HORIZON 20は、本体自体にパン・チルト可能なスタンドを備えており、好きな方向に投影できます。さらに天井投影にも対応しているため、ベッドに寝転がりながら天井に映画を映して楽しむ、といった使い方も可能です。
HORIZON 20はパン(水平方向の回転)とチルト(垂直方向の回転)ができるようになっています
床に直接設置したところ、天井に約60インチのスクリーンを投影できました。最近の大画面テレビに比べると決して大きくはありませんが、リビングルームでソファに寝転びながら見るテレビ画面とは違い、真上に表示される60インチサイズはなかなかの迫力で、一度体験すると手放せなくなる快適さです。天井に大画面スペースを確保するのはなかなか難しいとは思いますが、天井が比較的高い部屋であれば、さらに大画面投影も可能でしょう。
天井に投影したところ、筆者の自宅では60インチサイズを実現しました。照明をつけた状態でもこれだけ明るく視聴できます
Google TVに加えてHarman Kardon製スピーカーを内蔵しているため、別途スピーカーやストリーミングデバイスを用意する必要もありません。まさにオールインワンで完結する設計です。
低遅延&高リフレッシュレート対応で、ゲーム用途にもおすすめ
HORIZON 20は映像視聴だけでなく、ゲーム用途にも強い一台です。ゲーミング性能の要となる入力遅延はわずか1msで、最大240Hzの高リフレッシュレートに対応。VRR(可変リフレッシュレート)とALLM(自動低遅延モード)にも対応しているため、PCゲームや最新の家庭用ゲーム機との相性も抜群です。大画面でゲームを楽しめるのは、一般のテレビでは到底実現できない没入感があります。
HORIZON 20の入出力は、背面にHDMI端子2系統に加えてUSB入力2系統、光デジタル音声出力端子1系統とアナログ音声出力端子を備えており、Blu-rayレコーダー・プレーヤーやゲーム機などを接続できます。本体を上下左右に動かしても干渉しにくい場所にあるのも安心です
筆者は格闘ゲームやFPSのようなフレーム単位のシビアな操作を要求されるジャンルはあまりプレイしないのですが、一般的なアクションゲームやRPGは何のストレスもなく快適に楽しめました。「プロジェクター=遅延が大きい」というイメージを持っている方にこそ、ぜひ一度試してみてほしい性能です。大画面でアクションシーンが繰り広げられる迫力は、テレビではなかなか味わえないと思います。
ゲームも大画面で楽しめます。遅延なども全く感じませんでした
XGIMI HORIZON 20は、4K解像度と3200 ISOルーメンの明るさ、そしてX-Master RGB 3色レーザーエンジンによる色再現性の高さ。設置してすぐにきれいなスクリーンを投影してくれる自動補正機能も抜群に便利で、天井に投影できる点も魅力です。2年間の製品保証と最大4年間のソフトウェアサポートも用意されており、安心して使い続けられる点も魅力的に感じました。
価格が30万円近くと決して安くはありませんが、「ホームシアターを本格的に始めたい」「テレビではなくプロジェクターをメインディスプレイにしたい」と考えている人には自信を持っておすすめできる一台です。
価格が30万円近くと決して安くはありませんが、「ホームシアターを本格的に始めたい」「テレビではなくプロジェクターをメインディスプレイにしたい」と考えている人には自信を持っておすすめできる一台です。

安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。












