映え重視なら、これがイチオシ

シンデレラを彷彿とさせる、パンプキンがモチーフだと推測されるデザインが特徴のスリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」
スリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」
3つめに紹介するのはダイソー系列の300円ショップであるスリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」です。価格は税込770円。今回紹介するなかでは、最も高価なクラスのガラスティーポットです。
最大の特徴は、説明するまでもなく、そのデザイン。カボチャをモチーフとしたデコラティブで曲線を多用したデザインはプリンセス・シンデレラを彷彿させ、かなり映えます。
映えたり、それによってアガったりするデザインも性能の1つ。その点、このティーポットは高評価です。容量が600mlと大きめなのも、友人などとのティータイムに使いやすいでしょう。
ダイソーの国内店舗のなかでも450店舗ほど(2024年2月のデータ)のスリーピーの取り扱い商品なので、入手性はやや低いかもしれません。ただし、筆者の生活圏内では既存のダイソーにスリーピーを併設する店舗が急激に増えているので、今後はもっと入手しやすくなるかもしれません。
最大の特徴は、説明するまでもなく、そのデザイン。カボチャをモチーフとしたデコラティブで曲線を多用したデザインはプリンセス・シンデレラを彷彿させ、かなり映えます。
映えたり、それによってアガったりするデザインも性能の1つ。その点、このティーポットは高評価です。容量が600mlと大きめなのも、友人などとのティータイムに使いやすいでしょう。
ダイソーの国内店舗のなかでも450店舗ほど(2024年2月のデータ)のスリーピーの取り扱い商品なので、入手性はやや低いかもしれません。ただし、筆者の生活圏内では既存のダイソーにスリーピーを併設する店舗が急激に増えているので、今後はもっと入手しやすくなるかもしれません。

かなり複雑な形をしたパーツのすべてがガラス製なので、使うときにも、洗うときにもある程度気を使うのは事実です
現実的な問題としては、洗いやすさや使いやすさという点があります。これに関しては、複雑な形状を採用したこのティーポットは、手洗いがしづらいのが難点。ただし、茶こしを外せば食器洗い乾燥機が使えるので、使用後は食器洗い乾燥機という方にとっては問題ないでしょう。ただし、直火、オーブン、電子レンジのすべてに対応していません。
さらに使いやすさという点においては、ガラス製の茶こしは底部に12箇所の切り込みが入っているだけなので、お茶を抽出する際のお湯の対流性はあまり高くありません。なお、ティーポットの底面と茶こしの底までに高さの差があるので、ある程度の量のお湯を入れないとお茶が抽出されない点にも注意が必要です。
弱点を挙げるのは比較的簡単ですが、映えやその見た目の良さから気分が上がるという意味では、今回紹介したガラスティーポットのなかではイチオシといえます。
さらに使いやすさという点においては、ガラス製の茶こしは底部に12箇所の切り込みが入っているだけなので、お茶を抽出する際のお湯の対流性はあまり高くありません。なお、ティーポットの底面と茶こしの底までに高さの差があるので、ある程度の量のお湯を入れないとお茶が抽出されない点にも注意が必要です。
弱点を挙げるのは比較的簡単ですが、映えやその見た目の良さから気分が上がるという意味では、今回紹介したガラスティーポットのなかではイチオシといえます。
我が家での使用頻度ナンバーワン
スリーピーの「ガラスティーポット(460mL)」

工芸茶をいれたスリーピーの「ガラスティーポット(460mL)」。茶こしパーツがないので、中が見やすく、開いた工芸茶の様子もよくわかります
今回、最後に紹介するのがスリーピーの「ガラスティーポット(460mL)」です。価格は税込770円と前述のスリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」と同じ。今回紹介するガラスティーポットのなかでは最も高価なクラスです。
ただし、その容量は460mlと、今回紹介した4つのガラスティーポットのなかでも「耐熱ガラス製ティーポット 450mL」に続いて、2番目に容量が少なめ。そのため、複数人で使うというよりも、1.5人分といった印象です。
このティーポットの最大の特徴は、茶こしパーツが独立していないこと。ポット本体部分と、茶こしとしても機能する網目のある金属製のフタの2つのパーツで構成されているのです。今回紹介したほかのティーポットはすべてポット本体、フタにプラスして茶こし部分が独立しており、3パーツでできているのです。
ただし、その容量は460mlと、今回紹介した4つのガラスティーポットのなかでも「耐熱ガラス製ティーポット 450mL」に続いて、2番目に容量が少なめ。そのため、複数人で使うというよりも、1.5人分といった印象です。
このティーポットの最大の特徴は、茶こしパーツが独立していないこと。ポット本体部分と、茶こしとしても機能する網目のある金属製のフタの2つのパーツで構成されているのです。今回紹介したほかのティーポットはすべてポット本体、フタにプラスして茶こし部分が独立しており、3パーツでできているのです。

