親にもよくわからない世界が実際のところ怖い!
課金も、見知らぬ人とのチャットもできる不安
「Roblox」のインストール画面。スマホからPC、ゲーム機まで対応デバイスが非常に豊富
保育園で息子が「Roblox(ロブロックス)」のゲームの話をすると、多くの先生や保護者は「まだ、5歳なのに?」という表情を浮かべます。さらにゲーム内通貨の「Robux(ロバックス)」の話まで始めると、その表情はさらに複雑になります。
ご存じの方も多いと思いますが、Robloxは世界最大クラスのゲームプラットフォームで、1日の利用者数が1億人を超えるともいわれています。Robuxは、このRobloxのなかで使用されるゲーム内通貨です。我が家の年長の息子がいま一番ほしいものは「Robloxのゲーム内通貨」というわけです。
このRobloxの大きな特徴の1つが、ユーザーがゲームを公開できること。YouTubeが動画を見るだけでなく投稿もできるサービスであるように、Robloxもゲームを遊ぶだけでなく、自分でゲームを公開できるのです。そのため、YouTubeと同じようにさまざまな内容、クオリティの新しいゲームが日々提供されます。
ご存じの方も多いと思いますが、Robloxは世界最大クラスのゲームプラットフォームで、1日の利用者数が1億人を超えるともいわれています。Robuxは、このRobloxのなかで使用されるゲーム内通貨です。我が家の年長の息子がいま一番ほしいものは「Robloxのゲーム内通貨」というわけです。
このRobloxの大きな特徴の1つが、ユーザーがゲームを公開できること。YouTubeが動画を見るだけでなく投稿もできるサービスであるように、Robloxもゲームを遊ぶだけでなく、自分でゲームを公開できるのです。そのため、YouTubeと同じようにさまざまな内容、クオリティの新しいゲームが日々提供されます。
5歳の息子のiPadにもRobloxがインストールされています
Robloxで公開されている多くのゲームは無料で遊べます。そしてゲーム内で使用するアバター(自分の分身となるキャラクター)の衣装やゲームを有利に進めることのできるアイテムなどをRobuxで購入できます。2026年6月現在1Robuxあたり、おおむね2円前後です。
保育園の保護者や先生の多くが、微妙な表情になる原因の1つが、Robloxが課金可能であることです。さらに、テキストおよび音声でのチャットが可能なため、ここから個人情報の流出や事件に巻き込まれる可能性がゼロとはいえません。
しかも、世界中に利用者が多く、頻繁に機能追加や仕様変更が行われるため、保護者である筆者にも、その全貌が追い切れないのです。
はっきり言ってしまうなら、Robloxは筆者や多くの保護者にとって「よくわからないから怖い」のです。パソコンもテレビゲームもインターネットも、そしてAIも最初は「よくわからないから怖い」と感じました。自分が怖いものを、子どもに使わせるのはもっと怖いのです。
保育園の保護者や先生の多くが、微妙な表情になる原因の1つが、Robloxが課金可能であることです。さらに、テキストおよび音声でのチャットが可能なため、ここから個人情報の流出や事件に巻き込まれる可能性がゼロとはいえません。
しかも、世界中に利用者が多く、頻繁に機能追加や仕様変更が行われるため、保護者である筆者にも、その全貌が追い切れないのです。
はっきり言ってしまうなら、Robloxは筆者や多くの保護者にとって「よくわからないから怖い」のです。パソコンもテレビゲームもインターネットも、そしてAIも最初は「よくわからないから怖い」と感じました。自分が怖いものを、子どもに使わせるのはもっと怖いのです。
怖いからといって完全拒否もできない現状
YouTubeとの高い親和性で家庭内に侵入してくる
YouTubeをRobloxで検索した結果。関連動画はいくらでもあります
やや極端かもしれませんが、筆者の周囲では、ほとんどの5歳児がRobloxを知っています。これに対して、小さな子どもが周りにいない大人は、Robloxを知らない人のほうが多いのではないでしょうか。
これはおそらくYouTubeと大きな関連性があると思います。自宅で子どもにYouTubeを見せている家庭なら経験済みでしょうが、必ずといっていいほど、ゲーム実況動画がホーム画面に表示されます。
このゲーム関連動画によくRobloxで遊べるゲームが出てくるのです。逆にYouTubeで見慣れた動画のキャラクター、例えばItalian Brainrot(イタリアンブレインロット)やSCP(エス・シー・ピー)が登場するゲームもRobloxには数多くラインアップされており、ここからの関連性でRobloxのゲーム動画がYouTubeのホーム画面に表示されることも珍しくありません。
