なかなか収束しないコロナ禍のもと、皆様いかがお過ごしですか? イベントやお店の営業なども自粛が広がり、恋人やパートナーの欲しい皆様の出会いのチャンスも少なくなっているのではないでしょうか。
しかし、コロナ禍で人と会えない時期が続いても、出会いも恋愛も結婚も、うまくいってる人はいってるみたいです。でも、なかなか人と会えないのにどうやって? その強い味方のひとつがマッチングアプリに近年加わった「オンラインデート機能」です。
コロナ禍の影響で、マッチングアプリにも、ビデオ通話機能を使った「オンラインデート」機能が続々導入されています。本来は、直接顔を合わせる前にデート気分を楽しみ、よい出会いを見つけるためのツールなのですが、従来のマッチングアプリに感じていた「マッチングアプリ疲れ」を解消するにも一役買っているようです。
より自分にあった相手を見つけるためにも効果的なこの「オンラインデート機能」。今回はこのオンラインデート機能の紹介と、マッチングアプリで使う上の心構えをお伝えします。
しかし、コロナ禍で人と会えない時期が続いても、出会いも恋愛も結婚も、うまくいってる人はいってるみたいです。でも、なかなか人と会えないのにどうやって? その強い味方のひとつがマッチングアプリに近年加わった「オンラインデート機能」です。
コロナ禍の影響で、マッチングアプリにも、ビデオ通話機能を使った「オンラインデート」機能が続々導入されています。本来は、直接顔を合わせる前にデート気分を楽しみ、よい出会いを見つけるためのツールなのですが、従来のマッチングアプリに感じていた「マッチングアプリ疲れ」を解消するにも一役買っているようです。
より自分にあった相手を見つけるためにも効果的なこの「オンラインデート機能」。今回はこのオンラインデート機能の紹介と、マッチングアプリで使う上の心構えをお伝えします。
ここが疲れる、マッチングアプリ
リブセンスが運営する提案型マッチングサービス「knew(ニュー)」の調査によれば、マッチングアプリ利用者の約8割が「『マッチングアプリ疲れ』を感じた経験がある」と回答しています。
その理由としては「好みの相手が見つからない、マッチングしないため(62.3%)」が最も多く、次いで「マッチングがうまくいかず、自信を喪失するため(44.2%)」、「複数人とメッセージのやり取りをするのが面倒くさいため(36.4%)」という結果となりました。
そこで、筆者の周りのアプリユーザーにも「アプリを使っていて疲れること」を聞いたところ、以下のような答えが。
「最低限、好みのタイプじゃないとプロフィール文を読む気にもならないです。だから顔写真を出してない人からいいねをもらっても、何も判断できない。アプリで顔出ししないって意味あるのかな」(30歳・男性)
「『友達や、職場の人にバレたくないので』と顔写真を出していない男性って絶対既婚者でしょ。違うにしても、自分の情報を隠して他人を品定めする人なんて気持ち悪いからブロックしちゃう。既婚者はアプリに入ってこないで!」(26歳・女性)
「プロフィール文が短いのはいいとして、チェックを入れるだけでいいような、学歴や年収、結婚歴などの基本データすら満足に書いていない人は、本気じゃないか、隠しごとが多い人だと思って警戒します。そういう人がすごく多いのも疲れます」(28歳・男性)
「年上の男性に興味がなくて『恋愛対象は同い年か年下』とはっきり書いているのに、『あなたが若いからわかってないだけで、年上の男は頼りがいがありますよ』とか『自分は年より若く見られます』としつこくメッセージしてくる人は苦手。話が全然通じてなくて疲れます……。そうやって自分の考えを押し付けてくるのが苦手だから避けているのに」(27歳・女性)
コミュニケーションが成り立たない、素性を見せない……そんな人とのやり取りに疲れる人が多いよう。タイプじゃない人からグイグイ来られるのを苦痛に感じる人も多い印象です。
その理由としては「好みの相手が見つからない、マッチングしないため(62.3%)」が最も多く、次いで「マッチングがうまくいかず、自信を喪失するため(44.2%)」、「複数人とメッセージのやり取りをするのが面倒くさいため(36.4%)」という結果となりました。
そこで、筆者の周りのアプリユーザーにも「アプリを使っていて疲れること」を聞いたところ、以下のような答えが。
「最低限、好みのタイプじゃないとプロフィール文を読む気にもならないです。だから顔写真を出してない人からいいねをもらっても、何も判断できない。アプリで顔出ししないって意味あるのかな」(30歳・男性)
