GMOインターネットグループでレジストリ事業を展開するGMOドメインレジストリは、“お店”のためのドメイン「.shop」の累計登録数が400万件を突破したと発表しました。
「.shop」ドメインを取得できるWebサイト
お店を表すドメイン「.shop」は、世界中のEC(ネットショップ)の拡大とともに、成長を続けてきました。新型コロナウイルス感染症拡大の際には、ECサイト構築サービスの急速な普及とあわせて北米や欧州を中心に登録数が急増。2022年5月には累計登録数300万件に達しました。
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衰え知らずの登録ペースで、400万件突破
コロナ禍が落ち着いたあとも「.shop」の登録ペースは衰えることなく、300万件到達からわずか10カ月間で400万件に達しました。2022年のドメイン市場では、「.com/.net」の登録数が前年比0.2%増加(Verisign Reports Fourth Quarter and Full Year 2022 Resultsより)とほぼ横ばいに推移しました。それに対して「.shop」の登録数は、特に北米のレジストラ(ドメイン登録事業者)での登録数が前年比113%増加と急増したことにより、前年比39%増加の高い成長を継続したことが要因となっています。
コロナ禍を経て、「.shop」ドメインの累計登録者数は成長を続けていることがわかる
一目で“お店”だと分かることが強みの「.shop」ドメイン
「.shop」は一目で“お店”を表していることが分かるため、EC事業者や実店舗運営者に最適なドメインです。GMOドメインレジストリは2016年1月28日、新gTLDである「.shop」の運営権利をICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers:インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスなどアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体)主催のオークションにおいて、当時の世界最高額となる4150.1万USドル(約49.2億円、当日の相場換算)で落札し、獲得しました。
ドメイン名において、末尾部に配置される「com」や「net」、「jp」などの文字列のことをTLD(トップレベルドメイン)と呼びます。TLDは、それぞれICANNに申請をして認められた事業者がICANNから委任されて管理運営業務を行います。TLD導入のルールを大幅に自由化する案が、2008年6月にICANNの理事会で承認され、2012年1月からICANNの適切な審査プロセスのもと自由な文字列によるTLDの申請が開始されました。これ新gTLDと呼びます。
「.shop」は、2016年9月27日に一般登録を開始した後、18時間で5万3000件超の登録があり、2019年3月20日には累計登録数が100万件に達しました。その後もEC需要が高まるなかで、世界中で「.shop」の利用が加速度的に増加した結果、2023年3月7日に累計登録400万件に到達したとのことです。
ドメイン名において、末尾部に配置される「com」や「net」、「jp」などの文字列のことをTLD(トップレベルドメイン)と呼びます。TLDは、それぞれICANNに申請をして認められた事業者がICANNから委任されて管理運営業務を行います。TLD導入のルールを大幅に自由化する案が、2008年6月にICANNの理事会で承認され、2012年1月からICANNの適切な審査プロセスのもと自由な文字列によるTLDの申請が開始されました。これ新gTLDと呼びます。
「.shop」は、2016年9月27日に一般登録を開始した後、18時間で5万3000件超の登録があり、2019年3月20日には累計登録数が100万件に達しました。その後もEC需要が高まるなかで、世界中で「.shop」の利用が加速度的に増加した結果、2023年3月7日に累計登録400万件に到達したとのことです。
“アフターコロナ”のECを引き続き支援
「.shop」は、GMOペパボが運営する「カラーミーショップ byGMOペパボ」や、GMOメイクショップが運営する「MakeShop byGMO」のほか、世界中のECサイト構築サービスと連携しています。
ECは成長を続ける一方で競争も激しくなっており、どのような商品・サービスを扱っているサイトなのかが一目で分かりやすく、さらにブランディングで差別化を図れるドメインが期待されています。
ECは成長を続ける一方で競争も激しくなっており、どのような商品・サービスを扱っているサイトなのかが一目で分かりやすく、さらにブランディングで差別化を図れるドメインが期待されています。
「.shop」ドメインの利用事例
GMOドメインレジストリは、「.shop」をさまざまなお店のためのドメインとして幅広く使用できるよう、国内・海外の多数のECサイト構築サービスとの連携によって普及に努め、EC市場の活性化に貢献していくとのことです。
これからECサービスを開始したい、もしくは既存のサービスをさらに伸ばしたい企業担当者や個人の方に、「.shop」ドメインは今後も注目です。
これからECサービスを開始したい、もしくは既存のサービスをさらに伸ばしたい企業担当者や個人の方に、「.shop」ドメインは今後も注目です。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。