やっと雪がなくなり春らしい陽気のなかで地元道民もドライブを楽しむ季節
筆者は北海道千歳市生まれで、実家が千歳。しかも父方も母方も、祖父と祖母が道民という結構筋金入りの道民家系です。そんな筆者にとって、北海道の春は4月も中旬以降といえるでしょう。
ヨーロッパの小さな国よりも広い北海道は、場所によって異なりますが4月に雪が降ることもそれほど珍しくありません。しかし4月も下旬のゴールデンウィークあたりになると、そんな北海道でも松前や函館といった道南地域で桜が開花し、さすがに春の様子になるのです。
それでも日本の桜前線の最終地といわれる根室は、さらに半月先の5月中旬に桜が開花するのですから、さすがに北海道は広い。とはいえ雪に閉ざされた長い冬の間、春の観光シーズンに訪れる道外からの観光客以上に、春を待ちわびていたのはわれわれ地元の道民なのです。
そんな春を待ちわびた道民であり、北海道の空の玄関口である新千歳空港のそばに住む筆者が、待ちわびた春のシーズンにドライブがてら毎年のように訪れてしまう「北海道の春の絶景3選」をみなさんに紹介します。
函館を除くと、基本的に新千歳空港からアクセスしやすいスポットを優先しましたので、新千歳空港からの北海道旅行を計画している方は、ぜひドライブがてら訪れてみてはどうでしょうか?
ヨーロッパの小さな国よりも広い北海道は、場所によって異なりますが4月に雪が降ることもそれほど珍しくありません。しかし4月も下旬のゴールデンウィークあたりになると、そんな北海道でも松前や函館といった道南地域で桜が開花し、さすがに春の様子になるのです。
それでも日本の桜前線の最終地といわれる根室は、さらに半月先の5月中旬に桜が開花するのですから、さすがに北海道は広い。とはいえ雪に閉ざされた長い冬の間、春の観光シーズンに訪れる道外からの観光客以上に、春を待ちわびていたのはわれわれ地元の道民なのです。
そんな春を待ちわびた道民であり、北海道の空の玄関口である新千歳空港のそばに住む筆者が、待ちわびた春のシーズンにドライブがてら毎年のように訪れてしまう「北海道の春の絶景3選」をみなさんに紹介します。
函館を除くと、基本的に新千歳空港からアクセスしやすいスポットを優先しましたので、新千歳空港からの北海道旅行を計画している方は、ぜひドライブがてら訪れてみてはどうでしょうか?
ゴールデンウィークの「函館」でお花見、道民にとてもメジャーなプラン
日本最北端のお堀の水面に映りこむ桜スポット
北海道では貴重なお城のお堀に映りこむ満開の桜。このすぐ近くで焼き肉をしながらお花見を楽しんでいる人が大勢いるのも北海道らしいのです
東京中心の日本のテレビでは、だいたい毎年3月の下旬から東京で桜開花のニュースが連日放送されます。我々道民はまだまだ真っ白な雪に囲まれながら「いいな〜、春だな、暖かいんだろうなぁ」と見ています。
そこから約1カ月遅れて、やっと道南の函館でゴールデンウィークの時期に北海道で桜の開花です。さすがに道路の雪は道南以外でもほぼ溶けていますから、クルマでの移動も雪道に神経をとがらす必要もありません。結果、ゴールデンウィークには、多くの道民が桜の名所である函館市五稜郭公園に押しかけるわけです。
ちなみに北海道には、多くの方が思い描くようなお堀のある城跡は、この五稜郭と松前城しか現存していません。そのため、掲載した写真のようにお堀の水面に映り込む満開の桜という光景は、五稜郭よりも北では見ることができないのです。そういった意味では、道民にとっても貴重な風景ですし、日本最北端のお堀とそれに映り込む桜が楽しめるスポットといえます。
そこから約1カ月遅れて、やっと道南の函館でゴールデンウィークの時期に北海道で桜の開花です。さすがに道路の雪は道南以外でもほぼ溶けていますから、クルマでの移動も雪道に神経をとがらす必要もありません。結果、ゴールデンウィークには、多くの道民が桜の名所である函館市五稜郭公園に押しかけるわけです。
ちなみに北海道には、多くの方が思い描くようなお堀のある城跡は、この五稜郭と松前城しか現存していません。そのため、掲載した写真のようにお堀の水面に映り込む満開の桜という光景は、五稜郭よりも北では見ることができないのです。そういった意味では、道民にとっても貴重な風景ですし、日本最北端のお堀とそれに映り込む桜が楽しめるスポットといえます。
4月の上旬に交通規制が解けたばかりの函館山登山道で展望台に
これから夜明けを迎える函館の港付近の様子を、函館山展望台から撮影。ちなみにレンズはZEISS Loxia 2/35です
せっかく函館まで行ったのですから、函館山山頂展望台からの夜景はぜひご覧いただきたい。そして、さらにもうひとつおすすめするなら、函館山展望台からの朝日が上る風景です。函館山車両用登山道は、年間を通じて夜間の自家用車の通行が規制されていますが、それ以外の時間帯は4月の中旬から11月の中旬、雪が降り始めるくらいまでは自家用車で展望台に行くことができます。
そのため筆者は函館山の絶景のなかでも裏メニューともいえる函館山展望台からの朝日の撮影によく行っているのです。登山道は通行料もかかりません。東向きに開けた、函館山展望台からの朝の風景は、厳かで感動的です。ぜひこちらも味わってみてください。通行規制の詳細は函館市のWEBページ「函館観光への協力のお願い 函館山山頂に係る規制」などを参考にしてください。春とはいえ、日の出の時間帯の函館山山頂は、かなり冷えるので防寒着などをお忘れなく!
