払い」や「あんしん補償」などのサービスに加え、より多くのサービスを拡充していくとのこと。外部のフリーランス向けサービスへのAPI導入の促進や、フリーランス向けの保険のさらなる充実も検討しているそうです。また、いわゆるフリーランスではない個人事業主・小規模事業者にも利用を広げるべく、提携を進めていくといいます。
フリーランサーや個人事業主には、企業が従業員に提供するような福利厚生制度や、ワークライフバランスを改善する働き方改革の制度などはありません。総務や経理、営業、製造、販売、もちろん経営まで、すべてを一人で行わなければなりません。高度な専門性を強みにフリーランサーや個人事業主になっても、専門外の業務や資金調達などに追われ、なかなかその本領や強みを発揮できない。そんな危険性をいつでも秘めています。
しかしFREENANCEのようなサービスが充実し、それを採用する企業や外部サービスが増えれば、フリーランサーや個人事業主が会社員と同じように“個”として活躍するシーンが増えることになります。FREENANCEが「フリーランスを、もっと自由に。」というキャッチフレーズに込めた思いは、そこにあるようです。

安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。