編集部が振り返る2021年、どうなる2022年

i4U編集部

Speciali4Uインターネット特集

2022年、インターネットはどんな風に発展すると思いますか?

SNSのコミュニティのクローズド化が進むのではないかと思います。炎上することが多すぎて疲れてしまい、ある程度気が合う仲間だけでコミュニケーションする方が快適に。オープンなTwitterの「スペース」と、メンバー限定で使えるClubhouseの「ルーム」の雰囲気の違いにそう感じました。(i4U編集部:赤池淳子)

メタバースがもっと発展して、我が家の子供たちとも遊べるといいなあ。(i4U編集主幹:鷹木創)

「リアル」がキーなサービスが発展するかと思います。そろそろみんな表に出て色々なところに行きたいはず。そんなときにこの2年間でより濃くなったインターネットとの関係がリアルと結びついて「今までなかったもの」が生まれそうな気がしてます。(i4U編集部:Y)

インターネットはどんどんと狭くなっている気がしています。より便利になり、個人的なパーソナリティとインターネットでのペルソナが日々近くなっているから、息苦しさを感じることが多くなってしまう。そんな感覚をここ数年感じていました。そこに来てのメタバースです。さまざまなものを自分が好ましい形にできる可能性を秘めたこの世界は、自分自身を好きになるきっかけになるんじゃないかなって。そして真の意味での多様性の芽になるんじゃないかなぁと。そしてそうあって欲しいなと思います。(宮本夏樹)

2022年はメタバース型のコミュニティがそろそろ一般化していくんじゃないでしょうか。使い勝手のいいスマホアプリが出れば、あとはすぐですよね。楽しみ。(i4U編集長:岩崎綾)

VRは、体験する人がみな口を揃えて「おもしろい」と言いますし、ゲームのバイオハザードはシャレにならないくらい怖いです。なので、VRとそれを取り巻く環境に期待していますが、そうは言いつつも、私は正直なところそんなに他の人とたくさん会ってコミュニケーションをとりたいとも思っていないです。ということで、2022年のインターネットは、語りたい言葉や感情をたくさん抱えた人たちが、今よりもっとのびのび生きていける場として発展するといいなと願っていますが、そこの住人となることを自分が心の底から望んでいるかはわかりません。鮮やかかつ豊かになりまくるインターネット越しに、生身の自分をじっと見つめ直す年になる気がしています。(花森リド)

「メタバース」が今度こそバズで終わらない予感がしています。NFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)と相まって、Web3.0が本格的に広がる、その元年的な年になる(といいな)と思います。(i4U編集部:ムコハタワカコ)

VRとの垣根が少しずつ取り払われていくのかも。ECサイトの中には、商品画像が載っているだけでなく、バーチャル店舗のような感じになったり。もちろん、VRゴーグルがなくてもブラウザとマウス、キーボード操作で動かせる感じに。あとは、投げ銭文化がさらにいろいろなものに波及することもあり得るかと。SNSのいいねの代わりに投げ銭とか、リツイートの有料化とか。非インターネットで有料だったものをインターネットで悉く無料にしてきたインターネットですが、今度はインターネットならではの形で有料になっていくのかと。(岡安学)

コロナが収束しても、リアル×オンラインのハイブリッドイベントは無くならないかなと思います。場所や会場、時間などに縛られない形式として、個人的にもなくなってほしくないですね。オンライン配信やバーチャルルームの活用などを通して、新しいイベントの在り方や可能性がどんどん広がり進化していくのではないかと感じています。(i4U編集部:吉田真菜美)

メタバースが急に脚光を浴びていますが、一般市民に普及することはまずないと思っています。ただし、産業や企業の側がメタバースに取り組んでいくことはとても重要なので、「どうせセカンドライフとかの二の舞」みたいに言うのではなく、転換点となるようなデバイスが出た時には(アップルあたりでしょうか……?w)いつでも大爆発するような環境を整えていって欲しいなと思います。そういう意味では「企業側のメタバース元年」と言えるような年になってくれるといいなと思います。ユーザー側は絶対に来ませんが。(安蔵靖志)

今年後半を見ているだけでも一気にメタバース、 NFT関連のプラットフォーム、サービスが増えた印象があるので、来年はそれがもっと一般的に広がって行くようになると思います。例えば、VR系イベントの有料化、チケット半券のNFT化が定着するなど、インフラ化がより進むことになりそうな予感がします。(Jun Fukunaga)

技術的なところで変わり種のようなものが出てくるようには余り思わないものの、むしろ使い方のところではもっと実社会に寄り添ったものになったらいいなという思いはあります。SNSやネットニュースのコメントのような、誰でも発信できることが過度になって、人の命が奪われたり、ネットの接触時間が子供の成育に悪影響を与えたり、そういうところのバランスがナマモノたる人間に合うものであってほしい。日本に振り返ってみると、特別給付金の配布にとんでもないコストがかかったり、学生一人一人が遠隔で授業できていなかったり。ネットは道具なので、道具を扱う人間や、人間の善意も発展しなくては、力を発揮しきれないと思うのです。(i4U編集部:オオタニヒロシ)


というわけで、i4U的2021年の総まとめはいかがでしたでしょうか? 2022年はメタバースへの期待が多いようですが、他にも色々面白い出来事がきっと起こるはず。編集部でも引き続き、予測不可能な未来を面白がっていきたいと思います。それでは皆さん、よいお年を!
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