猛暑もだいぶ落ち着き、台風がやってきたり、長雨の気配が強まったり、ずいぶんと秋の雰囲気が漂ってきました。
本文とは関係ないですが、すこし遅めの夏休みにみなとみらいの「YOKOHAMA AIR CABIN」に搭乗。さわやかな秋晴れでした
秋といえば読書の秋です。というか、最近はもっぱら電子書籍で読書の秋ですが、そもそも筆者の場合は電子書籍以前にWeb上のコンテンツを濫読しているわけでして……。Web上のコンテンツといえば、やや旧聞に属しますが、2022年3月末で日本版のTechCrunchとEngadgetも更新を終了し、記事が見られなくなってしまいました。
Engadget 日本版は筆者が編集長も務めていた(2013年4月~2016年12月)ほどなので、過去記事の閲覧ができないのはとても残念です。紙の書籍が絶版するように、オンラインのコンテンツも見られなくなってしまうことがあるんだなあとしみじみ感じたのでした。
メディア単体が終了するだけでなく、国内でもこれまでに、メーリングリストの「freeml」やホームページ作成サービスの「Yahoo!ジオシティーズ」、2022年8月には掲示板サービスの「teacup.」など、コンテンツのプラットフォームというべきサービスがいくつも終了してきました。プラットフォームが終わると、その上で公開されていたコンテンツもろとも利用できなくなることが多いんですね。
ちなみにインターネットの世界だとInternet Archiveによる「Wayback Machine」のようなデジタルアーカイブもあったりします。画像のリンクが切れていたりデザインが崩れていたりすることもあり、完ぺきではありませんが、URLさえ覚えていたら意外となつかしいコンテンツにたどりつけたりします(テキスト検索が弱いので、覚えているのがキーワードだけだと難易度が上がりますが……)。
Engadget 日本版は筆者が編集長も務めていた(2013年4月~2016年12月)ほどなので、過去記事の閲覧ができないのはとても残念です。紙の書籍が絶版するように、オンラインのコンテンツも見られなくなってしまうことがあるんだなあとしみじみ感じたのでした。
メディア単体が終了するだけでなく、国内でもこれまでに、メーリングリストの「freeml」やホームページ作成サービスの「Yahoo!ジオシティーズ」、2022年8月には掲示板サービスの「teacup.」など、コンテンツのプラットフォームというべきサービスがいくつも終了してきました。プラットフォームが終わると、その上で公開されていたコンテンツもろとも利用できなくなることが多いんですね。
ちなみにインターネットの世界だとInternet Archiveによる「Wayback Machine」のようなデジタルアーカイブもあったりします。画像のリンクが切れていたりデザインが崩れていたりすることもあり、完ぺきではありませんが、URLさえ覚えていたら意外となつかしいコンテンツにたどりつけたりします(テキスト検索が弱いので、覚えているのがキーワードだけだと難易度が上がりますが……)。
Wayback Machineで2014年ごろのEngadget 日本版を表示させたところ。ところどころ画像のリンクが切れている。広告枠などは特にリンク切れになりがちのようだ。各記事のリンクは生きているので、何とか“復活”できる
鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。