これはおそらくYouTubeと大きな関連性があると思います。自宅で子どもにYouTubeを見せている家庭なら経験済みでしょうが、必ずといっていいほど、ゲーム実況動画がホーム画面に表示されます。
このゲーム関連動画によくRobloxで遊べるゲームが出てくるのです。逆にYouTubeで見慣れた動画のキャラクター、例えばItalian Brainrot(イタリアンブレインロット)やSCP(エス・シー・ピー)が登場するゲームもRobloxには数多くラインアップされており、ここからの関連性でRobloxのゲーム動画がYouTubeのホーム画面に表示されることも珍しくありません。
今、日本どころか、世界中の親御さんが悩んでいるのがRobloxとの付き合い方ではないでしょうか
結果、親は気付いていなくても、子どもたちはYouTubeを通じてRobloxを知っています。そしてRobloxのゲームを攻略するためにYouTubeを見ていたりするのです。皆さんは、Skibidi Toilet(スキビディ・トイレット)やRainbow Friends(レインボー・フレンズ)、Doors(ドアーズ)、Among Us(アマング・アス)などのキャラクターをご存じですか?
すでにお子さんがエンティティ(ゲーム内の敵キャラクター)やインポスター、シークといった、教えた覚えもない英単語を知っていたら、かなりの確率であなたの家にもRobloxカルチャーが入り込んでいます。極端な話、インターネットそのものを禁止しない限り、Roblox文化との接点を完全になくすことは難しいでしょう。
そこで筆者は決断したのです。わからないからといってどんなに怖がっても、必ずやってくるならルールを決めて解禁しようと。そうして、我が家では息子のiPadにRobloxをインストールしました。
すでにお子さんがエンティティ(ゲーム内の敵キャラクター)やインポスター、シークといった、教えた覚えもない英単語を知っていたら、かなりの確率であなたの家にもRobloxカルチャーが入り込んでいます。極端な話、インターネットそのものを禁止しない限り、Roblox文化との接点を完全になくすことは難しいでしょう。
そこで筆者は決断したのです。わからないからといってどんなに怖がっても、必ずやってくるならルールを決めて解禁しようと。そうして、我が家では息子のiPadにRobloxをインストールしました。
チャットとクレジットカードの2つは禁止
パトロールを兼ねて、パパも一緒にプレイすることに
実は筆者自身のアカウントもチャットはしない設定にしています
Robloxを息子に解禁するにあたって決めたルールは大きく2つです。1つ目はチャットの禁止。Robloxはテキストチャットにも、音声チャットにも対応しているのですが、ここから見ず知らずの人との接点ができ、トラブルの元になる可能性が考えられます。
そのため、幼児である5歳の息子には全面禁止としました。これをどのくらいの時期から、どのように段階を踏んで解禁していくかは、大きな問題です。しかし、すぐに答えは出せないので、先送りしたともいえます。
2つ目は課金をプリペイドカードですること。Robloxのゲーム内通貨、Robuxの扱いです。なお、うちの息子はクレジットカードが登録されていた妻のスマートフォンから、大好きなアニメのフィギュアを無断で発注した前科があるので、Robloxにクレジットカードの登録は行っていません。
そのため、幼児である5歳の息子には全面禁止としました。これをどのくらいの時期から、どのように段階を踏んで解禁していくかは、大きな問題です。しかし、すぐに答えは出せないので、先送りしたともいえます。
2つ目は課金をプリペイドカードですること。Robloxのゲーム内通貨、Robuxの扱いです。なお、うちの息子はクレジットカードが登録されていた妻のスマートフォンから、大好きなアニメのフィギュアを無断で発注した前科があるので、Robloxにクレジットカードの登録は行っていません。
息子が今一番欲しいものであるRobloxのプリペイドカード
それでも、アバターの衣装やゲームアイテムを購入できるRobuxを必死にほしがり、文頭の七夕のお願い「ロバックスのお金がほしい!」につながっています。そこで我が家ではRobuxがお金であることが息子にも理解しやすいようにプリペイドカードを購入して、登録する方式を採用しています。
意外と知られていませんが、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどでRobloxのプリペイドカードがかなり簡単に手に入り、1000〜50000円で価格を指定して購入できます。クレジットカードでの決済と違い、実際に店舗のレジでお金を払って購入するので5歳児にも「ゲーム内通貨」が現実のお金と結びついていることが理解しやすいというメリットがあります。