ポット本体と茶こし機能付きのフタだけで構成される「ガラスティーポット(460mL)」は、そのシンプルさが使いやすさの理由ともいえます
パーツが2つしかないこのティーポットは、パーツの数が少ないので取り扱いが簡単であることはもちろん、後片付けも容易です。しかも、注ぎ口付近で茶葉の流出を防ぐだけのシンプルな構造なので、茶葉を入れてお湯を注ぐとポット全体に茶葉が対流します。このため、お茶の抽出に優位ですし、工芸茶などをいれた際に見た目が美しいというメリットがあります。
また、直火、オーブン、グリルでの使用はできませんが、フタを外せば、電子レンジでの加熱が可能です。気になる食器洗い乾燥機の利用については「使用後は食器用洗剤で洗い、乾燥させてください」と書かれているのみで明記されていません。同じスリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」には「食器洗い乾燥機を使用する際は、茶こしをはずしください」と明記されているので、意図的なものを感じてしまいます。
とはいえこのティーポットはシンプルで使いやすく、後片付けも簡単なので、我が家での稼働率はナンバーワン。1人のときにぱっと使うには最適なガラスティーポットといえるでしょう。
また、直火、オーブン、グリルでの使用はできませんが、フタを外せば、電子レンジでの加熱が可能です。気になる食器洗い乾燥機の利用については「使用後は食器用洗剤で洗い、乾燥させてください」と書かれているのみで明記されていません。同じスリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」には「食器洗い乾燥機を使用する際は、茶こしをはずしください」と明記されているので、意図的なものを感じてしまいます。
とはいえこのティーポットはシンプルで使いやすく、後片付けも簡単なので、我が家での稼働率はナンバーワン。1人のときにぱっと使うには最適なガラスティーポットといえるでしょう。
それぞれに異なる個性!?

550〜770円と比較的同じような価格帯のガラスティーポットを比較してみましたが、それでも個性がそれぞれ異なるのがおもしろいところです
新しいガラスティーポットを見つけると、つい試したくなる
筆者は特別に紅茶やお茶にこだわりがあるわけではありません。そのため、いただいたものや普通に近所のスーパーで購入した、さまざまな種類のお茶を飲んでいます。ですが、マグカップにティーパックをそのまま入れてお茶をいれるよりも、ガラスティーポットで入れてからマグカップに注ぐだけで、充足感がかなり異なるのです。
そのため、100円ショップやプチプラで見たことのないガラスティーポットと出合う度になんとなく購入していました。そして、それらを実際に使ってみて驚いたのが、思う以上にそれぞれが個性的であることです。
例えば、本稿で紹介したように、リーズナブルで汎用性の高いダイソーの「耐熱ガラス製ティーポット 450mL」、シンプルなデザインで大容量のキャンドゥの「耐熱ガラスティーポット 650mL」、デコラティブなデザインで気分がアガるスリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」、同じスリーピーでも機能的で使い勝手を重視した「ガラスティーポット(460mL)」といった具合に、それぞれに個性や特徴があります。
そのため、100円ショップやプチプラで見たことのないガラスティーポットと出合う度になんとなく購入していました。そして、それらを実際に使ってみて驚いたのが、思う以上にそれぞれが個性的であることです。
例えば、本稿で紹介したように、リーズナブルで汎用性の高いダイソーの「耐熱ガラス製ティーポット 450mL」、シンプルなデザインで大容量のキャンドゥの「耐熱ガラスティーポット 650mL」、デコラティブなデザインで気分がアガるスリーピーの「耐熱ガラス製ティーポット(600mL)」、同じスリーピーでも機能的で使い勝手を重視した「ガラスティーポット(460mL)」といった具合に、それぞれに個性や特徴があります。

ガラスティーポットを使うことで、それまでよりも充実したティーブレイクを楽しんでいただけたら幸いです
どのガラスティーポットも税込800円以下で手に入るので、気軽に試せるのもうれしいところ。今回いろいろと紹介はしたのですが、使用するシーン、人数、期待する役割などでガラスティーポットへの評価は異なるでしょう。
ですから、気軽な価格で試せるガラスティーポットでご自身の好みが実際にどうなのか? を試してみることをおすすめします。筆者はガラスティーポット自体の個性を感じるのが、すっかり楽しくなってしまったので、今後も100円ショップやプチプラで新しいガラスティーポットに出合ったら、実際に試していこうと思っています。
ですから、気軽な価格で試せるガラスティーポットでご自身の好みが実際にどうなのか? を試してみることをおすすめします。筆者はガラスティーポット自体の個性を感じるのが、すっかり楽しくなってしまったので、今後も100円ショップやプチプラで新しいガラスティーポットに出合ったら、実際に試していこうと思っています。

齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。