GMOインターネットグループで決済や金融に関するサービスを展開するGMOペイメントゲートウェイは、国税庁が2022年12月1日に開始した「スマホアプリ納付の手続」の納付受託者として決済処理サービスの提供と「国税スマートフォン決済専用サイト」の制作・運営を開始したと発表しました。
国税の納付もオンライン・スマホ対応に
今回、GMOペイメントゲートウェイは、国税のスマホアプリ納付で国税庁長官が指定した納付受託者として、決済処理サービスの提供および「国税スマートフォン決済専用サイト」の制作・運営を行います。
このサイトで支払い可能な国税は、所得税(申告所得税・復興特別所得税)、消費税、源泉所得税、法人税、相続税など、多岐にわたります。また支払いはPay払いで行う仕組みで、2022年12月1日時点で「PayPay」「d払い」「au PAY」「LINE Pay」「メルペイ」「Amazon Pay」に対応しています。
GMOペイメントゲートウェイは、国税庁が2017年に開始した国税のクレジットカード納付においても、国税庁長官に指定された納付受託者と提携し、納付時のクレジットカード決済および「国税クレジットカードお支払サイト」の制作・運営を行っています。
このサイトで支払い可能な国税は、所得税(申告所得税・復興特別所得税)、消費税、源泉所得税、法人税、相続税など、多岐にわたります。また支払いはPay払いで行う仕組みで、2022年12月1日時点で「PayPay」「d払い」「au PAY」「LINE Pay」「メルペイ」「Amazon Pay」に対応しています。
GMOペイメントゲートウェイは、国税庁が2017年に開始した国税のクレジットカード納付においても、国税庁長官に指定された納付受託者と提携し、納付時のクレジットカード決済および「国税クレジットカードお支払サイト」の制作・運営を行っています。
国税庁のWebサイト「令和4年分 確定申告特集(準備編)」より
2025年に40%のキャッシュレス納付を目指す
昨今の日本ではインターネット通販などのサービスだけでなく、税金納付や公共料金の支払いにおいてもオンライン対応が進みつつあります。国税においても、国税庁は納税者の利便性向上や現金管理等に伴う社会全体のコスト縮減のため納付手続のキャッシュレス納付を推進しています。
キャッシュレス納付割合は2013年度の18.9%(財務省広報誌「ファイナンス(2021年8月号)」より)から、2017年のクレジットカード納付開始を経て、2021年度には32.2%(国税庁「令和3年度におけるe-Taxの利用状況等について(2022年8月)」より)まで拡大しています。さらに財務省の「オンライン利用率引上げに係る基本計画(令和4年10月21日)」では、2025年度までにキャッシュレス納付割合を40%まで引き上げることを目指しています。その推進施策の1つが、スマートフォンのアプリ決済サービスを使用した納付を可能とする仕組みの導入です。
キャッシュレス納付割合は2013年度の18.9%(財務省広報誌「ファイナンス(2021年8月号)」より)から、2017年のクレジットカード納付開始を経て、2021年度には32.2%(国税庁「令和3年度におけるe-Taxの利用状況等について(2022年8月)」より)まで拡大しています。さらに財務省の「オンライン利用率引上げに係る基本計画(令和4年10月21日)」では、2025年度までにキャッシュレス納付割合を40%まで引き上げることを目指しています。その推進施策の1つが、スマートフォンのアプリ決済サービスを使用した納付を可能とする仕組みの導入です。
国税スマートフォン決済専用サイトでの納付手続
納付手続(事前準備)
●専用サイトへの入力情報の準備
納付する税目や金額の分かるもの(確定申告書等)と、インターネットに接続できるスマートフォンを準備します。利用可能なPay払いがインストールされていない場合は、インストールする必要があります。
納付する税目や金額の分かるもの(確定申告書等)と、インターネットに接続できるスマートフォンを準備します。利用可能なPay払いがインストールされていない場合は、インストールする必要があります。
納付手続
1.専用サイトへアクセス
インターネットの利用が可能なスマートフォンから、納付受託者が運営する「国税スマートフォン決済専用サイト」へアクセスします。
インターネットの利用が可能なスマートフォンから、納付受託者が運営する「国税スマートフォン決済専用サイト」へアクセスします。
2.専用サイトで納付手続
「国税スマートフォン決済専用サイト」で利用するPay払いを選択し、納付の手続きを行います。
「国税スマートフォン決済専用サイト」で利用するPay払いを選択し、納付の手続きを行います。
スマホアプリ納付の手続きは、「国税スマートフォン決済専用サイト」へのアクセス方法により異なります。詳しくは国税庁のWebサイト内の「[手続名]スマホアプリ納付の手続」ページでご確認ください(一部ページはスマートフォンのみでアクセス可能です)。
国税庁のWebサイト「[手続名]スマホアプリ納付の手続」
公共領域のオンライン決済なども提供
GMOペイメントゲートウェイは、税金や電気・水道料金等の公共領域において、税金納付や各種料金支払いのオンライン化を実現する決済サービスを提供しています。クレジットカード決済やQRコード決済などキャッシュレス決済手段の拡充、SMS・メール・LINE等の通知機能とクレジットカード・コンビニ決済といった決済機能などを備えた「GMOデジタル請求サービス」、自治体や事業者が発行する紙の商品券をデジタル化できる「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」などを提供し、日本のキャッシュレス化や産業界のデジタル化を決済面から支援しています。
今回の「スマホアプリ納付の手続」の開始によって、国税の納付が簡単に行えるようになりました。よりスムーズに納付したいと考えている方は、これを機に利用してみてはいかがでしょうか。
今回の「スマホアプリ納付の手続」の開始によって、国税の納付が簡単に行えるようになりました。よりスムーズに納付したいと考えている方は、これを機に利用してみてはいかがでしょうか。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。