新型コロナウイルス禍の外出自粛などで巣ごもり消費が増加したことから、Eコマース市場が伸張しています。富士経済が発表した「通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2021」によると、2020年は前年比17.7%増の13兆7243億円(カタログ通販、テレビ通販含む)となり、2021年は15兆1127億円、2022年は16兆4988億円にまで伸びると予測しています。
自社や自店舗でも通販を開始したいという企業や個人事業主向けにはGMOペパボの「カラーミーショップ」やGMOメイクショップの「MakeShop」などさまざまなパッケージがありますが、「自社でネットオークションを構築・運営したい」という企業向けに新たなサービスが登場しました。それがGMOシステムコンサルティングが2021年9月から提供を開始した「GMOクラウドEC オークション」です。
自社や自店舗でも通販を開始したいという企業や個人事業主向けにはGMOペパボの「カラーミーショップ」やGMOメイクショップの「MakeShop」などさまざまなパッケージがありますが、「自社でネットオークションを構築・運営したい」という企業向けに新たなサービスが登場しました。それがGMOシステムコンサルティングが2021年9月から提供を開始した「GMOクラウドEC オークション」です。
GMOクラウドECオークションのWebサイト
オークション(競売)というと美術品売買や魚市場、C2C(個人間取引)のネットオークションサービスなどを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし商品を無駄にしないことや、リユースを意識した購買などといったエシカル消費やSDGsを意識した消費者の生活様式の変容、サブスクやD2C(消費者直接取引)などの売り方や買い方の多様化、セカンダリーマーケットの市場拡大など、さまざまな要因からオークションに対する注目が集まっているのです。
こうした中で登場した「GMOクラウドEC オークション」は、オークションサイトの構築や運営に特化し、せり上がりやせり下がり、封印入札(一般競争入札)などさまざまなオークションを行えるクラウド型のオークションパッケージです。
需要と価格の見極めが難しい商品を多く扱う企業や、クローズドなB2Bオークション環境を構築したい企業、既存サイトと連携したオークションを構築したい企業、店頭や倉庫在庫の処分を行いたい場合など、オークションによってさまざまな課題を解決することが可能になります。
こうした中で登場した「GMOクラウドEC オークション」は、オークションサイトの構築や運営に特化し、せり上がりやせり下がり、封印入札(一般競争入札)などさまざまなオークションを行えるクラウド型のオークションパッケージです。
需要と価格の見極めが難しい商品を多く扱う企業や、クローズドなB2Bオークション環境を構築したい企業、既存サイトと連携したオークションを構築したい企業、店頭や倉庫在庫の処分を行いたい場合など、オークションによってさまざまな課題を解決することが可能になります。
オークションビジネスのメリット
システムは保守性、拡張性を考慮してAWS(Amazon Web Service)を活用したサーバーレス環境を採用し、オークション入札のトラフィックに応じたオートスケーリングも可能です。1商品を30秒~1分程度でライブ配信しながらオークションを実施する「ライブオークション」にも対応しています。
オークション機能の基本構成
オークション結果を商品情報に反映させるオークション結果管理機能や、オークション開催中、終了後、出品商品ごとの入札順位といった入札状況を表示できる入札管理機能、商品問い合せや全会員・指定した会員向けにお知らせなどを送信できるコミュニケーション管理機能、落札代金の請求データ作成や落札代金の請求書PDFを表示できる落札者に対する請求・入金管理機能など、オークション管理に必要なさまざまな機能を搭載しています。
過去の落札価格など相場情報を会員向けに提供したり、商品の閲覧履歴や入札、落札履歴などの情報や商品ごとの相関関係に応じてレコメンド表示やレコメンドメールを送付するAIレコメンド機能など、オークション実績データベースを利活用できる機能も充実しています。
メーカーが出品し、取引業社が落札する自動車・建機のB2B向け中古利用オークション(札入れ入札方式)、国内外のバイヤーが落札する中古デジタル製品の流通サービスオークション(競り上げ方式と札入れ入札方式)、国内外のバイヤーが落札する絵画、貴金属、ブランド品などの中古販売オークション(競り上げ方式と札入れ入札方式)など、さまざまな導入実績があります。
初期ライセンス費用は税込み500万円~で、月次費用は従量+固定、構築期間は最短3カ月です。初期費用や構築期間はカスタマイズ内容により変動します。
過去の落札価格など相場情報を会員向けに提供したり、商品の閲覧履歴や入札、落札履歴などの情報や商品ごとの相関関係に応じてレコメンド表示やレコメンドメールを送付するAIレコメンド機能など、オークション実績データベースを利活用できる機能も充実しています。
メーカーが出品し、取引業社が落札する自動車・建機のB2B向け中古利用オークション(札入れ入札方式)、国内外のバイヤーが落札する中古デジタル製品の流通サービスオークション(競り上げ方式と札入れ入札方式)、国内外のバイヤーが落札する絵画、貴金属、ブランド品などの中古販売オークション(競り上げ方式と札入れ入札方式)など、さまざまな導入実績があります。
初期ライセンス費用は税込み500万円~で、月次費用は従量+固定、構築期間は最短3カ月です。初期費用や構築期間はカスタマイズ内容により変動します。
初期・月次費用と構築期間
B2Cオークションだけでなく、B2Bオークションなども含めて、これから新たな商取引のあり方を模索したい企業には、魅力のあるパッケージソリューションではないでしょうか。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。