ヒモとしてはもちろん、火口としても使える「麻紐」はキャンプやアウトドアにもおすすめ

麻なら、ひもとしての用途はもちろん、着火するときの火口にもなります
「麻紐(80m)」 100円は、アウトドアやキャンプを楽しむ人なら、ひと巻き持っておくと、ちょっと上級者っぽく見えるアイテムです。ビニールのヒモと違ってマキなどを縛る時に使うと、そのまま燃やして問題ないですし、麻ひもをほぐせばとても容易に火がつく火口(ほくち)が簡単に作れます。

麻ひもは、ほぐせばこうして立派な火口が完成
麻ひもは伸縮性が低く強い力で結びやすいというメリットがあり、ファイヤースターターなどでも簡単に火がつく火口としても使えるので、エマージェンシーボトルにぜひ入れておくことをおすすめします。筆者は輪ゴムや布テープといっしょにボトルの外側に巻き付けました。
個人的にはもっとも頼りになる火起こしアイテム「ファイヤースターター コンパクトタイプ」

火口と組み合わせれば、意外に簡単に火がつくファイヤースターター
「ファイヤースターター コンパクトタイプ」 100円はキャンドゥで購入しました。セリアでもよく見かけます。ロッドとストライカーのセットになっており、マグネシウムなどの燃えやすい金属でできたロッドをストライカーで削って、その削りクズに、ロッドとストライカーをこすり合わせた際に発生する火花で着火するアイテムです。

燃料がないので長期間の保管に耐えられるのが利点
濡れても拭けば着火しますし、安定性が高いので長期間の保管にも耐え、意図しない発火の可能性も低く、慣れてしまえば火口との組み合わせで簡単に火を起こすことができます。
ただし、慣れていないと苦戦することも多いので、あらかじめ「ファイヤースターター コンパクトタイプ」 での火起こしを練習しておくことをおすすめします。
ただし、慣れていないと苦戦することも多いので、あらかじめ「ファイヤースターター コンパクトタイプ」 での火起こしを練習しておくことをおすすめします。
コンパクトに収納できて使い勝手のよい「手ぬぐい風タオル おにぎり柄」を収納

エマージェンシーボトルにタオルは1本必須。手ぬぐいを採用しました
エマージェンシーボトルを作ることになった際、1枚は必ずいると思ったのがタオルです。しかし一般的なタオルでは、ボトルの中でかさばり過ぎてしまいます。圧縮タオルなども検討したのですが、最終的には手ぬぐいっぽい「手ぬぐい風タオル おにぎり柄」100円をセリアで購入しました。

布ものはセリアが充実。手ぬぐいは多用途に使いやすいサイズです
筆者の個人的な感想ですし、店舗によっても異なるでしょうが、布物はセリアが充実しているように感じます。普通にタオルとして使ってもいいですし、頭に巻いたり、口元を覆ってマスクのように使ったり、傷に巻いたり、三角巾的に使ったりと1枚あると間違いなく重宝します。
氷砂糖と革手袋も一緒に保管

キャンプ用グローブがあると片付け時のケガ防止にも便利
キャンドゥの「キャンプ用グローブ 子供用」がお気に入り
ダイソー、キャンドゥ、セリアでセレクトした15個のアイテムを収納した筆者のエマージェンシーボトルは、よく入ったと思うほどいっぱいに入っています。なお、すべて購入した場合、合計金額は2100円、税込2310円。筆者自身、他にもかなりのアイテムを購入して実際にボトルに詰めてみては、内容を試行錯誤したため、この2倍以上の金額をつぎ込みました。
今回のエマージェンシーボトルの内容には筆者もかなり満足しているのですが、本当は入れたかったものが、食べ物とグローブです。
食べ物は、基本的に賞味期限がないといわれる保存性の高い氷砂糖といっしょに保管しておく予定です。100gで約400kcalあるので、カロリー摂取の面でも安心でしょう。ダイソーなどでも販売されています。
今回のエマージェンシーボトルの内容には筆者もかなり満足しているのですが、本当は入れたかったものが、食べ物とグローブです。
食べ物は、基本的に賞味期限がないといわれる保存性の高い氷砂糖といっしょに保管しておく予定です。100gで約400kcalあるので、カロリー摂取の面でも安心でしょう。ダイソーなどでも販売されています。

エマージェンシーボトルとキャンプ用グローブは一緒に保管するのがおすすめ
そして、最後にグローブなのですが、キャンプや焚き火用の丈夫な牛革製をおすすめします。理由は災害時などは手指を守ってくれる手袋があると安心感が抜群ですし、キャンプや焚き火用の牛革製手袋は多少熱いものも持つことができるからです。
キャンドゥでは大人用のキャンプ用グローブも売られていますが、筆者のお気に入りは「キャンプ用グローブ 子供用」(300円)。成人男性としては筆者の手が小さいこともありますが、ややタイトにフィットするほうが指先が動かしやすいという理由もあります。
エマージェンシーボトルに、氷砂糖とキャンプ用グローブがあれば、もしものときはかなり心の余裕ができると思います。ボトルには入りませんが、玄関先で保管の際には手袋と氷砂糖も一緒に保存しておくことをオススメします。
また、記事のはじめに警視庁警備部災害対策課の「防災ボトル」のポストを紹介しましたが、このアカウントではその後も定期的に防災の知識や対策が投稿されており、先日も防災用品に、常備薬やお薬手帳のコピーを入れることを推奨されていました。
キャンドゥでは大人用のキャンプ用グローブも売られていますが、筆者のお気に入りは「キャンプ用グローブ 子供用」(300円)。成人男性としては筆者の手が小さいこともありますが、ややタイトにフィットするほうが指先が動かしやすいという理由もあります。
エマージェンシーボトルに、氷砂糖とキャンプ用グローブがあれば、もしものときはかなり心の余裕ができると思います。ボトルには入りませんが、玄関先で保管の際には手袋と氷砂糖も一緒に保存しておくことをオススメします。
また、記事のはじめに警視庁警備部災害対策課の「防災ボトル」のポストを紹介しましたが、このアカウントではその後も定期的に防災の知識や対策が投稿されており、先日も防災用品に、常備薬やお薬手帳のコピーを入れることを推奨されていました。

警視庁警備部防災対策課のアカウントでは、防災用品に関する知識や呼びかけが定期的にポストされていて知識のアップデートに役立ちます
今回のエマージェンシーボトルには、そうした常備薬やお薬手帳のコピーなどの書類は入れていませんが、常備薬がある方は入れておくと安心でしょう。今回の記事を参考に、ぜひご自身のオリジナルエマージェンシーボトルを作ってみてはいかがでしょうか。

齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。