「おうち時間爆増でも痩せた！」と噂のダイエットアプリ「あすけん」、私も使ってみた

2021.11.26

コロナ禍以降、普通に生活しているつもりでも体重が増えてしまった……。あるいは、体重は変わっていないはずなのに、何だか体に締まりがなくなり、似合わない服が増えたという人もいるかもしれません。

そんな中、筆者の周りでは大幅な減量・スタイルアップに成功したという人が続出し、中には10キロ以上の減量に成功した人も。そんな人たちがそろって使っていたのが「あすけん」というサービスです。

「あすけん」は日々の体重や食事内容を記録して、ダイエットを成功に導いてくれるアプリ。記録系のアプリなら今までにもあったのに、なぜ「あすけん」でダイエットすると効果が出るのか？ダイエットといえば「食べずに運動する」「糖質は敵」といった、高校生の知識で止まっていた筆者も、もしかしたら健康的に痩せられるかもしれない……。あすけんを実際に使ってみた、その経過をお知らせしたいと思います。

厳しくすれば痩せるわけではない！正しい目標設定とは

はじめてあすけんのアプリを立ち上げると、性別・年齢・身長・体重・日常的な運動量・気になる症状（むくみや便秘など）を確認されます。次に、「2，3か月程度の間に、どこまで痩せていたいか」を問われます。これをもとに、自分に適したダイエットコースと、一日に摂取してよいおよそのカロリーが算出されます。

当初、筆者に提示された摂取カロリーの目安は、1日あたり1400キロカロリー程度。結構多いですね。「摂取カロリーを低くすればするほど痩せる」と思いがちですが、基礎代謝量を大きく下回る設定でダイエットを続けると、脂肪燃焼よりも筋肉の分解が進んでしまいます。早く痩せたいにしても、最低限のカロリーは摂取するのがコツのよう。

また、ここでは基礎代謝量の調整入力もできます。筆者はジムで筋肉量や体温などから、より正確な基礎代謝量を算出してもらっており、それは同じくらいの体格の人と比べてけっこう高め。その数値を入力すると、1日の目標は約1600キロカロリーとなり、「ゆる糖質制限ダイエットコース」を提案されました。

1日に1600kcalなんて、かなりしっかり食べられる印象です。「厳しいから痩せる」わけではなさそうだと、ほっとしました。

食事ログを正確に！続くしくみがある

あすけんダイエットの要は「食事を記録すること」。とにかく、食べたものをすべて、それこそアメ1個、ビールひと口から「すべて」登録することが大事です。食事ログの作成は「バーコード読み取り」「写真解析」など、さまざまな方法で可能。この簡単・気軽に登録できるのが継続の秘訣です。

コンビニごはんの商品バーコードを読みとったり、外食メニューは撮った写真を解析したりと、どんなシチュエーションでもメニュー記録とカロリー算出ができます。メニューを登録すると自動的に1人分のカロリーが表示されますが、分量の変更も簡単なので「半分食べた」「お弁当にひと口ぶん入っていた」状態でも正確にカロリー計算ができる有能ぶりです。

自炊の思いつき料理・名もないメニューもカロリー計算が難しいですが、「Myメニュー」の「Myレシピ」として登録できます。加えて、よくする運動やいつも食べる組み合わせをセットできる「Myセット」、市販・外食など栄養価を登録できる「Myアイテム」もあり、レコーディングダイエットの敵「面倒くささ」を徹底的に排除する気合を感じます。

例えば、一言に「ラザニア」といっても、手作りと外食、コンビニや冷凍食品では分量もカロリーもまちまち。分類上は同じメニューでも、正確にカロリーを算出すると、1食あたり200kcal以上の差がつくことも多いです。「真面目にやっているのに痩せない」原因となるカロリーの誤差も、あすけんはきっちり排除してくれます。

「○○だけダイエット」「糖質（オフではなく）カットダイエット」など、一意の食材だけを食べる・食べないダイエット方法って多いですよね。そんなトリッキーなダイエットはハイリスク・ハイリターン。「糖質抜きダイエットで1週間に5キロやせたけど、元の食生活に戻したら3日でリバウンド」。よく聞く話です。

「食事のカロリーが、基礎代謝＋運動量のカロリーを超えないようにする。日々の食事管理をコツコツと続ける以外に痩せる道はない」。筆者の痩せた友達たちも、口をそろえて言います。正確な食事ログは、痩せる／痩せない理由をあぶりだしてくれる重要なデータなのです。

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