GMOクリエイターズネットワークは、2月9日の「副業(複業)の日」にちなんで、現役会社員が持つフリーランスという働き方のイメージを調査しました。同様の調査をフリーランスにも実施したところ、イメージと実態には異なる部分があることも明らかになりました。
調査は国内都市部在住の会社員と、フリーランス(個人事業主もしくは個人企業法人)に特化した金融支援サービス「FREENANCEフリーナンス byGMO」のユーザーに行いました。
調査は国内都市部在住の会社員と、フリーランス(個人事業主もしくは個人企業法人)に特化した金融支援サービス「FREENANCEフリーナンス byGMO」のユーザーに行いました。
【会社員に聞いた】フリーランスという働き方のイメージ調査
「フリーランスになりたい」会社員が約半数、「夢がある」とも回答
まずは現在会社員として働いている人を対象に、「フリーランスという働き方への願望」を聞きました。すると「フリーランスになることを念頭に会社員をしている」「フリーランスになれるならなりたいと思っている」という回答の合計が約半数を占めました。
会社員に対して「フリーランスという働き方に夢があるか」と聞くと、「とてもそう思う」「ややそう思う」という回答の合計が過半数に達する結果になりました。
会社員に対して「フリーランスという働き方に夢があるか」と聞くと、「とてもそう思う」「ややそう思う」という回答の合計が過半数に達する結果になりました。
「フリーランスになりたいですか?」の会社員による回答
「フリーランスという働き方には夢があると思いますか?」の会社員による回答
理想の年収は会社員の「1.5倍以上」、お金の使い道は「貯蓄・投資」
会社員に対して「もしフリーランスになった場合に重視すること」を聞いたところ、「今より稼ぎたい」という回答が最多となり、具体的には「今の年収の1.5倍以上」という回答が目立ちました。“フリーランスは収入が不安定”といったイメージが薄れ、「フリーランス=より稼げる」という前向きなイメージを持っている人が増加していると予想されます。また「稼げるようになったら具体的にどんなことにお金を使いたいのか」を聞くと、「貯蓄・投資」がトップとなり、「株などの金融商材」「旅行」なども票を伸ばしました。
「フリーランスになったら、何を重視しますか?」の会社員による回答
「フリーランスになったらどのくらい稼ぎたいですか?」の会社員による回答
「フリーランスになって稼げるようになったら、何にお金を使いたいですか?」の会社員による回答
年代で仕事観に変化、40代は「稼ぎ」50代以上は「自由」重視
会社員に対して「フリーランスになったら重視したいこと」を年代別に見てみると、「稼ぎたい」の回答の割合が特に多くなったのは40代。50代以上になると「働く場所と時間を自由に選びたい」が最多となり、年代によって仕事に求める理想が変化することがわかりました。
「フリーランスになったら、何を重視しますか?」の会社員による回答の年齢分布
独立の適正年齢は「30代」、「適正年齢はない」と考える人も
フリーランスとして独立するにあたって、“ベストなタイミング“を慎重に考える人もいるでしょう。フリーランスになる適正年齢について会社員に考えを聞くと、「30代」が最多に。一方で「適正年齢というものはない」という意見も数字を伸ばしました。
「あなたが思うフリーランスになる適正年齢を教えてください」の会社員による回答
【フリーランスに聞いた】会社員のイメージと実態の比較調査
すでにフリーランスとして働く人は、より「自由」を重視
今度は、実際にフリーランスとして働く人にも同種の質問をしました。まず「フリーランスという働き方に夢があるか」と聞くと、「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計が約8割弱と、会社員の約5割よりも大きく数字を伸ばしました。
「フリーランスという働き方は夢があると思いますか?」のフリーランスによる回答
次に、「フリーランスになるにあたって重視したこと」も聞きました。結果、会社員では最多となった「今より稼ぎたい」を抑えて、「働く場所と時間を自由に選びたい」が7割強でトップになりました。「好きなことを仕事にしたい」「ルールにしばられず自分のスタイルで仕事がしたい」といった、自由な働き方を求める回答も票を伸ばしました。
「何を重視してフリーランスになりましたか?」のフリーランスによる回答
「フリーランスとして独立する適正年齢についての考え」を聞くと、会社員と同じく「30代」が最多になりました。「適正年齢というものはない」という意見も会社員と同様に数字を伸ばしましたが、会社員を経験したことがあるフリーランスの8割以上が「会社員の経験がフリーランスとして働く上で役に立っている」と回答したことから、フリーランスの仕事をする上で社会人経験を一定以上積むことは必要と考えている人は多いのかもしれません。
「あなたが思うフリーランスになる適正年齢を教えてください」のフリーランスによる回答
「会社員の経験はフリーランスとして働く中で役に立っていますか?」のフリーランスによる回答
会社員の過半数がフリーランスに前向き
今回の調査では、回答した会社員の約半数がフリーランスという働き方に前向きな気持ちを持っていることが分かりました。会社員時代よりも収入を伸ばしたいという回答が目立ったことから、“フリーランスは実力次第で稼ぐことができる働き方“というイメージが、少しずつ浸透しているのかもしれません。
また、すでにフリーランスとして働いている人は、「働く場所や時間の自由」「好きなことを仕事にする」など、やはりフリーランスならではの自由さを求めている人が多いことが分かりました。
フリーランスとしての働き方に興味がある会社員の方は、自分が持つスキルを生かしてフリーランスとして働く選択肢を検討してみるのもいいかもしれません。また、周りにいるフリーランスの方に、働き方の魅力や大変さなどについて聞いてみてはいかがでしょうか。
また、すでにフリーランスとして働いている人は、「働く場所や時間の自由」「好きなことを仕事にする」など、やはりフリーランスならではの自由さを求めている人が多いことが分かりました。
フリーランスとしての働き方に興味がある会社員の方は、自分が持つスキルを生かしてフリーランスとして働く選択肢を検討してみるのもいいかもしれません。また、周りにいるフリーランスの方に、働き方の魅力や大変さなどについて聞いてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
会社員を対象としたアンケート
・調査テーマ:フリーランスという働き方に関するアンケート
・調査対象:都市部在住(※)20~60歳の、フリーランスで働く人が身近にいる会社員300名
※東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、宮城県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県在住者
・有効回答数:300件
・調査期間:2023年1月16日~1月20日
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
・調査主体:FREENANCE
フリーランスを対象としたアンケート
・調査テーマ:フリーランスという働き方に関するアンケート
・調査対象:FREENANCEに登録しているユーザー682人
・有効回答数:682件
・調査期間:2023年1月12日~1月17日
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
・調査主体:FREENANCE
・調査テーマ:フリーランスという働き方に関するアンケート
・調査対象:都市部在住(※)20~60歳の、フリーランスで働く人が身近にいる会社員300名
※東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、宮城県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県在住者
・有効回答数:300件
・調査期間:2023年1月16日~1月20日
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
・調査主体:FREENANCE
フリーランスを対象としたアンケート
・調査テーマ:フリーランスという働き方に関するアンケート
・調査対象:FREENANCEに登録しているユーザー682人
・有効回答数:682件
・調査期間:2023年1月12日~1月17日
・調査方法:インターネットによるアンケート調査
・調査主体:FREENANCE
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。