【永久保存版】東京・神保町で食べるべき激うまカレー10選

2022.2.22

8. MAJI CURRY（マジカレー）

2018年に神田カレーグランプリで優勝したお店「MAJI CURRY」。カレー好きなら日曜日限定のチキンスパイスカレー（税込1300円）は間違いないと思います。ほど良くトロトロのカレーがスパイス香るライスに盛られていて、そこにドカンとまるごと骨付き鶏肉がのってます。見た目からして豪快。それでいて美しい。ふつくしい。インスタ映えと「本当に美味しい!!」を両立させている完成度高めのスパイスカレーといえます。

驚きポイントは、骨付き鶏肉がとことん柔らかく仕上げられていて、スプーンでホロホロと容易に崩せる点です。テーブルにカレーがやってきたら、とりあえず骨付き鶏肉を崩してカレーを纏わせ、ライスとともにガツガツ食べる。し、し、幸せとはこの美味しさのことを言うのかな。最高です。

カレーはさまざまな食材の粒子が確認できるほど荒めで、食感が退屈になりません。粒子が放つ旨味と甘味がスパイスと一体化しているのがわかります。付け合わせの野菜や漬物をカレーや鶏肉とミックスして食べると、より奥深いカレーになって、それもまた良し。

店名: MAJI CURRY
住所: 東京都千代田区神田小川町3-10-7
営業時間: 11:00〜16:00　17:00〜22:00 日祝11:00〜16:00 （要確認）
定休日: 無休（要確認）
備考: 臨時休業や時短営業等をしている場合がありますのでご確認下さい

9. ソウルフードインディア水道橋店

地下鉄の神保町駅から徒歩数分、もし水道橋寄りにいるならば、「ソウルフードインディア水道橋店」に行くのはアリです。ここのカレーが美味しいのは言うまでもないのですが、何より注目すべきはナンのクオリティ。あくまで筆者個人の感想ですが、表面がカラッとしていてドライなのです。そのドライさはナン生地全体に影響していて、ドライなのでカレーを良く包み込むのですよ。

そして、ドライで軽い。超モッチリだったり、密度が高かったりするナンも良いものですが、ドライで軽い食感のナンは、ふだんナンのおかわりをしない人でもしたくなるほど良いものです。ちなみに、ランチセットはナンのクオリティが高いのにナンのおかわり自由なので、ナン好きにとっては天国です。

肝心のカレーですが、世間一般のカレーよりもスパイス密度が濃い印象を受けました。旨味とスパイスが濃縮されたカレーを吸ったナン、想像してみてください。うまい！今回は、カレー2種類とサラダとドリンクとナンのランチBセット（税込1000円）をオーダーしましたが、骨付き鶏もも肉をまるごと1本使ったスープカレーのソウルフードカリーセット（税込1000円）も美味しそうでしたよ。次はそっちにもチャレンジする予定です。

店名: ソウルフードインディア水道橋店
住所: 東京都文京区本郷1-21-7
営業時間: 11:00〜22:30 （要確認）
定休日: 年末年始等（要確認）
備考: 臨時休業や時短営業等をしている場合がありますのでご確認下さい

10. インドカレーカーマ

今回ご紹介してきたカレーのなかで、もっともサラサラ系で大胆な具のカレーといえるかもしれません。スパイスの薫り漂う超サラサラ系、「インドカレーカーマ」のチキンカレー（税込950円）です。ベースが辛口なので甘口にはできませんが、無料で大辛や激辛にグレードアップは可能。初見であればチキンカレーをオーダーして、その辛さの度合いを確かめるのがベストでしょう。

チキンカレーにはビッグサイズのジャガイモがゴロッと2個も盛られています。これがもうインパクト大！そして鶏肉もゴロゴロとライスに乗っていて、固形としてはわずかですがタマネギも目視で確認できました。そして漬物が2種類添えられています。ボリューミーで具だくさん。

カレーがサラサラなのでじゃがいもにカレーがシミシミ。これが実に良くて、「スパイスじゃがいも」という新たな料理を食べているかのよう。チキンカレーの写真を見ればわかると思いますが、テーブルに出された時点でライスにもカレーがシミシミ。これがもう、日本でいうところの味噌汁がけご飯的なスープ染み込み系グルメで、一度食べたらヤミツキになりますよ！

店名: インドカレーカーマ
住所: 東京都千代田区神田猿楽町1-2-3
営業時間: 11:30〜15:00 （要確認）
定休日: 日月祝年末年始ゴールデンウイーク等（要確認）
備考: 臨時休業や時短営業等をしている場合がありますのでご確認下さい

ご紹介した10軒のカレーはどれも絶品！ぜひとも食べて欲しいカレーです。あくまで筆者の味覚が基準なので、「あの店が載ってないのはおかしい」と思う方もいるかもしれませんが、確かにその通りだと思います。今回は多種多様なカレーをまんべんなく伝えることを重視して10店舗に厳選したため、掲載しなかった（できなかった）名店がいくつもあります。

今回の10店舗を参考に、神保町でカレーの食べ歩きをして新たなカレーの名店を発見するきっかけになれば幸いです。神保町に存在する知られざるカレーの世界、発見できるかもしれませんよ！

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クドウヒロカズ

旅人・編集者・ライター
ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長・創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」共に準優勝。日清公認どん兵衛士。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」出版。「月曜から夜ふかし」出演。無人航空従事者試験3級、一級小型船舶免許所持。秘境レポには定評あり。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。