我々の暮らしにさまざまな変化をもたらしたインターネット。子育てにも同様の変化があるはずだが、実際にはYoutubeを見せているといった話が多く、インターネットらしさを活かした子育て術は見えてこない印象がある。本連載では、各界で活躍される“インターネット世代”の方々ならではの、バラエティに富んだ数々の子育て術をお伝えする。
第2回目は、20年間「GMOペパボ」などのIT企業に在籍してきた谷脇良也さん。46歳です。
谷脇さんは、趣味のサッカー観戦への熱が高じて、GMOペパボ在籍中2012年にはサッカー4級審判の資格を取得。2021年6月には沖縄への単身赴任で「マイネット」へ転職し、J2リーグ FC琉球の運営支援に携わることになったほどのサッカー好き。
第2回目は、20年間「GMOペパボ」などのIT企業に在籍してきた谷脇良也さん。46歳です。
谷脇さんは、趣味のサッカー観戦への熱が高じて、GMOペパボ在籍中2012年にはサッカー4級審判の資格を取得。2021年6月には沖縄への単身赴任で「マイネット」へ転職し、J2リーグ FC琉球の運営支援に携わることになったほどのサッカー好き。
インターネットとの歩みも「サッカー」とともに
初めてインターネットに触れたのは大学の授業でした。当時は、まだ「Netscape」や「Internet Explorer」などはなく、画面も白黒の「NCSA Mosaic」というWebブラウザで、サイトを見ていました。
それでも、ベタですがNASAやホワイトハウスのサイトに行ったりして、それまでは得ることができない情報を触れることができることに感動しました。
その後、掲示板やチャットでオンラインコミュニケーションを体験したことが、大袈裟かもしれませんが、その後の人生に大きな影響を与えました。
その数年後の1998年。住んでいるところがアビスパ福岡の練習場に近かったこともあり、学生だった自分は暇さえあれば、練習試合の観戦に行き、詳細にメモを取っていました。
そして当時SNSは存在しなかったので、平日昼間に練習試合を見に来れない仲間のために、練習試合の様子をアビスパ福岡のサポーターが集まる掲示板書いていました(※現在、練習試合の内容をチーム外の人が公開することは禁止されています)。
また当時は、福岡ローカルテレビ局でアビスパ福岡の応援番組を放送していたので、番組を見られない全国のサポーター仲間のために、テレビを見ながらチャットで放映内容を実況したりもしていました。
その時にネットで出会った方々は、20年以上経った今でも仲良くさせていただいています。
1999年には、携帯電話でウェブが見られる「iモード」が誕生しました。携帯電話でインターネットの情報を見られることはとてもすごい体験でしたが、まだまだPC専用のサイトが多い状態で、アビスパ福岡の公式サイトも携帯電話では見られませんでした。
そこで、アビスパ福岡の選手や試合結果を知ることができるiモード専用サイトを、個人で構築しました。
練習試合の結果も載せていたので、全国のアビスパ福岡サポーターに閲覧していただきました。(アクセスカウンターなどを設置していなかったので、実際のPVなどは分からないのは残念です。
僕は、アビスパ福岡のファンだったおかげで、インターネットとの付き合いを加速度的に進めることができたと思っています。
クラウドファンディングという言葉が日本へ来る前の2010年には、Twitterだけでお金を集め、アビスパ福岡のスタジアム「レベルファイブスタジアム(現、ベスト電器スタジアム当時)」へカラーゴールネットを寄贈しました。
その後もカラーミーショップを利用して、Tシャツを販売し、アビスパ福岡に100万円寄付したりと、ITを活用したサポーター活動を続けています。
それでも、ベタですがNASAやホワイトハウスのサイトに行ったりして、それまでは得ることができない情報を触れることができることに感動しました。
その後、掲示板やチャットでオンラインコミュニケーションを体験したことが、大袈裟かもしれませんが、その後の人生に大きな影響を与えました。
その数年後の1998年。住んでいるところがアビスパ福岡の練習場に近かったこともあり、学生だった自分は暇さえあれば、練習試合の観戦に行き、詳細にメモを取っていました。
そして当時SNSは存在しなかったので、平日昼間に練習試合を見に来れない仲間のために、練習試合の様子をアビスパ福岡のサポーターが集まる掲示板書いていました(※現在、練習試合の内容をチーム外の人が公開することは禁止されています)。
また当時は、福岡ローカルテレビ局でアビスパ福岡の応援番組を放送していたので、番組を見られない全国のサポーター仲間のために、テレビを見ながらチャットで放映内容を実況したりもしていました。
その時にネットで出会った方々は、20年以上経った今でも仲良くさせていただいています。
