6月6日にオープンした東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」に、先日家族で遊びに行ってきました。詳細は宮田健さんの記事(東京ディズニーシー待望の新エリア「ファンタジースプリングス」先行体験レポート)をご覧いただくとして、我が家で気に入ったのは「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」。子供たちは何度も乗りたがるし、東京ディズニーランドのアトラクションのファンでもある妻も「こんなに立派になるなんて」とびっくりするぐらいでした。
さて今回の鵜の目「鷹木」の目は、このメディアを運営しているGMOインターネットグループのネット銀行「GMOあおぞらネット銀行」を利用した感想です。
私は、編集プロダクションの鷹木創事務所と、メディア運営のテクノコアという2つの企業の代表を務めており、2社ともGMOあおぞらネット銀行をメインバンクにしているのですが、良いところもイマイチなところも実感しています。
さて今回の鵜の目「鷹木」の目は、このメディアを運営しているGMOインターネットグループのネット銀行「GMOあおぞらネット銀行」を利用した感想です。
私は、編集プロダクションの鷹木創事務所と、メディア運営のテクノコアという2つの企業の代表を務めており、2社ともGMOあおぞらネット銀行をメインバンクにしているのですが、良いところもイマイチなところも実感しています。
法人でGMOあおぞらネット銀行を選んだ理由
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOインターネットグループが出資して2018年に事業をスタートした新しいネット銀行です。私は2022年、独立したてのころから使い始めました。
個人では住信SBIネット銀行をずっと使っていて良かったので、法人でも使いたいと思っていたのですが、法人向けプランは手数料が高いんです。調べてみると、ほとんどの銀行が個人向けは割安な手数料で、その分法人から手数料をいただこうという方針みたいなんですよね。
そんな中、GMOあおぞらネット銀行は、法人の手数料を安く抑えているんです。特に、最初の1年間は振込手数料が無料になるところが魅力で、使うことにしました。
口座は定款なしでも作れて、作りやすかったですね。口座を開設するとVISAデビットカードを作ってくれて、オンラインサービスの支払いに登録でき、1%還元してくれるのもありがたかったです。
個人では住信SBIネット銀行をずっと使っていて良かったので、法人でも使いたいと思っていたのですが、法人向けプランは手数料が高いんです。調べてみると、ほとんどの銀行が個人向けは割安な手数料で、その分法人から手数料をいただこうという方針みたいなんですよね。
そんな中、GMOあおぞらネット銀行は、法人の手数料を安く抑えているんです。特に、最初の1年間は振込手数料が無料になるところが魅力で、使うことにしました。
口座は定款なしでも作れて、作りやすかったですね。口座を開設するとVISAデビットカードを作ってくれて、オンラインサービスの支払いに登録でき、1%還元してくれるのもありがたかったです。
不満もあったが、サービスが急速に充実した
ただ、当初は機能が少なく、税金の振り込みもできなくて困りました。仕方ないので何十万円かをいったん引き出して、現金で振り込んだりしていました。でもここ2年で急速に新機能を実装してきて、今はメガバンクのネットバンクにひけを取らないほどの多機能ぶりです。
例えば、税金や保険料の納付がネット経由で可能な「Pay-easy」(ペイジー)には2023年1月に対応したので、Pay-easy経由で税金や保険料を支払うことができるようになりました。2024年4月からは、国税や厚生年金保険料の自動引き落としに対応してくれたので、振込先を入力する手間もなくなりました。
当初できなかった部分の穴が埋まってきていて、順調に改善しているなと感じます。本来は、全部そろった状態でスタートしてほしかったところですが、“成長する銀行”という意味では身近に感じるし、好ましく思っています。
GMOあおぞらネット銀行の担当者から「ご不便ないですか」とヒアリングの電話がかかってきたのにも驚きました。不便に思っている点を話したら、「こういう機能を近く実装予定なので、その悩みは解決できます」と言われ、「機密保持は大丈夫か?」と心配にもなりましたが、未発表の新機能をユーザーに教えてくれたのは、身近な感じがしてうれしかったです。
例えば、税金や保険料の納付がネット経由で可能な「Pay-easy」(ペイジー)には2023年1月に対応したので、Pay-easy経由で税金や保険料を支払うことができるようになりました。2024年4月からは、国税や厚生年金保険料の自動引き落としに対応してくれたので、振込先を入力する手間もなくなりました。
当初できなかった部分の穴が埋まってきていて、順調に改善しているなと感じます。本来は、全部そろった状態でスタートしてほしかったところですが、“成長する銀行”という意味では身近に感じるし、好ましく思っています。
GMOあおぞらネット銀行の担当者から「ご不便ないですか」とヒアリングの電話がかかってきたのにも驚きました。不便に思っている点を話したら、「こういう機能を近く実装予定なので、その悩みは解決できます」と言われ、「機密保持は大丈夫か?」と心配にもなりましたが、未発表の新機能をユーザーに教えてくれたのは、身近な感じがしてうれしかったです。
マルチアカウントでログインさせてほしい
ただ、もっと改善してほしいなと思うところもあって。いま一番不満に感じているのは、マルチアカウントでログインできないことです。
私は2つの会社のアカウントをGMOあおぞらネット銀行で運用しているんですが、鷹木創事務所でログインしている時、テクノコアの経理作業をしたくなったら、鷹木創事務所からログアウトした後、テクノコアでログインし直さないといけない。これが案外面倒なんです。
Googleのアプリなんかだと、複数アカウントを切り替えながら使うことができます。ネット銀行のアプリにもそのニーズはあると思うんですよね。複数の企業を運営しているスタートアップ経営者は少なくないはずですから。
仕方ないので今は、ウェブブラウザごとに記憶させるログイン情報を変えて、擬似的なマルチログイン環境を作っています。FirefoxでGMOあおぞらネット銀行にアクセスした時は鷹木創事務所にログインした状態にしておき、Chromeならテクノコア、といったイメージです。
私は2つの会社のアカウントをGMOあおぞらネット銀行で運用しているんですが、鷹木創事務所でログインしている時、テクノコアの経理作業をしたくなったら、鷹木創事務所からログアウトした後、テクノコアでログインし直さないといけない。これが案外面倒なんです。
Googleのアプリなんかだと、複数アカウントを切り替えながら使うことができます。ネット銀行のアプリにもそのニーズはあると思うんですよね。複数の企業を運営しているスタートアップ経営者は少なくないはずですから。
仕方ないので今は、ウェブブラウザごとに記憶させるログイン情報を変えて、擬似的なマルチログイン環境を作っています。FirefoxでGMOあおぞらネット銀行にアクセスした時は鷹木創事務所にログインした状態にしておき、Chromeならテクノコア、といったイメージです。
鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。