自分の子供にぴったりのプログラミング教室はどう探す?
コエテコに登録されている1万校を超えるプログラミング教室のうち、実は約400ほどのブランドで全体の8~9割を占めているそうです。
「例えばQUREO(キュレオ)プログラミング教室だけで2300以上、ヒューマンアカデミーのロボット教室は約1500教室など、大手がいくつかあり、100前後の教室を抱えるブランドもいくつかあります」(沼田氏)
その一方で、教室によって使われる教材やテーマはさまざまだそうです。
「大きくロボット型プログラミングとソフトウエア型プログラミングの2つに分かれます。さらにロボット型プログラミングの中で『レゴのマインドストーム』、『アーテックロボ』、『ヒューマンアカデミーのオリジナルロボット』など、大きく3~4種類に分かれます。これをベースに教材やカリキュラムがあるという感じです。ソフトウエア型プログラミングだと『Scratch(スクラッチ)」や『マインクラフト』などがあり、各社が自分たちの理想に沿うような形で運営しています」(沼田氏)
例えば東京都内だと1200を超える教室があるため、子供にどのような教室を選べばいいのか迷う人も多いことでしょう。沼田氏は立場上、「どの教室がいいですか?」とよく聞かれるそうですが、一言では答えられないと話します。
「その子はどういう子で、保護者のニーズはどこにあるのかが分かれば、ならここはどうですか?と勧めたりはしています」(沼田氏)
子供自身がロボットやゲームなどに興味を持っていて、自ら「プログラミング教室に通いたい」と話しているのか。それとも、「プログラミング教育が必修化されたから、乗り遅れないようにしたい」と親が考えているのか。「とりあえずどのようなものか体験してみたい」のか。子供の性格や保護者の志向、ニーズによって、ぴったりと合う教室は違うはずです。
「これはたとえですが、街のサッカーチームが自宅から通える場所に3~4チームくらいあると思います。その中でも全国大会を目指すチームとか、地区大会で上の方に行けるようなところとか、地区大会で1勝できればいいと考えているチームとか、いろいろありますよね。でも全国大会を目指すということは、厳しくしっかりやらなければならないし、うまい子だけが活躍できます。逆に地区大会の1回戦程度のチームなら『みんな平等に出場しましょう』とか『伸び伸びやりましょう』とか、それぞれ個性が違います。それはプログラミング教室でも同じです」(沼田氏)
一口にプログラミング教室といっても、基礎的なところをやさしく教えてくれるところもあれば、プログラマーを目指すようなレベルの高いところまで幅広いと沼田氏は語ります。
「保護者がプログラミングに詳しい家庭なら、自分の子供にはどれが合うとが分かるかもしれませんが、普通はそうはいかないですよね。まずはプログラミング教室がどのようなものかを知りたいという人であれば、まずは月謝の安いところに行ってみて感覚をつかみ、どのようなものかを理解するのがいいと思います」(沼田氏)
コエテコでは、教室検索機能を使って出てきたプログラミング教室のページから、無料で体験教室に申し込めるようになっています。詳細ページにはコース内容や授業の様子、教室の内観や外観などの写真、口コミ情報なども掲載されているので、プログラミング教室を選ぶ上で参考になるでしょう。
「例えばQUREO(キュレオ)プログラミング教室だけで2300以上、ヒューマンアカデミーのロボット教室は約1500教室など、大手がいくつかあり、100前後の教室を抱えるブランドもいくつかあります」(沼田氏)
その一方で、教室によって使われる教材やテーマはさまざまだそうです。
「大きくロボット型プログラミングとソフトウエア型プログラミングの2つに分かれます。さらにロボット型プログラミングの中で『レゴのマインドストーム』、『アーテックロボ』、『ヒューマンアカデミーのオリジナルロボット』など、大きく3~4種類に分かれます。これをベースに教材やカリキュラムがあるという感じです。ソフトウエア型プログラミングだと『Scratch(スクラッチ)」や『マインクラフト』などがあり、各社が自分たちの理想に沿うような形で運営しています」(沼田氏)
例えば東京都内だと1200を超える教室があるため、子供にどのような教室を選べばいいのか迷う人も多いことでしょう。沼田氏は立場上、「どの教室がいいですか?」とよく聞かれるそうですが、一言では答えられないと話します。
「その子はどういう子で、保護者のニーズはどこにあるのかが分かれば、ならここはどうですか?と勧めたりはしています」(沼田氏)
子供自身がロボットやゲームなどに興味を持っていて、自ら「プログラミング教室に通いたい」と話しているのか。それとも、「プログラミング教育が必修化されたから、乗り遅れないようにしたい」と親が考えているのか。「とりあえずどのようなものか体験してみたい」のか。子供の性格や保護者の志向、ニーズによって、ぴったりと合う教室は違うはずです。
「これはたとえですが、街のサッカーチームが自宅から通える場所に3~4チームくらいあると思います。その中でも全国大会を目指すチームとか、地区大会で上の方に行けるようなところとか、地区大会で1勝できればいいと考えているチームとか、いろいろありますよね。でも全国大会を目指すということは、厳しくしっかりやらなければならないし、うまい子だけが活躍できます。逆に地区大会の1回戦程度のチームなら『みんな平等に出場しましょう』とか『伸び伸びやりましょう』とか、それぞれ個性が違います。それはプログラミング教室でも同じです」(沼田氏)
一口にプログラミング教室といっても、基礎的なところをやさしく教えてくれるところもあれば、プログラマーを目指すようなレベルの高いところまで幅広いと沼田氏は語ります。
「保護者がプログラミングに詳しい家庭なら、自分の子供にはどれが合うとが分かるかもしれませんが、普通はそうはいかないですよね。まずはプログラミング教室がどのようなものかを知りたいという人であれば、まずは月謝の安いところに行ってみて感覚をつかみ、どのようなものかを理解するのがいいと思います」(沼田氏)
コエテコでは、教室検索機能を使って出てきたプログラミング教室のページから、無料で体験教室に申し込めるようになっています。詳細ページにはコース内容や授業の様子、教室の内観や外観などの写真、口コミ情報なども掲載されているので、プログラミング教室を選ぶ上で参考になるでしょう。
検索結果から教室の詳細情報も見られます

「コエテコでは対象学年のほか、『ブロック遊びやものづくりが好き』とか、『タイピングができる』などの質問に答えていくと、お子さんにぴったり合うプログラミング教室を提案する『プログラミング教室「ぴったり」診断』というコンテンツも作っていますので、参考にしてみてください」(沼田氏)
診断結果例

ほかにも、コエテコではプログラミング教育に関する情報も非常に充実しています。「よく分かるプログラミング教室ガイド」をはじめとする「プログラミング・ロボット教室の基礎知識」のほか、プログラミング・ロボット教育に関するニュースや記事が多数掲載されています。今すぐ子供をプログラミング教室に通わせたい、という人だけでなく、「プログラミング教育って今どうなっているの?」という疑問を少しでも解消したいという人にも役立つはずです。
このようにイメージ以上に種類が豊富で、教室の数も多いプログラミング・ロボット教室。最終的には保護者がどれだけ自分の子供に合ったものを選ぶことができるかが重要になってきます。しかし、ほとんどの保護者が自身が子供のころにプログラミング教室に通った経験がない中で、手探りでの教室選びを余儀なくされているのが現状です。こうした中で「コエテコ」のような検索・情報サイトはこれからますます重宝されそうです。

安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。