生成AI、GMOインターネットグループはどう使ってる?活用実態定点調査で前回比プラス1万時間の業務時間を創出

i4U編集部

AIGMOインターネットグループ業務効率化調査・レポート
“すべての人にインターネット”を合言葉に、インフラ、広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネットグループは、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」をスローガンに掲げ、グループ全体でChatGPTやGitHub Copilotなどを使った生成AIの活用を進めています。

2023年4月に「AI(愛)しあおうぜ!プロジェクト」を立ち上げ、さまざまな施策を通じてグループ全パートナー(従業員)のAI活用による生産性向上だけでなく、既存サービスへのAI機能実装や、生成AI向けGPUクラウドサービスといったAI産業への新サービス提供が進行中です。また、その成果を定期的に調査・発表しています。

国内パートナーのAI活用の実態を調査した2023年11月発表の「AI活用実態調査」では、グループ全体で1カ月あたり約9万6000時間の業務時間を創出したことがわかりました。

その第2弾にあたる2024年4月発表の調査ではAI活用がさらに進み、グループ全体で1カ月あたり約10万6000時間を創出。前回の調査から約1万時間プラスとなりました。この時間は、パートナー数の約11%にあたる663人月に相当します(国内全従業員の約73%にあたる4287人が生成AIを活用していると仮定。1カ月あたりの労働時間は「1日8時間×平均営業日20日=160時間」として算出)。

今回は最新のAI活用実態調査の詳しい結果と、AI活用で業務に余裕が生まれたパートナーの声、そしてGMOインターネットグループのAI戦略を紹介します。

国内パートナーの約79%が業務で生成AIを活用

AI活用実態調査は3月11〜15日、グループの国内全パートナー(正社員、派遣社員、アルバイト)5857人を対象に実施されました(有効回答5235人)。

まず、派遣社員やアルバイトなどを除く国内パートナーのうち、78.7%が「業務において “生成AI”を活用している」と回答。

GMOインターネットグループ「AI活用実態調査」2024年4月発表

さらに、国内全パートナー(正社員、派遣社員、アルバイト)の73.2%が生成AIを活用したと回答しました。4カ月前の前回調査と比較すると、6.9%増と大幅にアップしています。

この結果を受け、GMOインターネットグループでは、1カ月あたり約10万6000時間、国内パートナー数の約11%にあたる663人相当の業務時間を創出したと試算しました。前回2023年11月の調査時点と比べ、1万時間、63人月増加です。

なお生成AIを業務に活用しているパートナー1人あたりの業務削減時間は、1カ月あたり24.7時間。前回調査の24.6時間からは大きく増加していません。GMOインターネットグループでは、「グループ内での生成AIの業務活用率そのものが向上し、さらなる時間創出につながった」という見解を示しています。

98.9%のパートナーが有料ツールの継続利用を望む

次に、どのような生成AIツールを利用しているかを見ていきましょう。

「生成AIを業務活用している」と回答したパートナーのうち、57.7%が有料ツールを利用していました。さらに、すでに有料ツールを利用しているパートナーの98.9%が継続利用を希望していることから、有料ツールによるアウトプットの品質に満足していることがうかがえます。

また調査時点で有料ツールを使っていない人のうち74.2%が、有料ツールへの移行を希望していることがわかりました。

具体的に利用している有料AIツールとしては、「GitHub Copilot」(開発者支援)、「ChatGPT」(文章生成・画像生成等)、「Midjourney」(画像生成)、「Gemini」(文章生成)、「Claude」(文章生成)、「Canva」(デザイン)、「DeepL」(翻訳)、「miibo」(会話型AI開発)、「Notion」(文章生成・タスク管理等)、「Adobe Firefly」(画像生成)などが挙げられました。

これらのAI活用の成果について、パートナーからは次のような声が寄せられています。

GMOインターネットグループではさまざまなAIツールで業務効率化が進む

前回調査に引き続き、生成AIを利用する前であれば数日〜数時間必要であった業務時間が大幅に削減されていることがうかがえます。また事前調査などの準備部分を生成AIに任せることによって、その後の「創造的な工程」を担う人間の作業時間が捻出されていることも読み取れます。人間とAIがともに仕事に取り組む好例といえるでしょう。

GMOインターネットグループでは、今後も定期的にパートナーの生成AI活用状況を調査していくとのこと。今回の調査結果を受けて、「AI(愛)しあおうぜ!プロジェクト」のプロジェクトリーダーである李 奨培(り じゃんべ)氏は、次のように述べています。

「さらなる活用推進の啓蒙活動に加え、高度なAI活用が非エンジニアでも行えるように、ツール等の環境整備と、リスキリングの教育プログラムを実施しています。このアンケートだけではなく、捻出した時間の可視化やその時間を活用した提供サービスの質向上に関しても、今まで以上に加速させていきます」
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i4U編集部

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