●長期使用者向けの家具・家電レンタル「サブスクライフ」
「サブスクライフ」はスタイリッシュなデザインの製品を中心に家具と家電を取り揃えたレンタルサービスです。料金体系は特殊で、利用期間は3カ月から24カ月まで用意されているものの、期間に応じて月額料金が変動するのが特徴です。
例えばバルミューダのオーブンレンジ「BALMUDA The Range(ステンレスモデル)」(商品小売価格5万9950円)の場合、3カ月(月額1万7990円、支払総額5万3970円)から24カ月(同2450円/5万8800円)までかなり変動し、レンタル期間に関わらず1度のレンタルでの総支払額は、ほぼ実勢価格に近いものとなり(中途解約しても契約月数分の支払いが必要)。
「サブスクライフ」はスタイリッシュなデザインの製品を中心に家具と家電を取り揃えたレンタルサービスです。料金体系は特殊で、利用期間は3カ月から24カ月まで用意されているものの、期間に応じて月額料金が変動するのが特徴です。
例えばバルミューダのオーブンレンジ「BALMUDA The Range(ステンレスモデル)」(商品小売価格5万9950円)の場合、3カ月(月額1万7990円、支払総額5万3970円)から24カ月(同2450円/5万8800円)までかなり変動し、レンタル期間に関わらず1度のレンタルでの総支払額は、ほぼ実勢価格に近いものとなり(中途解約しても契約月数分の支払いが必要)。
サブスクライフのWebサイト
ただし一部商品を除き、最初に設定した利用期間を過ぎたら商品小売価格と支払総額の差額を支払うことで購入が可能です。つまり最終的に入手したい場合でも、どこかで返却する場合でも、商品小売価格かそれに近い金額を支払う必要があるということです。
サブスクライフの月額レンタル料は契約期間によって異なります
「おためししたい」という人にとっては、メリットの少ないサービスなので気を付けましょう。ただし1年や2年程度、進学や長期出張などで家電や家具を利用する必要があり、支払総額よりも月額の支払いを抑えたいという人にはぴったりのサービスです。初期投資を抑えて月額料金で支払うことで、資産ではなく経費として計上できるという点では法人にも向きますね。
●さまざまなデジタル機器をおためし利用できるNTTドコモの「kikito」
NTTドコモも2021年4月からデジタル機器のレンタルサービス「kikito(キキト)」をスタートしました。自宅での受け取り、自宅やコンビニでの返却が可能なレンタルサービスで、2泊3日から1日単位で借りられる「短期」、30日単位の「長期」と「長期(もらえるプラン)」の3プランを取り揃えています。
●さまざまなデジタル機器をおためし利用できるNTTドコモの「kikito」
NTTドコモも2021年4月からデジタル機器のレンタルサービス「kikito(キキト)」をスタートしました。自宅での受け取り、自宅やコンビニでの返却が可能なレンタルサービスで、2泊3日から1日単位で借りられる「短期」、30日単位の「長期」と「長期(もらえるプラン)」の3プランを取り揃えています。
NTTドコモが提供する「kikito」のWebサイト
スマートフォンと連携できるデジタル家電を中心にラインアップしています
例えば前出のLEDシーリングライト一体型プロジェクター「popIn Aladdin 2」(実勢価格9万9800円)の場合、短期レンタル(2泊3日)で4680円、長期レンタル(29泊30日)だと1万280円。購入する場合は8万800円の追加で買い取りができるので、2泊3日だとトータル8万5480円、29泊30日だと9万1080円になります。
ポップインアラジンのLEDシーリングライト一体型プロジェクター「popIn Aladdin 2」のレンタル情報ページ
レンタルできるのは新品ではなく基本的には中古品というのはありますが、出荷前に十分な点検・殺菌・その他クリーニングを行っているとのことなので、おためししてみて気に入ったらそのまま買うのもありですし、どこかの通販サイトで新品を買うという方法を選ぶことももちろんできます。選択肢が増えるというのは魅力ですね。
長引くステイホーム生活のなか、暮らしをより豊かにしてくれる家電を新たに導入したいという人も多いことと思います。しかし利便性が高くて生活を彩ってくれるとしても、いきなり購入してしまうには勇気がいる場合もあることでしょう。
一口にサブスクといっても、上で紹介したように“おためし”がしやすいものから、リースのような使い方ができるものまでさまざまです。もし使ってみたい製品や、自分にぴったり合いそうなサービスがあったら、一度試してみてはいかがでしょうか。
長引くステイホーム生活のなか、暮らしをより豊かにしてくれる家電を新たに導入したいという人も多いことと思います。しかし利便性が高くて生活を彩ってくれるとしても、いきなり購入してしまうには勇気がいる場合もあることでしょう。
一口にサブスクといっても、上で紹介したように“おためし”がしやすいものから、リースのような使い方ができるものまでさまざまです。もし使ってみたい製品や、自分にぴったり合いそうなサービスがあったら、一度試してみてはいかがでしょうか。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。