GMOインターネットグループは、2025年9月実施の「生成AI活用実態調査」の結果を発表しました。
生成AIの業務活用率は95.0%と過去最高に達し、前回調査(2025年6月実施)からは0.9ポイント上昇。複数のAIサービスを併用する利用率は80.0%で、前年の54.2%から約1.5倍に拡大したと説明しています。月間の業務削減時間は約25.1万時間に及び、同社は1572人分の労働力に相当します。
調査内容とともに、パートナーの具体的な活用状況や、GMOインターネットグループのAI活用推進の取り組みについて紹介します。
生成AIの業務活用率は95.0%と過去最高に達し、前回調査(2025年6月実施)からは0.9ポイント上昇。複数のAIサービスを併用する利用率は80.0%で、前年の54.2%から約1.5倍に拡大したと説明しています。月間の業務削減時間は約25.1万時間に及び、同社は1572人分の労働力に相当します。
調査内容とともに、パートナーの具体的な活用状況や、GMOインターネットグループのAI活用推進の取り組みについて紹介します。
有料AIツール利用率73.5%、「GMO AIブースト支援金」で併用が加速
AI活用実態調査は9月8〜12日、GMOインターネットグループの国内全パートナー(正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員、業務委託)6368人を対象に実施されました(有効回答答5157人)。
まず、生成AIの業務活用率は95.0%と過去最高に達し、前回調査(2025年6月実施)からさらに0.9ポイント上がっています。
まず、生成AIの業務活用率は95.0%と過去最高に達し、前回調査(2025年6月実施)からさらに0.9ポイント上がっています。
GMOインターネットグループ「AI活用実態調査、生成AI業務活用率」2025年9月発表 ※グラフの薄い色は正社員のみの数字
調査では、活用者のうち73.6%が「ほぼ毎日」、93.1%が「週1回以上」利用していることが明らかになりました。生成AIの活用による業務削減は月間約25.1万時間(前回比+約2.7万時間)、1人あたり約43.2時間(同+約4.8時間)に達したとしています。
GMOインターネットグループ「AI活用実態調査、業務削減時間の推移(月間)」2025年9月発表
さらに、生成AIを業務活用する層では、複数AIサービスの利用率が80.0%(前回比+12.3ポイント)となり、2024年9月の54.2%から約1.5倍に拡大しました。
GMOインターネットグループでは、生成AIについて「サービスやモデルごとに得意領域が異なるため、用途に応じた使い分けが生産性と精度の向上につながる」とのことです。その上で、複数モデルを比較できる「天秤AI byGMO」の活用を社内で推奨していると説明しています。
GMOインターネットグループでは、生成AIについて「サービスやモデルごとに得意領域が異なるため、用途に応じた使い分けが生産性と精度の向上につながる」とのことです。その上で、複数モデルを比較できる「天秤AI byGMO」の活用を社内で推奨していると説明しています。
GMOインターネットグループ「AI活用実態調査、複数AIサービス利用率」2025年9月発表
また、有料ツールの契約率が73.5%まで伸びた背景として、2025年6月に開始した福利厚生制度「GMO AIブースト支援金」により、有料の生成AIサービスを業務で試しやすくなったことを挙げています。同グループは、有料サービスにはセキュリティ面の信頼性、最新機能へのアクセス、利用上限の拡大といった利点があるとしています。
GMOインターネットグループ「AI活用実態調査、有料サービス契約率(業務活用者)」2025年9月発表

i4U編集部
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