「『友達や、職場の人にバレたくないので』と顔写真を出していない男性って絶対既婚者でしょ。違うにしても、自分の情報を隠して他人を品定めする人なんて気持ち悪いからブロックしちゃう。既婚者はアプリに入ってこないで!」(26歳・女性)
「プロフィール文が短いのはいいとして、チェックを入れるだけでいいような、学歴や年収、結婚歴などの基本データすら満足に書いていない人は、本気じゃないか、隠しごとが多い人だと思って警戒します。そういう人がすごく多いのも疲れます」(28歳・男性)
「年上の男性に興味がなくて『恋愛対象は同い年か年下』とはっきり書いているのに、『あなたが若いからわかってないだけで、年上の男は頼りがいがありますよ』とか『自分は年より若く見られます』としつこくメッセージしてくる人は苦手。話が全然通じてなくて疲れます……。そうやって自分の考えを押し付けてくるのが苦手だから避けているのに」(27歳・女性)
コミュニケーションが成り立たない、素性を見せない……そんな人とのやり取りに疲れる人が多いよう。タイプじゃない人からグイグイ来られるのを苦痛に感じる人も多い印象です。
“いいね”のもらいすぎもアプリ疲れの元に
筆者は以前にもマッチングアプリを使った経験があります。その時のプロフィールは「キレイ目ワンピースに笑顔の写真+挨拶から始まり、趣味や恋愛観をわかりやすく説明したプロフ文」という、万人ウケに全振りしたものでした。
筆者が女性であること、また万人ウケを狙っていることから、何もしなくても“いいね”が集まり、その中から気に入った男性を選べばよかったのですが、ピンとくる出会いは少なかったように思います。
冒頭の調査によると、マッチングアプリの利用にあたり、最も時間を費やすのは「お相手の検索」という回答が全体の6割以上を占めます。また、その際重視するポイントは、1位の「年齢(66.3%)」に続き、「顔(44.8%)」、「プロフィール写真の雰囲気(39.0%)」がランクイン。
最初に気になるのは、やはり外見や雰囲気。どうしてもふわっとした判断になるため、広く好感度を上げることに特化したプロフでは、好みではない人にまでリーチしてしまう可能性が上がります。マッチングアプリに関していえば、恋愛対象外の人との交流はストレスとなるので、“いいね”を多くもらいすぎることもアプリ疲れにつながります。
今回はこういった情報を踏まえた上で、とある有名マッチングアプリを使ってみました。以前登録したときよりは、私自身の年齢も上がっているし不利かもしれない……とも思いましたが、ターゲットも同じように年を取ったはず!ということで、気にせず登録してみました。
年齢・外見重視というのは「若くて万人受けする美男美女だけがモテる」のではなく、「人の好みはそれぞれなので、キャラが立ったほうがマッチングしやすい」という意味の方が実態に近いです。
そこで今回は、好みのタイプの人といかにマッチングするかを考え、好きなテイストの服を着て、自撮りではなくほかの人に撮影してもらった顔がよくわかる写真をプロフィール画像に設定し、プロフィールは率直に書きました。画像もプロフ文も、「みんなに好かれる」ではなく、「自分の理想の男性の隣を歩いていそうなスタイル」を意識することにしました。
ある程度ターゲットを絞ったプロフィール設定にすることによって、前回よりも“いいね”の数はやや減りました。しかし、好みのタイプ以外の“いいね”が減るだけで、好みのタイプからの足あとや“いいね”は増えた気がします。
プロフィール写真を他撮りにするのは、女性の自撮りは「わざとらしい」「詐欺ってそう」と敬遠されるから。他撮り写真は自然と引きのショットになるので着ている服の傾向や、何となくの体型もわかりやすく、相手が安心してアプローチできると考えたからです。
男性に関しても同じことが言えると思います。自撮り写真は「ナルシストっぽい」、撮り方によっては「真顔で怖い」というのは女性からよく聞く意見です。スマホいっぱいに顔がバーンと表示されるのも、圧を感じさせます。また、人に撮ってもらう写真は食事の席での様子や趣味など、何かを楽しんでいるシーンのものが多く、人となりが想像できて好感度が高くなります。
プロフ文には、何を書いても読む人は読むし、読まない人は一切読みません。「本当に写真と年齢しか見てないんだな」と感じることはよくあります。だから、短文で想像の余地を与えるのも、きちんと読んでいる人だけに対応するべく、丁寧な長文にするのも、両方アリだと思います。