1999年には、携帯電話でウェブが見られる「iモード」が誕生しました。携帯電話でインターネットの情報を見られることはとてもすごい体験でしたが、まだまだPC専用のサイトが多い状態で、アビスパ福岡の公式サイトも携帯電話では見られませんでした。
そこで、アビスパ福岡の選手や試合結果を知ることができるiモード専用サイトを、個人で構築しました。
練習試合の結果も載せていたので、全国のアビスパ福岡サポーターに閲覧していただきました。(アクセスカウンターなどを設置していなかったので、実際のPVなどは分からないのは残念です。
僕は、アビスパ福岡のファンだったおかげで、インターネットとの付き合いを加速度的に進めることができたと思っています。
クラウドファンディングという言葉が日本へ来る前の2010年には、Twitterだけでお金を集め、アビスパ福岡のスタジアム「レベルファイブスタジアム(現、ベスト電器スタジアム当時)」へカラーゴールネットを寄贈しました。
その後もカラーミーショップを利用して、Tシャツを販売し、アビスパ福岡に100万円寄付したりと、ITを活用したサポーター活動を続けています。
家族も一緒にサッカーを応援!サッカー好きが高じて沖縄へ単身赴任
2021年7月1日からは、マイネットの新規事業準備室でプロジェクトマネージャーをしています。大好きな家族と福岡を離れ、沖縄へ単身赴任です。スポーツDX支援事業として、J2リーグFC琉球のユーザー向け事業の運営に従事しています。
転職を記念して、マイネットの代表取締役社長 上原仁氏と朝ラン
今回、家族と離れることには大きな躊躇もありました。妻とはアビスパ福岡が縁で結婚したこともあり、家族もアビスパ福岡サポーター。関東に住んでいた時は、アビスパの試合を見にいくために、愛車ステップワゴンで関東圏はもちろん、遠くは仙台や富山、関西にも自走して、家族みんなで応援に行くのが楽しみ。子どもたちは良くも悪くも親離れせず、一緒にいることが当然でした。
特に11歳の息子は、これから父親の存在が大事になる時期だと考えているので、特に気になりました。でも、好きなことをやってる父親の後ろ姿を見てほしいと今回の決断をしたんです。
特に11歳の息子は、これから父親の存在が大事になる時期だと考えているので、特に気になりました。でも、好きなことをやってる父親の後ろ姿を見てほしいと今回の決断をしたんです。
妻とはアビスパ福岡が縁で結婚したこともあり、家族もアビスパ福岡サポーター。一番下の息子も、小さいときから、ゴール裏で抱っこや肩車で応援していました
これまで20年間、GMOペパボを始めとしたITベンチャー企業で、事業責任者などを務め、マーケティングやITスキルを身につけてきました。
また2017年には、九州スポーツビジネスサミットに運営側として参画。そこでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州サッカー連盟主催で毎年行われる、クラブチームによる大陸選手権大会)を運営しているTEAMマーケティングの岡部さんや鹿島アントラーズの小泉社長(当時はまだスポンサーの立場)をといった、サッカービジネスの第一線で活躍している方々の話を聞きました。
僕自身お話を通して、スポーツビジネスに強い興味が湧き、独学で勉強を開始しました。また2021年にはスポーツビジネスゼミ「MSBS」に3期生として入塾し、知見を学びました。
その中で、スポーツビジネス業界にはマーケティング人材が少ないという事実を知ると同時に、サポーターとしての視点を併せ持つ人材はさらに少ないことを知りました。自分のマーケターとして、サポーターとしての双方の経験が活かせるのではないかと思い、好きなスポーツビジネスの世界に飛び込むことにしたのです。
また2017年には、九州スポーツビジネスサミットに運営側として参画。そこでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州サッカー連盟主催で毎年行われる、クラブチームによる大陸選手権大会)を運営しているTEAMマーケティングの岡部さんや鹿島アントラーズの小泉社長(当時はまだスポンサーの立場)をといった、サッカービジネスの第一線で活躍している方々の話を聞きました。
僕自身お話を通して、スポーツビジネスに強い興味が湧き、独学で勉強を開始しました。また2021年にはスポーツビジネスゼミ「MSBS」に3期生として入塾し、知見を学びました。
その中で、スポーツビジネス業界にはマーケティング人材が少ないという事実を知ると同時に、サポーターとしての視点を併せ持つ人材はさらに少ないことを知りました。自分のマーケターとして、サポーターとしての双方の経験が活かせるのではないかと思い、好きなスポーツビジネスの世界に飛び込むことにしたのです。
i4U編集部
i4U(アイ・フォー・ユー)は、新しい「情報」と「感動」と「笑顔」をお届けする、GMOインターネットグループのオウンドメディアです。有名メディアでの執筆・編集経験者による記事をお楽しみください。