間取り図を読み込ませて物件の良し悪しを判断してもらう
住みたいエリアが具体的に絞れたら、次は再び物件探しです。賃料は主に立地と家賃と平米数で決まるものですが、たとえば同じ平米数の1LDKでも、間取りによってデッドスペースができたり、家具の配置に制限があったりと、かなり使い勝手が変わってきます。そこで、Geminiに希望物件の間取り図を読ませて、住んでみたら不都合が出そうなポイントを聞いてみることにしました。

Geminiは課題点を探すのが得意
1LDKの間取りで部屋を探していたものの、賃料が安く、広々と使えそうな戸建てが賃貸に出ており、これはいいと思って質問したのですが、Geminiからは思わぬダメ出しが。平米数や間取りのタイプだけではわからない懸念点を教えてくれます。
結構厳しい指摘ではあるものの、物件選びの時点でこれを聞けていれば、無駄に内見をせずに済むうえ、実際に不動産屋に出向いて間取り図を見せてもらう場合にも、回避すべきポイントがわかります。
デメリットだけでなく、「バルコニーが2つある」「2階の部屋がそれぞれ独立している」といったメリットも併せて教えてくれるので、総合的な判断ができるのがありがたいです。
結構厳しい指摘ではあるものの、物件選びの時点でこれを聞けていれば、無駄に内見をせずに済むうえ、実際に不動産屋に出向いて間取り図を見せてもらう場合にも、回避すべきポイントがわかります。
デメリットだけでなく、「バルコニーが2つある」「2階の部屋がそれぞれ独立している」といったメリットも併せて教えてくれるので、総合的な判断ができるのがありがたいです。
引っ越しの詳細な手順を出してもらう
物件が決まったら、改めてスムーズに引っ越すための手順を確認します。
先ほどの大まかなスケジュールに加え、今度は「引っ越し当日から快適に暮らすための対策」を知りたいと思いました。
先ほどの大まかなスケジュールに加え、今度は「引っ越し当日から快適に暮らすための対策」を知りたいと思いました。

そこで、事前に買っておくといいもの、やっておくといいことをGeminiに聞いてみます。「虫対策」は自分でも思いつきましたが、「スリッパとカーテンは初日から必要」「当日すぐに出せるところにトイレットペーパーを用意」「新居のエアコンや換気扇の動作確認」といった、見落としがちなポイントを教えてくれます。
こういった質問では、AIが正しいか間違っているかの細かいファクトチェックをする必要はなく、自分の立場で要・不要を判断できるため、生成AIを使うメリットが大きい点です。
最初に作った大まかなスケジュールにこうした細かいポイントを入れ込んだ、ひとつのタスクリストを作るのも、生成AIの得意技。引っ越しが決まったときから引っ越し完了まで手放せないものになるでしょう。
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引っ越しは「やる回数が少なく」「関連作業が多く」「手続きのヌケ・モレが許されない」高難易度のタスクです。よく知らない引っ越し先の土地についての情報や、はたまた住んだことのない間取りの住み心地など、自分の想像力だけでは補えない判断も多く求められます。そんなときは生成AIが強い味方に。今回は賃貸物件での引っ越しを例に挙げましたが、戸建てやマンションの購入・引っ越しでも強い味方になってくれそうです。面倒くさい引っ越しを、新生活にワクワクできる楽しいものに変えてくれるでしょう。
こういった質問では、AIが正しいか間違っているかの細かいファクトチェックをする必要はなく、自分の立場で要・不要を判断できるため、生成AIを使うメリットが大きい点です。
最初に作った大まかなスケジュールにこうした細かいポイントを入れ込んだ、ひとつのタスクリストを作るのも、生成AIの得意技。引っ越しが決まったときから引っ越し完了まで手放せないものになるでしょう。
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引っ越しは「やる回数が少なく」「関連作業が多く」「手続きのヌケ・モレが許されない」高難易度のタスクです。よく知らない引っ越し先の土地についての情報や、はたまた住んだことのない間取りの住み心地など、自分の想像力だけでは補えない判断も多く求められます。そんなときは生成AIが強い味方に。今回は賃貸物件での引っ越しを例に挙げましたが、戸建てやマンションの購入・引っ越しでも強い味方になってくれそうです。面倒くさい引っ越しを、新生活にワクワクできる楽しいものに変えてくれるでしょう。

中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019