ただし、学歴や恋愛観など、チェックを入れるだけでいい設問にはできるだけ全部答えたいところ。条件で検索したり、「タバコを吸う/吸わない」などの生活習慣が気になる人は必ず、そこを確認しますよね。例えばタバコに関する設問に答えていないと「吸うってことなのかな」と、ネガティブにとらえる人も多いのです。自分の価値観の中で大事に思う項目については正直に答えておきたいところです。
多くのマッチングアプリには新規会員を一定期間フィーチャーする機能があります。写真にしてもプロフィールにしても、登録前に自分の好みのタイプに合わせた内容を練っておくのが、登録後すぐのボーナス期間を無駄にしないコツです。
筆者が女性であること、また万人ウケを狙っていることから、何もしなくても“いいね”が集まり、その中から気に入った男性を選べばよかったのですが、ピンとくる出会いは少なかったように思います。
冒頭の調査によると、マッチングアプリの利用にあたり、最も時間を費やすのは「お相手の検索」という回答が全体の6割以上を占めます。また、その際重視するポイントは、1位の「年齢(66.3%)」に続き、「顔(44.8%)」、「プロフィール写真の雰囲気(39.0%)」がランクイン。
最初に気になるのは、やはり外見や雰囲気。どうしてもふわっとした判断になるため、広く好感度を上げることに特化したプロフでは、好みではない人にまでリーチしてしまう可能性が上がります。マッチングアプリに関していえば、恋愛対象外の人との交流はストレスとなるので、“いいね”を多くもらいすぎることもアプリ疲れにつながります。
今回はこういった情報を踏まえた上で、とある有名マッチングアプリを使ってみました。以前登録したときよりは、私自身の年齢も上がっているし不利かもしれない……とも思いましたが、ターゲットも同じように年を取ったはず!ということで、気にせず登録してみました。
年齢・外見重視というのは「若くて万人受けする美男美女だけがモテる」のではなく、「人の好みはそれぞれなので、キャラが立ったほうがマッチングしやすい」という意味の方が実態に近いです。
そこで今回は、好みのタイプの人といかにマッチングするかを考え、好きなテイストの服を着て、自撮りではなくほかの人に撮影してもらった顔がよくわかる写真をプロフィール画像に設定し、プロフィールは率直に書きました。画像もプロフ文も、「みんなに好かれる」ではなく、「自分の理想の男性の隣を歩いていそうなスタイル」を意識することにしました。
ある程度ターゲットを絞ったプロフィール設定にすることによって、前回よりも“いいね”の数はやや減りました。しかし、好みのタイプ以外の“いいね”が減るだけで、好みのタイプからの足あとや“いいね”は増えた気がします。
プロフィール写真を他撮りにするのは、女性の自撮りは「わざとらしい」「詐欺ってそう」と敬遠されるから。他撮り写真は自然と引きのショットになるので着ている服の傾向や、何となくの体型もわかりやすく、相手が安心してアプローチできると考えたからです。
男性に関しても同じことが言えると思います。自撮り写真は「ナルシストっぽい」、撮り方によっては「真顔で怖い」というのは女性からよく聞く意見です。スマホいっぱいに顔がバーンと表示されるのも、圧を感じさせます。また、人に撮ってもらう写真は食事の席での様子や趣味など、何かを楽しんでいるシーンのものが多く、人となりが想像できて好感度が高くなります。
プロフ文には、何を書いても読む人は読むし、読まない人は一切読みません。「本当に写真と年齢しか見てないんだな」と感じることはよくあります。だから、短文で想像の余地を与えるのも、きちんと読んでいる人だけに対応するべく、丁寧な長文にするのも、両方アリだと思います。
ただし、学歴や恋愛観など、チェックを入れるだけでいい設問にはできるだけ全部答えたいところ。条件で検索したり、「タバコを吸う/吸わない」などの生活習慣が気になる人は必ず、そこを確認しますよね。例えばタバコに関する設問に答えていないと「吸うってことなのかな」と、ネガティブにとらえる人も多いのです。自分の価値観の中で大事に思う項目については正直に答えておきたいところです。
多くのマッチングアプリには新規会員を一定期間フィーチャーする機能があります。写真にしてもプロフィールにしても、登録前に自分の好みのタイプに合わせた内容を練っておくのが、登録後すぐのボーナス期間を無駄にしないコツです。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019