「PlayStation Plus(PS Plus)」とは、2010年6月からソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が提供してきたサブスクリプションサービスです。これまでも、オンラインでほかのプレーヤーと共にゲームが楽しめる「オンラインマルチプレイ」や、セーブデータをクラウド上に保存できる「クラウドストレージ」、SIEがチョイスしたゲームを毎月数本、無料でダウンロードできる「フリープレイ」、加入者限定割引などが利用できました。特にオンラインでほかのプレーヤーと遊ぶにはPS Plusへの加入が必須のタイトルが大半だったため、マルチプレイのためだけに加入していたユーザーも多いことでしょう。
月額850円、年額5143円(1カ月あたり約429円)で提供してきた従来のPS Plusは、6月2日からの新プランでは名称のみ「PlayStation Plus エッセンシャル」へと変更になりました。サービス内容はそのままなので、特に切り替えなどの作業は不要で、引き続き、これまでと同様のサービスが利用できます。
今回は新たに上位2種類のプランが追加されました。追加になったのは月額1300円、年額8600円(1カ月あたり約717円)でエッセンシャルのサービスに加えて、SIEがチョイスした数百本のPS4/5ゲームタイトルが楽しめる「PlayStation Plus エクストラ」、そして月額1550円、年額1万250円(1カ月あたり約854円)でエクストラの内容に加えて初代PSとPS2/3/PSPのゲームが数百本、遊び放題で利用できる「PlayStation Plus プレミアム」です。プレミアムは、ゲームをダウンロード、インストールすることなく、オンライン上の仮想ゲーム機上で動作するゲームをプレイできる「クラウドストリーミング」に対応していることでも注目を浴びています。
SIEはこれまでにも、PS4/5向けにPS3/4のソフトを定額でプレイできるサービス「PlayStation Now(PS Now)」を提供していましたが、PS NowはPS Plusのリニューアルに伴ってプレミアムに統合され、サービスを終了しています。
月額850円、年額5143円(1カ月あたり約429円)で提供してきた従来のPS Plusは、6月2日からの新プランでは名称のみ「PlayStation Plus エッセンシャル」へと変更になりました。サービス内容はそのままなので、特に切り替えなどの作業は不要で、引き続き、これまでと同様のサービスが利用できます。
今回は新たに上位2種類のプランが追加されました。追加になったのは月額1300円、年額8600円(1カ月あたり約717円)でエッセンシャルのサービスに加えて、SIEがチョイスした数百本のPS4/5ゲームタイトルが楽しめる「PlayStation Plus エクストラ」、そして月額1550円、年額1万250円(1カ月あたり約854円)でエクストラの内容に加えて初代PSとPS2/3/PSPのゲームが数百本、遊び放題で利用できる「PlayStation Plus プレミアム」です。プレミアムは、ゲームをダウンロード、インストールすることなく、オンライン上の仮想ゲーム機上で動作するゲームをプレイできる「クラウドストリーミング」に対応していることでも注目を浴びています。
SIEはこれまでにも、PS4/5向けにPS3/4のソフトを定額でプレイできるサービス「PlayStation Now(PS Now)」を提供していましたが、PS NowはPS Plusのリニューアルに伴ってプレミアムに統合され、サービスを終了しています。
従来のPS Plusは内容はそのままにエッセンシャルというプランに名前のみ変更され、新たに上位プランが2種類追加。主な違いは遊び放題で遊べるタイトルの数や種類。最上位のプレミアムではクラウドストリーミングが利用できる
各プランでプレイ可能なタイトルは、こちらの公式サイトで公開されていますが、ゲームリストは定期的に更新されます。「今後さらに多くのタイトルが追加される予定です。利用可能なゲームリストの最新情報は、ご利用のPS5またはPS4でご確認ください」という記載もあるように、今、どのタイトルが遊べるかはゲーム本体から確認するとよいでしょう。
筆者は実際に「PS Plus プレミアム」に加入して1か月ほど遊んでみました。プレイ可能なタイトルの数々の中から筆者や編集者が過去にプレイでおススメするタイトルの簡単なレビューも兼ねて、サービスをご紹介していきたいと思います。
