店舗・施設の3密回避を後押し、HP作成サービス「グーペ」に時間・人数などの“枠予約サービス”登場
ホームページで予約が完結、調整不要の「イベント予約」機能
そのグーペに、新しく「イベント予約」機能が追加されました。グーペではこれまでにも「予約」機能を提供しており、店舗や施設が予約フォームを用意して、利用者の予約リクエストを受け付けることは可能でした。ただ、決まった時間帯に決まった人数の利用者にサービスを提供するような店舗・施設の運営者にとっては、予約リクエストを受信後に確認して、時間や人数の調整をする手間がかかっていました。
コロナ禍では、密閉・密集・密接のいわゆる「3密」回避やソーシャルディスタンスの確保などによる感染防止対策が、リアルなスペースでサービスを提供する店舗・施設に求められるようになりました。そこで、来店人数や来店時間を絞って顧客に対応するために、予約制を取り入れる店舗・施設が増えています。
グーペが2020年11月4日から提供を開始したイベント予約機能は、時間割など、既に決まっているスケジュール枠の中から利用者が予約を行える仕組みです。店舗や施設は、時間や定員、内容が決まったサービスの予約受付をホームページ上で簡単に行うことができ、受付はホームページ内で完結。予約の申し込み完了と同時に、利用者と店舗・施設の運営者に予約確定メールが自動的に送信されるので、予約受付後の時間確認やサービス内容の調整が不要となりました。
コロナ禍では、密閉・密集・密接のいわゆる「3密」回避やソーシャルディスタンスの確保などによる感染防止対策が、リアルなスペースでサービスを提供する店舗・施設に求められるようになりました。そこで、来店人数や来店時間を絞って顧客に対応するために、予約制を取り入れる店舗・施設が増えています。
グーペが2020年11月4日から提供を開始したイベント予約機能は、時間割など、既に決まっているスケジュール枠の中から利用者が予約を行える仕組みです。店舗や施設は、時間や定員、内容が決まったサービスの予約受付をホームページ上で簡単に行うことができ、受付はホームページ内で完結。予約の申し込み完了と同時に、利用者と店舗・施設の運営者に予約確定メールが自動的に送信されるので、予約受付後の時間確認やサービス内容の調整が不要となりました。
イベント予約の詳細ページ例
イベント予約機能は、グーペのユーザーであれば、全プランで追加料金なしで利用できます。レッスン、イベント、セミナーといった、提供時間や内容があらかじめ決まっているオフラインでのサービスはもちろん、オンラインでのサービス予約に使うことも可能です。
ワークショップやエステ、テイクアウトなどの予約で幅広く導入
実際にイベント予約機能を導入した事業者の業種は、サービス業や美容関係が約45%を占め、フラワーアレンジメントのワークショップやオンラインヨガ、エステなど、さまざまなサービスの事前予約に利用されているということです。また、飲食店の利用も10%ほどあるとのこと。飲食店では来店予約だけでなく、テイクアウトなど店頭販売の予約受付にも利用されているようです。
コロナ禍で、オフラインでの集客が難しくなっていたユーザーからは、イベント予約機能への歓迎の声も多かったとのこと。リリース時期が11月だったことから、クリスマスケーキの予約販売を実施していた事業者からは、喜びや期待のメッセージも寄せられたようです。
グーペを運営するGMOペパボの担当者によれば、イベント予約機能は想定していたより幅広い業種で利用されているそうです。「ホームページ運用のコストだけでイベント予約機能が利用でき、高度な予約システムを改めて導入することなく、手軽に始められることがユーザーに受け入れられ、当初想定よりも幅広い利用につながっているのではないか」ということでした。
緊急事態宣言が再び解除され、時短営業の幅なども短縮されていきますが、店舗・施設での感染防止への対応はしばらくの間、続くことでしょう。そうした中、実店舗・施設においても、自社ホームページを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)の機運は高まるものと思われます。そうしてDXに取り組む事業者が増えれば、さらにいろいろなサービスが登場するはず。コロナ禍をきっかけとして、日本のあらゆる場所や業種でDXが進むのではないでしょうか。
コロナ禍で、オフラインでの集客が難しくなっていたユーザーからは、イベント予約機能への歓迎の声も多かったとのこと。リリース時期が11月だったことから、クリスマスケーキの予約販売を実施していた事業者からは、喜びや期待のメッセージも寄せられたようです。
グーペを運営するGMOペパボの担当者によれば、イベント予約機能は想定していたより幅広い業種で利用されているそうです。「ホームページ運用のコストだけでイベント予約機能が利用でき、高度な予約システムを改めて導入することなく、手軽に始められることがユーザーに受け入れられ、当初想定よりも幅広い利用につながっているのではないか」ということでした。
緊急事態宣言が再び解除され、時短営業の幅なども短縮されていきますが、店舗・施設での感染防止への対応はしばらくの間、続くことでしょう。そうした中、実店舗・施設においても、自社ホームページを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)の機運は高まるものと思われます。そうしてDXに取り組む事業者が増えれば、さらにいろいろなサービスが登場するはず。コロナ禍をきっかけとして、日本のあらゆる場所や業種でDXが進むのではないでしょうか。
ムコハタワカコ
編集・ライター
書店員からIT系出版社、ウェブ制作会社取締役、米系インターネットメディアを経て独立。現在は編集・執筆業。IT関連のプロダクト紹介や経営者インタビューを中心に執筆活動を行う。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)、組織づくりや採用活動などにも注目している。