大きなルールを決めて始めたRobloxですが、息子はしばらくすると「パパ、一緒にRobloxをやって!」と懇願してくるようになりました。理由は、チャットを禁止にしているので、リアルで近くにいないと話しながらゲームが一緒にプレイできないからです。また、ゲームによっては協力プレイでなくてはクリアできないものもあります。
ちょっと面倒だな、とも思いました。しかし、一緒にプレイすれば、息子がどんなゲームをどう遊んでいるか、Robuxを何に使っているかが自然とわかります。そこでパパは「接待Roblox」を始めることにしたのです。
意外と知られていませんが、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどでRobloxのプリペイドカードがかなり簡単に手に入り、1000〜50000円で価格を指定して購入できます。クレジットカードでの決済と違い、実際に店舗のレジでお金を払って購入するので5歳児にも「ゲーム内通貨」が現実のお金と結びついていることが理解しやすいというメリットがあります。
大きなルールを決めて始めたRobloxですが、息子はしばらくすると「パパ、一緒にRobloxをやって!」と懇願してくるようになりました。理由は、チャットを禁止にしているので、リアルで近くにいないと話しながらゲームが一緒にプレイできないからです。また、ゲームによっては協力プレイでなくてはクリアできないものもあります。
ちょっと面倒だな、とも思いました。しかし、一緒にプレイすれば、息子がどんなゲームをどう遊んでいるか、Robuxを何に使っているかが自然とわかります。そこでパパは「接待Roblox」を始めることにしたのです。
「パパ、ちゃんとついてきて!」という恥辱
ファミコン時代からの古参ゲーマーのプライドがズタズタに
最初にRobloxをインストールしたのはデスクトップPC環境でした
筆者は筋金入りのテレビゲーム世代です。ファミコン版『マリオブラザーズ』からPlayStation5(PS5)まで続けている、古参ゲーマーなのです。5歳の息子に教わることなどないと思っていました。
しかし、パソコンでRobloxをはじめて最初に息子にいわれたことは「パパ、ちゃんとついてきて!」です。なぜなら、まともにダッシュしながらジャンプして、空中で方向を変えることもできないからです。
しかし、パソコンでRobloxをはじめて最初に息子にいわれたことは「パパ、ちゃんとついてきて!」です。なぜなら、まともにダッシュしながらジャンプして、空中で方向を変えることもできないからです。
キーボード操作は比較的得意だと思っていたのですが……
息子はiPadでRobloxをプレイしていますが、筆者はパソコンにインストールしました。そのため、基本操作は左手で「W」「A」「S」「D」による移動と、スペースキーでのジャンプになります。さらにマウスで視点変更、左クリックで攻撃や決定、右クリックで視点操作、Shiftキーでダッシュ、「E」で調べるなどをシームレスに行う必要があります。
この操作方法が、息子についていくどころか、まともにゲームが成立しないレベル。半世紀近くテレビゲームをやってきた人間としては、耐えられない恥辱です。とはいえ、キーボードとマウスでの操作が考えることなくスムーズに行えるようになるには、かなり時間が必要になりそうです。
一応、社会人である筆者には、それだけの時間をRobloxに費やすことはかなり困難。そこで、気が付いたのですが、ゲームコントローラーであれば、同じ操作をほぼ考えることなくできるという事実です。そして、我が家にはPS5があります。
この操作方法が、息子についていくどころか、まともにゲームが成立しないレベル。半世紀近くテレビゲームをやってきた人間としては、耐えられない恥辱です。とはいえ、キーボードとマウスでの操作が考えることなくスムーズに行えるようになるには、かなり時間が必要になりそうです。
一応、社会人である筆者には、それだけの時間をRobloxに費やすことはかなり困難。そこで、気が付いたのですが、ゲームコントローラーであれば、同じ操作をほぼ考えることなくできるという事実です。そして、我が家にはPS5があります。

齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族4人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。












