食事や食材の宅配とともに見守りをしてくれる「宅配型」
配食型の見守りは、指定の時間帯に食事や食材を宅配する際に、安否や健康状態などを確認してくれるサービスだ。
高齢者の健康に配慮した栄養バランスはもちろん、糖尿病や腎臓病患者などの食事制限対応やアレルギー対応、食べ物が飲み込みにくくなる嚥下障害を持つ人向けの対応など、健康面でのサポートも受けられる。
サービスの性質上、緊急対応などには不向きだが、指定した時間帯に高齢者がお弁当を受け取れない場合は、家族やケアマネージャーに連絡してくれるのはありがたいのではないだろうか。
パルシステム生活協同組合連合会の「パルシステム」や、シニアライフクリエイトの「宅配クック123」、ライフデリの「ライフデリ」などさまざまな宅配サービスが見守りサービスを提供している。
高齢者の健康に配慮した栄養バランスはもちろん、糖尿病や腎臓病患者などの食事制限対応やアレルギー対応、食べ物が飲み込みにくくなる嚥下障害を持つ人向けの対応など、健康面でのサポートも受けられる。
サービスの性質上、緊急対応などには不向きだが、指定した時間帯に高齢者がお弁当を受け取れない場合は、家族やケアマネージャーに連絡してくれるのはありがたいのではないだろうか。
パルシステム生活協同組合連合会の「パルシステム」や、シニアライフクリエイトの「宅配クック123」、ライフデリの「ライフデリ」などさまざまな宅配サービスが見守りサービスを提供している。
パルシステムが提供する「見守り安心サービス」の「安心メールサービス」のサービス内容
連絡を自動化してくれる「対話(電話・メール・アプリ)型」
毎日電話で安否確認をする時間が取れない、親と生活時間帯が合わないのという人に向いているのが、安否確認を自動で行ってくれる「対話(電話・メール・アプリ)型」だ。
これは自動音声やメール、スマートフォンアプリなどを通じて1日1回程度、親に対して安否確認の連絡をしてくれるというもの。
自動音声機能を使って1日1回、電話で体調確認を行う日本郵便の「みまもりでんわサービス」(月額1070円~)や、プッシュボタンを押すだけで安否確認ができるグランフーズの「高齢者向け安否確認サービス らいふコール」(月額200円~)のほか、スマートフォンアプリをタップするだけで安否確認をしてくれるアイテムの「ピースサイン」(月額500円)などもある。
このタイプの場合、ユーザー側の負担は減らせるものの、高齢者側はわずらわしく感じる可能性があるので、利用する場合は事前の話し合いなどが必要となるだろう。
これは自動音声やメール、スマートフォンアプリなどを通じて1日1回程度、親に対して安否確認の連絡をしてくれるというもの。
自動音声機能を使って1日1回、電話で体調確認を行う日本郵便の「みまもりでんわサービス」(月額1070円~)や、プッシュボタンを押すだけで安否確認ができるグランフーズの「高齢者向け安否確認サービス らいふコール」(月額200円~)のほか、スマートフォンアプリをタップするだけで安否確認をしてくれるアイテムの「ピースサイン」(月額500円)などもある。
このタイプの場合、ユーザー側の負担は減らせるものの、高齢者側はわずらわしく感じる可能性があるので、利用する場合は事前の話し合いなどが必要となるだろう。
スマートフォンアプリで安否確認ができる「ピースサイン」のWebサイト
家族の代わりにリアルコミュニケーションを図ってくれる「訪問型」
スタッフが高齢者の自宅を訪問し、対面でのコミュニケーションによって安否確認を行ってくれるのが「訪問型」だ。
月に1回ほどスタッフが訪問して普段の生活や食事の状況などをヒアリングし、家族に知らせてくれるというもの。訪問する頻度が少ないため、緊急時の対応には向いていない。また訪問日は自宅にいなければならないため、高齢者にとって負担になる場合もある。
代表的な例としては、日本郵便が「みまもり訪問サービス」(月1回訪問、月2500円)として提供している。
月に1回ほどスタッフが訪問して普段の生活や食事の状況などをヒアリングし、家族に知らせてくれるというもの。訪問する頻度が少ないため、緊急時の対応には向いていない。また訪問日は自宅にいなければならないため、高齢者にとって負担になる場合もある。
代表的な例としては、日本郵便が「みまもり訪問サービス」(月1回訪問、月2500円)として提供している。
日本郵便が提供する「みまもり訪問サービス」のWebサイト
緊急時にすぐに駆けつけてくれる「緊急時通報型」
転倒して動けない、体のどこかがおかしいなど、異常を感じた高齢者が緊急通報ボタンなどを押すことで、家族に知らせたり、スタッフが急行してくれたりするのが「緊急時通報型」だ。
ホームセキュリティサービスの提供企業などによる場合が多く、緊急通報ボタンだけでなく火災検知や侵入検知など、さまざまな検知機能・サービスも提供している場合があり、安心感は高い。
代表的なサービスとしては、空間センサー2個と扉・窓センサー、火災センサーによる見守りに加えて、救急通報サービスなどを提供するセコムの「セコム・ホームセキュリティ スマートNEO」(月額4840円、初期費用6万8400円)、人感センサーによる見守りや火災・ガス漏れ検知、温湿度センサーによる熱中症見守り、外出・帰宅のお知らせなどを提供するALSOKの「HOME ALSOK みまもりサポート」(月額2970円)などがある。
ホームセキュリティサービスの提供企業などによる場合が多く、緊急通報ボタンだけでなく火災検知や侵入検知など、さまざまな検知機能・サービスも提供している場合があり、安心感は高い。
代表的なサービスとしては、空間センサー2個と扉・窓センサー、火災センサーによる見守りに加えて、救急通報サービスなどを提供するセコムの「セコム・ホームセキュリティ スマートNEO」(月額4840円、初期費用6万8400円)、人感センサーによる見守りや火災・ガス漏れ検知、温湿度センサーによる熱中症見守り、外出・帰宅のお知らせなどを提供するALSOKの「HOME ALSOK みまもりサポート」(月額2970円)などがある。
セコムが提供する「セコム・ホームセキュリティ スマートNEO」のWebサイト
緊急通報ボタンの場合、ボタンを押せない状態だと通報できない可能性はあるものの、ほかのサービスと併用することで安心感がアップするのが魅力だ。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。