新型コロナウイルス禍でステイホーム生活が長引くなか、自宅内の時間をより有意義にできる家電が注目されています。2020年度(2020年4月~2021年3月)には食卓でわいわいと調理ができるホットプレートの出荷台数が前年度比56%も伸びており(日本電機工業会調べ)、生活スタイルを見直している人は多いようです。
生活をより楽に、より豊かに過ごせるように、新たな家電を導入したい……でも「どれを買えばいいのか分からない」「自分のライフスタイルに合うかどうか分からない」とためらう人も多いのではないでしょうか。
そんな人にぴったりなのが、最近急増している家電のサブスク(サブスクリプション)サービスです。サブスクというのは「定期購読」や「月額課金」などと訳されることが多いですが、要するに家電量販店で購入するような「買い切り型」ではなく、月額料金を支払ってレンタルしつつ、場合によっては購入できるというサービスのことです。
使い終わった家電は、返却が前提のレンタルサービスもありますが、比較的安価にレンタルしつつ、気に入ったら残りの金額を支払って購入できるものもありますので、購入前の“お試し”ができる点が魅力です。
生活をより楽に、より豊かに過ごせるように、新たな家電を導入したい……でも「どれを買えばいいのか分からない」「自分のライフスタイルに合うかどうか分からない」とためらう人も多いのではないでしょうか。
そんな人にぴったりなのが、最近急増している家電のサブスク(サブスクリプション)サービスです。サブスクというのは「定期購読」や「月額課金」などと訳されることが多いですが、要するに家電量販店で購入するような「買い切り型」ではなく、月額料金を支払ってレンタルしつつ、場合によっては購入できるというサービスのことです。
使い終わった家電は、返却が前提のレンタルサービスもありますが、比較的安価にレンタルしつつ、気に入ったら残りの金額を支払って購入できるものもありますので、購入前の“お試し”ができる点が魅力です。
メーカー独自の家電サブスクサービスはかなりおトク!
まずは、メーカーが独自に行うサブスクサービスが注目です。メーカーとは別の会社が提供するレンタルサービスなどに比べて比較的おトクに利用できるのが特徴です。
●「ロボット掃除機」ならアイロボットの「ロボットスマートプラン+」が注目
共働きでなかなか家事の時間を捻出できないため、ロボット掃除機を導入したいけれど、自分のライフスタイルに合うのか、また自宅の間取りで十分に掃除ができるのかを知りたいという人に向いているのがアイロボットジャパンの「ロボットスマートプラン+」です。
同社が2019年から提供するサービスで、2021年6月のリニューアルで最上位モデル「ルンバ s9+」から最新の「ルンバ i3」シリーズまで幅広いラインアップを利用できます。
●「ロボット掃除機」ならアイロボットの「ロボットスマートプラン+」が注目
共働きでなかなか家事の時間を捻出できないため、ロボット掃除機を導入したいけれど、自分のライフスタイルに合うのか、また自宅の間取りで十分に掃除ができるのかを知りたいという人に向いているのがアイロボットジャパンの「ロボットスマートプラン+」です。
同社が2019年から提供するサービスで、2021年6月のリニューアルで最上位モデル「ルンバ s9+」から最新の「ルンバ i3」シリーズまで幅広いラインアップを利用できます。
アイロボットジャパンが提供するロボット掃除機のサブスクリプションサービス「ロボットスマートプラン+」のWebサイト
プランは2週間だけお試しできる「おためし2週間コース」(一部のモデルは非対応)と、最低利用期間6カ月の「あんしん継続コース」を用意しています。
アイロボットジャパンが提供する「ロボットスマートプラン+」の「おためし2週間コース」
おためし2週間コースは最新の「ルンバ i3+」からリーズナブルなスタンダードモデルの「ルンバ e5」、水拭き掃除をしてくれる「ブラーバジェット m6」まで、すべて月額1980円でお試しできるのが魅力。一方のあんしん継続コースはスタンダードモデルの「ルンバ e5」なら月額1650円で使えて、満足できない場合は6カ月で返品できます。
おためしコースからそのまま購入するといった使い方もできるので、ロボット掃除機を一度使ってみたい人はどちらかのコースを試してみるといいでしょう。
おためしコースからそのまま購入するといった使い方もできるので、ロボット掃除機を一度使ってみたい人はどちらかのコースを試してみるといいでしょう。
ロボット掃除機の最上位モデル「ルンバ s9+」(直販価格18万6780円)の場合、月額5480円でレンタルが可能で、6カ月目(このモデルの場合の支払金額は全部で3万2880円)以降ならいつでも返却可能。3年後(支払総額19万7280円)には製品をそのままもらえるプランになっています
●調理家電による食体験を試したいならパナソニックの「foodable」がおすすめ
共働きの増加や、昨今の新型コロナウイルス禍によるステイホーム時間の増加などで、調理家電に対する注目が高まっています。ていねいな生活をしたい、美味しいご飯やパンを食べたい、栄養たっぷりで健康的な生活をしたい……といった人向けにパナソニックが2021年7月からスタートしたのが家電と食のサブスクリプションサービス「foodable(フーダブル)」です。
共働きの増加や、昨今の新型コロナウイルス禍によるステイホーム時間の増加などで、調理家電に対する注目が高まっています。ていねいな生活をしたい、美味しいご飯やパンを食べたい、栄養たっぷりで健康的な生活をしたい……といった人向けにパナソニックが2021年7月からスタートしたのが家電と食のサブスクリプションサービス「foodable(フーダブル)」です。
パナソニックが提供する「foodable」のWebサイト
foodableは家電と食材を組み合わせて「楽しさ・おいしさ・感動」を月額3980円の固定料金で利用できるというもの。
現在は炊飯器と3種類の全国各地の銘柄米をセットにした「ごはんソムリエ厳選銘柄米食べくらべ」コース、タンブラーミキサーとオーガニック野菜をセットにした「100%オーガニックスムージー」コース、オーブントースターと冷凍パンをセットにした「風味豊かなパンで目覚める お手軽ベイクアップ」コース、ホームベーカリーとパンミックスをセットにした「選べるパンミックス ふっくら焼き立て初体験」コースの4コースを展開。
どれも食材が毎月届くため、家電と一緒に新たな食生活を手軽に体験できる点が魅力です。
現在は炊飯器と3種類の全国各地の銘柄米をセットにした「ごはんソムリエ厳選銘柄米食べくらべ」コース、タンブラーミキサーとオーガニック野菜をセットにした「100%オーガニックスムージー」コース、オーブントースターと冷凍パンをセットにした「風味豊かなパンで目覚める お手軽ベイクアップ」コース、ホームベーカリーとパンミックスをセットにした「選べるパンミックス ふっくら焼き立て初体験」コースの4コースを展開。
どれも食材が毎月届くため、家電と一緒に新たな食生活を手軽に体験できる点が魅力です。
「ごはんソムリエ厳選 銘柄米食べくらべ」コースは3種類の全国各地の銘柄米と、63銘柄炊き分け機能搭載の炊飯器「おどり炊き SR-VSX101」(実勢価格12万1000円)がセットになったもの。月額料金は3980円で、最低利用期間は2年間。最低利用期間終了後には継続か終了、買い取り(このコースの場合は1万5000円)を選べます(最低利用期間が過ぎた25カ月分の月額料金と買い取り料金を含めて支払総額は11万4500円)
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。