自由診療クリニック向け経営支援プラットフォーム「キレイパスコネクト byGMO」に経営指標の“見える化”でクリニックをサポートする「経営分析機能」が追加
GMOインターネットグループのGMOくまポンが提供する美容医療などの自由診療クリニック向け経営支援プラットフォーム「キレイパスコネクトbyGMO(以下キレイパスコネクト)」に10月6日、「経営分析機能」が新たに追加されました。
経営分析機能は、クリニックに蓄積される予約や会計に関する膨大なデータを自動で収集、分析し、収益構造や患者属性に基づく売上比率といった経営指標を“見える化”します。
今回の機能追加により、キレイパスコネクトは予約システム、電子カルテなどによる業務効率化に加え、クリニックの経営面での意思決定をサポートが可能となりました。
経営分析機能は、クリニックに蓄積される予約や会計に関する膨大なデータを自動で収集、分析し、収益構造や患者属性に基づく売上比率といった経営指標を“見える化”します。
今回の機能追加により、キレイパスコネクトは予約システム、電子カルテなどによる業務効率化に加え、クリニックの経営面での意思決定をサポートが可能となりました。
多岐にわたる自由診療のデータを高精度に分析
キレイパスコネクトは、予約管理、カルテ、会計、経営分析など、それぞれ異なるツールで管理されることで煩雑になっていた自由診療クリニックの院内業務を、一括管理できる経営支援プラットフォームです。直感的に操作できるシンプルなUIにより、使い方に悩まずストレスフリーで効率的なオペレーションをサポートします。また導入によって、クリニックの利便性向上によるロイヤルカスタマーの創出、収益最大化が期待できます。
自由診療クリニックでは、保険診療クリニックと比較して施術パターンが数多く、多岐にわたる場合が多いため、施術単位での分析に対する課題があるといいます。
さらに、予約システムや電子カルテなど異なるシステムからデータを収集、分析する手間とコストが必要以上に大きいことも課題の1つとされてきました。
キレイパスコネクトの経営分析機能は、集積するデータからクリニックのニーズに合わせて施術を分類し、自動で収集、レポーティングすることによって、精度の高い分析を、工数をかけずに実現可能です。
さらに、予約システムや電子カルテなど異なるシステムからデータを収集、分析する手間とコストが必要以上に大きいことも課題の1つとされてきました。
キレイパスコネクトの経営分析機能は、集積するデータからクリニックのニーズに合わせて施術を分類し、自動で収集、レポーティングすることによって、精度の高い分析を、工数をかけずに実現可能です。
分析データを視覚的にわかりやすく表現
経営分析機能は、施術や患者属性の分析、再診割合やキャンセル率などの評価指標を分析できます。さらに、流入経路の計測によるマーケティングチャネルの分析も可能です。クリニック経営者は、これらの分析を基にクリニックの経営状況を把握し、経営戦略の策定やマーケティングに活用できます。
また、分析データは視覚的にわかりやすく表現されているため、専門的な知識がなくても利用可能です。
経営分析機能の画面を紹介します。
また、分析データは視覚的にわかりやすく表現されているため、専門的な知識がなくても利用可能です。
経営分析機能の画面を紹介します。
サマリー
任意の期間を指定し、その期間の「売上」「診療数」「予約数」「キャンセル数」「キャンセル率」を表示し、クリニックの経営分析の基本情報を可視化します。また、日別の売上推移をグラフ化することで経営状況を俯瞰(ふかん)的に捉え、クリニックの課題を早期に発見できます。
施術別分析
施術ごとの対応数と売上を確認できます。収益構造と施術トレンドの可視化を行うことで、集患のプランニングや生産性向上の方針を、データに基づいて策定できます。
患者セグメント別分析
男女それぞれの年代別の売上と施術件数を確認できます。性別、年代、施術の掛け合わせにより、細かな患者セグメントごとのトレンドをキャッチし、売上貢献の度合いや施術の対応件数を把握することで、クリニックのターゲット分析を支援します。
再診割合分析
男女それぞれの再診率を確認できます。その結果に応じて再診率アップのための術後フォロー体制の改善や新患獲得の予算確保など、経営改善のための判断材料にできます。
キャンセル分析
流入経路別、施術別のキャンセル分析を行います。流入経路別のキャンセル分析では、クリニックのウェブサイトや広告、SNSなどを経由した予約のキャンセル率と件数を計測し、流入経路ごとの評価を可能としています。施術別のキャンセル分析では、施術ごとにキャンセル率と件数を計測できます。
流入経路分析
クリニックのウェブサイトや広告、SNSなどの流入経路を計測することで、それぞれの経路ごとの売上を分析できます。「どの経路がより売上に貢献しているのか?」「施術を獲得できているのか?」などを評価する上での参考となります。
月次トレンド分析
施術件数と売上の月次のトレンド分析が行えます。月次での施術の対応件数と売上推移を長期的に計測することで、クリニックの経営状況の変化を把握できます。
GMOくまポンでは今回の機能追加により、キレイパスコネクトが提供してきた予約システム、電子カルテなどによる業務効率化に加え、クリニックの経営面での意思決定をサポートしていく、としています。美容医療の現場の効率化と患者にとっても使いやすいクリニックの実現に向け、今後の取り組みにも注目したいところです。
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori