“すべての人にインターネット”をコーポレートキャッチに、インフラ、広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネットグループは、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」をスローガンに掲げ、2023年3月からグループ全体で生成AIの活用を進めています。その成果と現状を捉えた「生成AI活用実態調査」の第4弾レポートが、2024年10月に発表されました。
レポートによると、グループ全体で1カ月あたり約13万9000時間の業務時間削減を達成。前回の調査(2024年7月発表)から約7000時間の改善となりました。GMOインターネットグループはこれまでの調査も踏まえ、グループ全体での2024年の合計業務削減時間が100万時間を突破したと推定しています。
また、複数の生成AIモデルを利用する国内パートナー(従業員)が増えていることなどから、GMOインターネットグループでは、生成AIモデルの利用が進み、各パートナーが自身の業務に合ったLLMへの理解を深めていると推測しています。
最新のAI活用実態調査の詳しい結果と、パートナー1人ひとりが生成AIモデルの進化に迅速に対応しつつある状況、そして「(AIを活用することで)業務負担が軽減/増加した」というパートナーの生の声を紹介します。
レポートによると、グループ全体で1カ月あたり約13万9000時間の業務時間削減を達成。前回の調査(2024年7月発表)から約7000時間の改善となりました。GMOインターネットグループはこれまでの調査も踏まえ、グループ全体での2024年の合計業務削減時間が100万時間を突破したと推定しています。
また、複数の生成AIモデルを利用する国内パートナー(従業員)が増えていることなどから、GMOインターネットグループでは、生成AIモデルの利用が進み、各パートナーが自身の業務に合ったLLMへの理解を深めていると推測しています。
最新のAI活用実態調査の詳しい結果と、パートナー1人ひとりが生成AIモデルの進化に迅速に対応しつつある状況、そして「(AIを活用することで)業務負担が軽減/増加した」というパートナーの生の声を紹介します。
生成AIの活用によってグループ全体の業務削減時間が総計100万時間を突破
AI活用実態調査は9月9〜13日、グループの国内全パートナー(正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員、業務委託)6312人を対象に実施されました(有効回答4962人)。
まず、国内パートナー(シフト勤務除く)の86.8%が「生成AIを業務で活用している」と回答。3カ月前の前回調査と比較すると、2.9ポイント増となりました。
まず、国内パートナー(シフト勤務除く)の86.8%が「生成AIを業務で活用している」と回答。3カ月前の前回調査と比較すると、2.9ポイント増となりました。
GMOインターネットグループ「AI活用実態調査、生成AI業務活用率」2024年10月発表
そして、生成AIを活用しているパートナー1人あたりの業務削減時間は1カ月あたり27.2時間という結果になりました。前回調査の26.8時間から0.4時間が減っており、調査開始の2023年2月から削減時間は終始増加を続けています。
その結果、GMOインターネットグループでは、2024年に入ってから総計100万時間以上の業務時間を削減したと推定しています。
その結果、GMOインターネットグループでは、2024年に入ってから総計100万時間以上の業務時間を削減したと推定しています。
GMOインターネットグループ「AI活用実態調査、業務時間削減の推移」2024年10月発表
この結果についてGMOインターネットグループでは、「パートナーが、次々にリリースされる最新のAIツールをキャッチアップし、1人ひとり使いこなしているためではないか」という見解を示しています。
またGMOインターネットグループ全体の取り組みとして、オンラインミーティングの議事録作成にAI技術を取り入れ、業務効率化を進めていることも明かされています。ZOOMの書き起こし機能と動画ファイル、そして自社開発AIツールを利用し、30分のミーティングを数分で要約できるということです。
またGMOインターネットグループ全体の取り組みとして、オンラインミーティングの議事録作成にAI技術を取り入れ、業務効率化を進めていることも明かされています。ZOOMの書き起こし機能と動画ファイル、そして自社開発AIツールを利用し、30分のミーティングを数分で要約できるということです。
自分の業務に合ったLLMへの理解が進む
前回調査に引き続き、今回もAIを業務で活用するパートナーに対し、AIの複数利用について調査を実施。過半数の54.2%が「複数のAIを業務で使い分けている」と回答し、前回の調査から7ポイント増加しました。
また日常的に利用しているAIサービスについては、依然としてGPT-4の利用が圧倒的多数ではあるものの、Claude、Gemini、Perplexityが前回と比べて増加しています。
生成AIを業務活用しているパートナーのうち、業務において最も優れていると思うLLMについて「わからない」と回答したパートナーは16.3%。これは前回調査と比較して、8.4ポイントの減少となっています。
これらの結果を踏まえ、GMOインターネットグループでは、パートナーがそれぞれの業務に合ったLLMについて理解を深めているとの見解を示しています。
また日常的に利用しているAIサービスについては、依然としてGPT-4の利用が圧倒的多数ではあるものの、Claude、Gemini、Perplexityが前回と比べて増加しています。
生成AIを業務活用しているパートナーのうち、業務において最も優れていると思うLLMについて「わからない」と回答したパートナーは16.3%。これは前回調査と比較して、8.4ポイントの減少となっています。
これらの結果を踏まえ、GMOインターネットグループでは、パートナーがそれぞれの業務に合ったLLMについて理解を深めているとの見解を示しています。
GMOインターネットグループ「AI活用実態調査、日常的に利用しているサービス」2024年10月発表
i4U編集部
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