みずほ銀行とGMOペイメントゲートウェイの連結子会社・GMOイプシロンは、新しい企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」の取扱を開始しました。「M's PayBridge」は、GMOイプシロンが提供するオンライン決済インフラ「fincode byGMO」を活用して構築した、企業間決済取引において請求企業と取引先企業の間で行われる請求・資金回収に必要な管理機能や、業務効率化を実現する外部サービスとの連携機能を持つプラットフォームです。

M's PayBridgeイメージ図
みずほ銀行とGMOイプシロンがともに抱えていた法人顧客向けの課題を解決
みずほ銀行は、これまで法人顧客の課題解決や成長支援に取り組んできました。一方で、決済を始めとした企業間取引に関するサービスが他の業務プロセスとつながっておらず、サービスの使い分けやデータの受け渡しが新たな業務課題となるケースもあり、さらなる利便性向上に向けた検討を進めてきました。GMOイプシロンは、事業者に「fincode byGMO」を提供する中で、顧客を取り巻く環境や抱える課題に向き合い、新たな解決・成長支援の方法について検討していました。
そこで両社は、2024年10月に締結した業務提携契約に基づき、みずほ銀行が持つ金融領域における知見やサービス・顧客基盤と、GMOイプシロンが持つ決済代行業務における知見やノウハウ、GMOイプシロンの加盟店に提供済みのオンライン決済インフラである「fincode byGMO」を活用し、多様な業務効率化サービスと決済サービスをシームレスに結びつける企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」を構築・提供することにしました。
そこで両社は、2024年10月に締結した業務提携契約に基づき、みずほ銀行が持つ金融領域における知見やサービス・顧客基盤と、GMOイプシロンが持つ決済代行業務における知見やノウハウ、GMOイプシロンの加盟店に提供済みのオンライン決済インフラである「fincode byGMO」を活用し、多様な業務効率化サービスと決済サービスをシームレスに結びつける企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」を構築・提供することにしました。
短期間の導入が可能で、多様な決済手段のほか自動消し込みにも対応
M's PayBridgeが提供する請求企業(売り上げを回収する企業)向けサービスの特長は以下の通りです。
多様な決済手段を組み合わせた請求が可能
請求企業は銀行振込に加え、クレジットカード決済や銀行振込(バーチャル口座)による決済などからニーズに応じて最適な決済手段を選択し、請求書にデータを自動連携できます。取引先企業(支払を行う企業)は提示された決済手段の中から自社に適した手段を選択できます。請求書発行機能も提供しています。
請求データと入金データを自動消し込み
請求書発行に利用した請求データと取引先企業からの入金データを一元的に確認できる管理機能を利用することで、請求データと入金データの自動消し込みが可能です。
クイックスタートが可能
1つのインターフェースで各種決済手段などと接続できるため、開発工数が少なく、短期間で導入できます。
今後は取引先企業へのサービスも充実させる予定
今後は以下の機能やサービスの拡張も予定しています。
業務効率化サービスとの連携
M's PayBridgeは、特定のサービスに限定することなく、さまざまな業務効率化サービスとオープンに連携することで利便性の高い決済サービスを幅広く提供していきます。みずほ銀行はサービス連携の第一弾として、約56万の事業所をユーザーとして抱えるFreee(フリー)と2025年秋頃をめどに相互連携を行うことで合意しています。これにより、freeeが提供する「freee請求書」などのサービスで請求書を発行する際に、銀行振込だけでなくクレジットカード決済や口座振替等が選択できるようになる予定です。
取引先企業(支払いを行う企業)向け決済サービスの提供
2025年9月をめどに、支払いに伴う業務効率化、資金繰り改善などに対応するサービスをリリース予定です。
今回のM's PayBridgeのリリースを踏まえ、みずほ銀行とGMOイプシロンは、双方の持つ知見やノウハウを生かし、企業間決済取引における課題を解決し、業務プロセスを効率化していきます。今後はM's PayBridgeをさらに進化させて顧客の成長を支援することで社会全体の持続的発展への貢献し、多くの企業にとって不可欠なプラットフォームへとレベルアップしていくとのことです。
M's PayBridgeを利用する企業は、請求から資金回収までのプロセスを効率化できる大きなメリットがあります。多様な決済手段が利用可能であり、請求データと入金データの自動消込によって業務の手間が大幅に削減されます。また、他社の業務効率化サービスともオープンに連携できるため、さらなる利便性が期待できます。
取引先企業にとっても、選択肢の多い決済方法が提供されるため、より柔軟な支払いが可能になるほか、迅速な処理や情報共有が促進されます。これにより、支払いに関する業務がスムーズになり、資金繰りの改善や顧客関係の強化にも寄与するでしょう。今後、M's PayBridgeがさらなる進化を遂げることにより、企業間決済の新たなスタンダードへと成長し、社会全体のビジネス環境を向上させることが期待されます。
今回のM's PayBridgeのリリースを踏まえ、みずほ銀行とGMOイプシロンは、双方の持つ知見やノウハウを生かし、企業間決済取引における課題を解決し、業務プロセスを効率化していきます。今後はM's PayBridgeをさらに進化させて顧客の成長を支援することで社会全体の持続的発展への貢献し、多くの企業にとって不可欠なプラットフォームへとレベルアップしていくとのことです。
M's PayBridgeを利用する企業は、請求から資金回収までのプロセスを効率化できる大きなメリットがあります。多様な決済手段が利用可能であり、請求データと入金データの自動消込によって業務の手間が大幅に削減されます。また、他社の業務効率化サービスともオープンに連携できるため、さらなる利便性が期待できます。
取引先企業にとっても、選択肢の多い決済方法が提供されるため、より柔軟な支払いが可能になるほか、迅速な処理や情報共有が促進されます。これにより、支払いに関する業務がスムーズになり、資金繰りの改善や顧客関係の強化にも寄与するでしょう。今後、M's PayBridgeがさらなる進化を遂げることにより、企業間決済の新たなスタンダードへと成長し、社会全体のビジネス環境を向上させることが期待されます。

安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。