筆者は実際に「PS Plus プレミアム」に加入して1か月ほど遊んでみました。プレイ可能なタイトルの数々の中から筆者や編集者が過去にプレイでおススメするタイトルの簡単なレビューも兼ねて、サービスをご紹介していきたいと思います。
プランをプレミアムにアップデート。新旧豊富なタイトルが自由に遊べるようになった
従来プランで年額支払い済みのユーザーなら上位プランを試したい
新たに加わった2種類の新プランと従来プラン相当のエッセンシャルとの価格差は、エクストラが月額で450円、年額では3457円増。プレミアムでは月額700円、年額で5107円増となります。今回試してみて分かったのですが、既に従来のPS Plusで年額払いを完了している人なら、上位のプランに変更する場合、その差額を支払うのみでプランをアップグレードできます。
例えば筆者は毎年5月がPS Plusの更新月で、年額払いでの更新が完了していました。この状態からアップグレードすると、エクストラなら差額の2974円、プレミアムは4393円と、次の更新時期までの日割りの追加課金でそれぞれのサービスが利用可能になります。個人的には従来プランの費用との差額のみで、とりあえず1年間は最上位プランを試せるというのはかなり魅力に感じました。1年間試してみて新サービスをあまり利用しなかった場合は、来年5月に従来のプランに戻せばいいのです。というわけで迷わずプレミアムにアップグレードしました。
例えば筆者は毎年5月がPS Plusの更新月で、年額払いでの更新が完了していました。この状態からアップグレードすると、エクストラなら差額の2974円、プレミアムは4393円と、次の更新時期までの日割りの追加課金でそれぞれのサービスが利用可能になります。個人的には従来プランの費用との差額のみで、とりあえず1年間は最上位プランを試せるというのはかなり魅力に感じました。1年間試してみて新サービスをあまり利用しなかった場合は、来年5月に従来のプランに戻せばいいのです。というわけで迷わずプレミアムにアップグレードしました。
既存のPS Plusに加入して年額で支払いを完了している場合、差額のみでアップグレードが行なえる。総額は変わらないはずだが、なぜか得した気分だ
PS Plus プレミアムのメインメニューには「最新情報」、「特典」、「ゲーム」、「ゲームを見る」の4項目があります。
「ゲーム」メニュー以下では、ゲームの種類別にタイトルがチェックできるようになっています。「注目」は各サービスでSIEがおススメするタイトル、「ゲームカタログ」ではPS4/5タイトル(ダウンロード/クラウドストリーミング問わず)がまとめて見られます。「ゲームトライアル」には体験版がまとめられています。
「クラシックスカタログ」は今回新たに追加になった初代PS、PS2、PSPのタイトルがまとめて見られるほか、PS4向けにリマスターされたタイトルや、PS3タイトルなどが入っています。
「ストリーミングゲーム」の表示は2つに分かれています。1つはクラウドストリーミングに対応するPS4/5タイトル全15本、もう1つはPS3も含めた全てのクラウドストリーミングタイトルです。
そしてこれまでのPS Plusにもあった月替わりで毎月数本のタイトルが無料で遊べる「今月のフリープレイ」、加入者限定割引で購入可能な「メンバー限定ディスカウント」も選べます。
ではここからは、おススメのタイトルをあれこれ紹介していきましょう。
「ゲーム」メニュー以下では、ゲームの種類別にタイトルがチェックできるようになっています。「注目」は各サービスでSIEがおススメするタイトル、「ゲームカタログ」ではPS4/5タイトル(ダウンロード/クラウドストリーミング問わず)がまとめて見られます。「ゲームトライアル」には体験版がまとめられています。
「クラシックスカタログ」は今回新たに追加になった初代PS、PS2、PSPのタイトルがまとめて見られるほか、PS4向けにリマスターされたタイトルや、PS3タイトルなどが入っています。
「ストリーミングゲーム」の表示は2つに分かれています。1つはクラウドストリーミングに対応するPS4/5タイトル全15本、もう1つはPS3も含めた全てのクラウドストリーミングタイトルです。
そしてこれまでのPS Plusにもあった月替わりで毎月数本のタイトルが無料で遊べる「今月のフリープレイ」、加入者限定割引で購入可能な「メンバー限定ディスカウント」も選べます。
ではここからは、おススメのタイトルをあれこれ紹介していきましょう。
「ゲーム」のメニューからは、いろいろなカテゴリから遊び放題のゲームや限定ディスカウントがチェックできる
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。