NTTドコモが開催するeスポーツリーグ「X-MOMENT」の『PUBG MOBILE』部門であるPUBG Mobile Japan League(以下、PMJL)は、リーグに参加している選手全員に年間最低350万円以上の報酬を保証しています。さらに賞金総額は3億円で、チーム内のスポンサー費用から捻出される報酬などを加味すると、年収1000万超えをする選手は少なくないと見られています。
他にもカードゲームの『Shadowverse』は、年に1度のWorld Grand Prixでは優勝賞金1億1000万円、賞金総額2億8000万円と国内屈指の高額賞金に加え、年間を通じてShadowverse Pro Leagueも開催しており、一攫千金の可能性と安定収入の両立ができるようになっています。
また海外に目を向けて見ると、16歳の少年がFortniteワールドカップで3億円の賞金を手にするなど、さらに豪気な話も出てきます。
継続的にeスポーツのプロリーグが存続するほどの安定感はまだまだありませんが、それでも報酬面で見ても、eスポーツ選手は職業として選択するに値するものになってきています。
他にもカードゲームの『Shadowverse』は、年に1度のWorld Grand Prixでは優勝賞金1億1000万円、賞金総額2億8000万円と国内屈指の高額賞金に加え、年間を通じてShadowverse Pro Leagueも開催しており、一攫千金の可能性と安定収入の両立ができるようになっています。
また海外に目を向けて見ると、16歳の少年がFortniteワールドカップで3億円の賞金を手にするなど、さらに豪気な話も出てきます。
継続的にeスポーツのプロリーグが存続するほどの安定感はまだまだありませんが、それでも報酬面で見ても、eスポーツ選手は職業として選択するに値するものになってきています。
憧れの職業ランキングで10位に
日本の中高生のなりたい職業ランキングでは実際、第一生命発表のものでは男子中学生の10位、ソニー生命発表のものでは男子中学生の2位、男子高校生の8位と、eスポーツ選手が憧れの職業として認知され始めています。
今や立派な職業として認知されているYouTuberも、10年前は職業としては眉をひそめる人が多かったものですが、eスポーツ選手もYouTuberと同様に、10年後は今以上に認知された存在になる可能性があります。
eスポーツ選手という職業が、現在のYouTuber並みになってくると、保護者の対応も変わってくるのではないでしょうか。自分の子どもが野球選手やサッカー選手を目指しはじめた時、親がしっかりとバックアップするように、eスポーツ選手を目指しはじめた時、同じようにバックアップをする日も遠くないのかもしれません。バックアップどころか英才教育を始めている親も居ると聞きます。
そこで今回は、「eスポーツ選手になる」、もしくはそこまで行かなくても「eスポーツを競技として真剣にプレイする」という子どもを後押ししたい人のために、必要な機材とその理由を解説していこうと思います。
野球やサッカーであれば、それほど詳しくなくてもある程度のルールや周辺事情は知っているでしょうし、地域にも少年サッカーチームや少年野球チームがあることも多く、そこでどういった道具が必要なのか、どういった練習をすべきなのかなど、いろいろ教わることもできます。
しかしゲームの場合は、子どもが好き勝手にプレイすることが多く、指導してくれる人も多くはありません。どれくらいのスペックのマシンや周辺機器が必要なのか、頭を悩ませる親御さんも多いと聞きます。
今回はまず、道具選びから考えていきましょう。小中学生に人気のeスポーツタイトルとして言わずと知れた『Fortnite』を真剣にプレイするための道具選びを考えていきます。
今や立派な職業として認知されているYouTuberも、10年前は職業としては眉をひそめる人が多かったものですが、eスポーツ選手もYouTuberと同様に、10年後は今以上に認知された存在になる可能性があります。
eスポーツ選手という職業が、現在のYouTuber並みになってくると、保護者の対応も変わってくるのではないでしょうか。自分の子どもが野球選手やサッカー選手を目指しはじめた時、親がしっかりとバックアップするように、eスポーツ選手を目指しはじめた時、同じようにバックアップをする日も遠くないのかもしれません。バックアップどころか英才教育を始めている親も居ると聞きます。
そこで今回は、「eスポーツ選手になる」、もしくはそこまで行かなくても「eスポーツを競技として真剣にプレイする」という子どもを後押ししたい人のために、必要な機材とその理由を解説していこうと思います。
野球やサッカーであれば、それほど詳しくなくてもある程度のルールや周辺事情は知っているでしょうし、地域にも少年サッカーチームや少年野球チームがあることも多く、そこでどういった道具が必要なのか、どういった練習をすべきなのかなど、いろいろ教わることもできます。
しかしゲームの場合は、子どもが好き勝手にプレイすることが多く、指導してくれる人も多くはありません。どれくらいのスペックのマシンや周辺機器が必要なのか、頭を悩ませる親御さんも多いと聞きます。
今回はまず、道具選びから考えていきましょう。小中学生に人気のeスポーツタイトルとして言わずと知れた『Fortnite』を真剣にプレイするための道具選びを考えていきます。
小中学生に絶大な人気を誇る『Fortnite』。高校生大会から世界大会まで数多く大会が開かれており、基本無料でクロスプラットフォームというプレイ開始までのハードルが低い点が、プレイ人口の多さにもつながっています
子どもがeスポーツを始める時に選ぶべきハードは?
『Fortnite』はマルチプラットフォームで、基本は無料でプレイできるタイトルです。現在『Fortnite』を遊べる端末は、ゲーム専用機であればPlayStation 4/5、Xbox SeriesX/S、Xbox One/One X/One S、NintedoSwitchです。スマートフォンはAndroid端末でプレイ可能ですが、iOS端末ではすでにインストールされている場合のみ、インストール時の古いバージョンをプレイできます。
そしてPCです。同じPlayStationでも4と5ではスペックが違うように、PCでは端末のスペックごとにプレイ条件が異なります。すべての端末で同じ条件でプレイできるゲームもありますが、『Fortnite』の場合は、ハイスペックマシンの方が快適にプレイできるようになっています。しかも、『Fortnite』はクロスプレイに対応しており、さまざまな端末の人たちと一緒にプレイできます。
つまり、ハイスペックなマシンでプレイする人の方が、圧倒的に有利な状態でプレイできるのです。小中学生が最も利用しているであろう端末・NintedoSwitchは、それほどスペックが高くありません。そのため、NintedoSwitch以外の端末のプレイヤーと対戦すると不利になることが多く、結果的にNintedoSwitchプレイヤーはクロスプレイをせず、NintedoSwitchプレイヤーとだけ戦うようにしている人が多いくらいです。
そしてPCです。同じPlayStationでも4と5ではスペックが違うように、PCでは端末のスペックごとにプレイ条件が異なります。すべての端末で同じ条件でプレイできるゲームもありますが、『Fortnite』の場合は、ハイスペックマシンの方が快適にプレイできるようになっています。しかも、『Fortnite』はクロスプレイに対応しており、さまざまな端末の人たちと一緒にプレイできます。
つまり、ハイスペックなマシンでプレイする人の方が、圧倒的に有利な状態でプレイできるのです。小中学生が最も利用しているであろう端末・NintedoSwitchは、それほどスペックが高くありません。そのため、NintedoSwitch以外の端末のプレイヤーと対戦すると不利になることが多く、結果的にNintedoSwitchプレイヤーはクロスプレイをせず、NintedoSwitchプレイヤーとだけ戦うようにしている人が多いくらいです。
岡安 学
ライター・eスポーツジャーナリスト
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行う。関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。X:@digiyas