「音声入力」と「ミニキーボード」で、子どもを抱いたままの書類作成が可能に

最も使うであろうタッチパッドと十字キーが本体右側に配置されていたのが決め手

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最終的に筆者がAmazonで購入したのが「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」(3,580円)。ある程度、実用的に使えてほしい値段です
散々悩んだのですが、ゲームパッドのように丸みを帯びた新型ではなく、古いタイプの「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」を選択しました。 理由は非常に単純で、右手の親指側にタッチパッドがあること、また十字キーもその下にあるので、トラックパッドがキーボードの中央部分にある新型よりもマウス操作がしやすいと判断したためです。実際マウス操作は予想以上に快適です。

「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」の実寸は横幅約15cm、 縦約5.5cm、厚さは約1cm。PlayStation 4のコントローラーとさほど変わらない横幅なので、キーボード全体に指が届きやすく親指でのキー入力も思うよりも使いやすいです。

質量は約85g。 PlayStation 4のコントローラーが約220gあることを考えると、長時間使用しても重さで疲れるということはないでしょう。USB充電方式のリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、1日2時間の使用なら約半月充電しなくても駆動する仕様。また自動でスリープモードに切り替わるので、いちいち電源を切らなくてもよく安心です。

筆者が購入したモデルは、Bluetoothでの直接接続のほか、付属の2.4GHz無線トングルを使ったワイヤレス接続も可能で、2種類の接続方法が選べます。ちなみに日本で販売されているEwinタッチパッド付きMiniキーボードは4種類あり、丸みを帯びた形状の新型が2種類、筆者が購入した角形が2種類あります。

この中で、Bluetoothでも2.4GHz 無線でも接続可能なモデルは、筆者が購入したものだけ。それ以外のモデルは、Bluetooth もしくは2.4GHz無線のみでの接続になります。統一された型番などがありませんので、購入時に注意してください。

WindowsともMacとも問題なくペアリング。でもMacユーザーにはちょっと使いづらい

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筆者の購入したモデルは、Bluetoothでも接続できますが、2.4GHz無線のトングルも付属。筆者はそれぞれで別々のパソコンに接続しています
本体がWindows の場合、当たり前ですが「Ctrl」キーや「Alt」キーなどが、 そのまま使えるので問題なくショートカットが使えます。また「Fn」キーを押しながらのショートカットには「Win」や「PrtSc」キー、「CTRL+ALT+DEL」 といったものまで用意されているので、操作に不便を感じることはほとんどないでしょう。筆者はWindowsではなくMacを愛用しているのですが、実際のところ、そのメリットのためだけにWindowsを搭載したスティックPCの購入を検討したほどです。久々にWindowsがうらやましいと思った瞬間でした。

そのため、「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」がWindowsだけでなく、Mac OS(Macの場合は10.2.8及び以降のバーション)にも対応していることを知った時、かなりラッキーだと思いました。実際Bluetoothでも、2.4GHz無線でも 、キーボードとMacはあっけないほど簡単にペアリングできたのです。

ただし意外なところに落とし穴はありました。キーボードがペアリングできるという意味では、確かに「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」は、Macに対応しています。しかし、「command」キーがないのです。そして、その機能をほかのキーに割り当てることもできません。Macユーザー以外にはわかりづらい話ですが、「command」キーはMacの場合ほとんどのショートカット操作のキーとなっています。例えば、コピー&ペーストは「command」キー+「c」と「v」キー。文字入力の切り替えは「command」キー+「スペース」キーであったりするので、「command」キーがないと、ほとんどのショートカットが使えない理由です。これは実際問題かなり不便。

とはいえ実際問題、筆者の知っている限り、立ったままゲーム機のコントローラーのように両手で持って、マウスコントロールと日本語入力ができる入力機器は「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」くらいしかないわけです。そのため大部分のショートカットをあきらめて、操作しています。筆者が Windows に乗り換えるか、「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」が「command」キーに対応すると操作性が一気に向上することは間違いありません。 Mac ユーザーの方は、その点には十分注意してください 。

細かい要望はたくさんあるが、少なくとも息子を抱いたまま、原稿を書くことはできる

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このサイズでマウスとキーボード操作が可能。おかげで立ったままテキストや資料の制作ができるのです。後は「command」キーが使えたら……
Google ドキュメントの音声入力と「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」の組み合わせで仕事をする際、正直言えば要望はまだまだたくさんあります。ただ、Google ドキュメントの音声入力は、単純に認識率やレスポンスといった部分で、使っているうちに徐々にバージョンアップされ、数年もしないうちに不満はほとんどなくなるのではないでしょうか。また入力デバイス、要はマイクの性能に影響を受けているようにも感じられるのので、この点はさらに検証してみたいと思っています。

立ったまま使用可能なマウスコントロールと文字入力デバイスは、現状ほかに選択肢がないため、「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」を選択している感があることは否めません。しかし、多少使いづらくても、この製品があることに筆者は感謝しています。今後音声入力がさらに進化し、在宅ワークがさらに定着していくとこのカテゴリーの商品の需要は伸びると思いますが、現状まだまだ選択肢が少ないのです。

結論としては、実際この原稿をGoogle ドキュメントの音声入力と「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」の組み合わせで書いているという事実を含め、筆者は「あり」だと思っています。熱を出した子どもが保育園から帰ってきた、ただそれだけで頻繁にお休みがとれるほど余裕があればいいのですが、現実問題そうはならなそうです。
小さな子どもの世話に限らず、いろいろな理由で「机に向かってキーボードを打つ」ことが難しい人はいるはず。それなりのドキュメント作成ができるGoogle ドキュメントの音声入力と「Ewinタッチパッド付きMiniキーボード」の組み合わせは、そんな誰かにかなり役立つ、おすすめの方法といえるでしょう。多少使い勝手の悪さはありますが、1日何もできないことに比べたら、はるかにマシ。便利なWebサービスとお手軽なガジェットで、小さな子どもを抱える皆さんの一日が少しでも充実したらいいなと思っています。一緒にがんばりましょう!
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