5. ラミちゃんの台所
日本ではけっこう珍しいと思うのですが、「ラミちゃんの台所」はネパールのネワール族として生まれたシェフがオープンしたインドネパール料理店。ネワール族はグルメらしいのですが、確かにカレー、ナン、スープ、すべてが美味しい。
お店が推しているバターエビカレーセット(税込1000円)は、エビカレー、サラダ、ナン、スープがセットになったもので、とにかくエビカレーが良い。インドカレーもネパールカレーもカレーの食感的な濃度とスパイスの密度が重要だと思うのですが、ここのエビカレーはそれをすべてクリア。最初は「定番の美味しいバターチキンの味」と思えるテイストが訪れるのですが、数秒後にこの店のカレーだからこその「ディープな濃密濃厚テイスト」が味覚を包みます。
シェフはとても器用で、なんとメニューにはカレーうどんもあります。しかもけっこう人気のメニューで、オーダーする人は多いようです。複数人で行ったならば、それぞれがさまざまなカレーメニューをオーダーしてシェアしても良いかもしれません。きっとカレー好きならリピートしたくなるお店ですよ。
店名: ラミちゃんの台所
住所: 東京都千代田区神田三崎町2-12-5
営業時間: 11:00〜16:00 16:00〜24:00 (要確認)
定休日: 無休 (要確認)
備考: 臨時休業や時短営業等をしている場合がありますのでご確認下さい
6. カレー屋ばんび
ゴロッと豪快なビッグサイズにカットされた具がたまらなく食欲をそそります。「カレー屋ばんび」一番人気の「ポークカレー」(税込940円)は、ゆで玉子、じゃがいも、豚の三枚肉がスパイシーなカレーに浸っています。あまりにも具が豪快カットなので、カレーに浮かぶ現代アートのようなビジュアル!?
豚の三枚肉ですが、このカレーの主役、いや、このお店の主役といっても過言ではないでしょう。スプーンですくおうとすると、トロトロすぎてプルプルッとした感触がスプーンから伝わってきます。「なるほど、これは人気のはずだわ」と食べる前から納得しつつ食べると、そこで改めて納得。美味い。「人気のはずだわ!」
豚の三枚肉は旨味濃厚で限りなくジューシーな甘味を放つのですが、その甘味がスパイシーなカレーによって引き立てられていると感じました! 食べるとドンドンとろけていく豚の三枚肉のコクが甘美で、味覚に伝わる旨味とスパイスの進撃がヤバウマイです。ハマる!
店名: カレー屋ばんび
住所: 東京都千代田区神田小川町3-10-17
営業時間: 11:00〜23:00 日祝11:00〜15:00 (要確認)
定休日: 不定休 (要確認)
備考: 臨時休業や時短営業等をしている場合がありますのでご確認下さい
7. マンダラ
集英社と小学館のすぐそばにあるインドカレー屋さんで、カレーが濃くて大好きなのですよ。つまりスパイスが濃いとでもいいましょうか。インドカレーを丁寧に仕上げているのが伝わってきます。オーダー後に手間をかけて仕上げたのでしょう。特にオススメなのがベジタブルカレーです。カレーに浸されているトマトやナスなどの野菜がフレッシュで、野菜の魅力的な食感は残しつつ、カレーが野菜になじんだジューシーでスパイシーなテイストが楽しめます。
この「マンダラ」ではナンにも注目したいところ。ナンの表面がサラリとしているのですが、中はもっちり部分もあって、食感のメリハリが楽しいです。濃厚タイプのカレーをしっかりとらえる特徴もあるように感じます。素晴らしい。
ランチタイムはお得に食べられます。タンドールチキン、シークカバブ、ナン、サフランライス、カレー、フルーツライタが楽しめるAセット(税込1650円)、ナン、サフランライス、カレー、フルーツライタが楽しめるBセット(税込1200円)、ナン、カレー、フルーツライタが楽しめるCセット(税込1050円)があります。そして、同価格のままハーフサイズカレー2種類が楽しめるダブルカレーにすることも可能です。これはお得。
店名: マンダラ
住所: 東京都千代田区神田神保町2-17 集英社共同ビルB1
営業時間: 11:00〜15:00 17:00〜23:00 土日祝17:00〜22:00(要確認)
定休日: 年末年始等確認 (要確認)
備考: 臨時休業や時短営業等をしている場合がありますのでご確認下さい
クドウヒロカズ
旅人・編集者・ライター
ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長・創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」共に準優勝。日清公認どん兵衛士。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」出版。「月曜から夜ふかし」出演。無人航空従事者試験3級、一級小型船舶免許所持。秘境レポには定評あり。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。