そのため筆者は函館山の絶景のなかでも裏メニューともいえる函館山展望台からの朝日の撮影によく行っているのです。登山道は通行料もかかりません。東向きに開けた、函館山展望台からの朝の風景は、厳かで感動的です。ぜひこちらも味わってみてください。通行規制の詳細は函館市のWEBページ「函館観光への協力のお願い 函館山山頂に係る規制」などを参考にしてください。春とはいえ、日の出の時間帯の函館山山頂は、かなり冷えるので防寒着などをお忘れなく!
さらに足を伸ばすなら「松前」や「森」といった選択肢もあり
日本最北に位置する、最後の日本式城郭であった松前城跡。桜といっしょに撮影した1枚になっています
桜を目的に函館を訪れたのに、思ったよりも少し早かったり、逆にちょっと遅かったということもあるでしょう。そんなときに注目したいのが「松前」と「森」、さらには「北斗」です。
まず、桜を目的に函館に行ったものの、まだ開花や満開には早かったという場合は「松前」まで足を伸ばすのがおすすめです。函館から約2時間、ほぼ100kmとさすがに道民の筆者でも近いとはいいませんが「松前」は北海道を代表する桜の名所で、100種約1万本の桜を見ることができます。しかも松前城址を含む松前公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれた名所です。そして、筆者の知る限り函館よりも桜の開花が早く、函館で「桜、今年はまだちょっと早かった」と思ったときは「松前」まで足を伸ばすことをおすすめします。
逆に函館で「あれ、もう桜が終わりじゃない」というタイミングの場合は、北上しましょう。わずかなズレなら、函館の隣「北斗市」の「北斗桜回廊」や「森町」の「オニウシ公園の桜」などをおすすめします。その年の天候などによってタイミングは異なりますが、桜のタイミングを微妙に外した場合は、南下もしくは北上すれば、ある程度道内でなんとかなるのもおもしろいところです。
また、筆者のように新千歳空港から函館までクルマで行くなら、帰り道などを利用すれば、最もタイミングのよい場所で桜を楽しむこともできます。
まず、桜を目的に函館に行ったものの、まだ開花や満開には早かったという場合は「松前」まで足を伸ばすのがおすすめです。函館から約2時間、ほぼ100kmとさすがに道民の筆者でも近いとはいいませんが「松前」は北海道を代表する桜の名所で、100種約1万本の桜を見ることができます。しかも松前城址を含む松前公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれた名所です。そして、筆者の知る限り函館よりも桜の開花が早く、函館で「桜、今年はまだちょっと早かった」と思ったときは「松前」まで足を伸ばすことをおすすめします。
逆に函館で「あれ、もう桜が終わりじゃない」というタイミングの場合は、北上しましょう。わずかなズレなら、函館の隣「北斗市」の「北斗桜回廊」や「森町」の「オニウシ公園の桜」などをおすすめします。その年の天候などによってタイミングは異なりますが、桜のタイミングを微妙に外した場合は、南下もしくは北上すれば、ある程度道内でなんとかなるのもおもしろいところです。
また、筆者のように新千歳空港から函館までクルマで行くなら、帰り道などを利用すれば、最もタイミングのよい場所で桜を楽しむこともできます。
春の北海道を楽しむポイント:薄手のダウンなどの防寒着は必須
軽いだけでなく丸めてかなりコンパクトに収納できるので「プラズマ1000 ダウンジャケット Men's」など、ダウンジャケットは北海道旅行にぴったりです
4月後半の春の北海道は、道民的には昼間は天気がよければ半袖といった具合ですが、日没以降や朝方はかなり寒いです。筆者の場合は、基本的にほぼ一年中、夏も含めて夜寒い時用の薄手のダウンジャケットを用意しています。
最近は写真で紹介したモンベルの「プラズマ1000 ダウンジャケット Men's」のように男性用でわずか130g程度しかない軽量な物あるので、北海道旅行の際には、夏でも薄手のダウンジャケットを1枚用意しておくと快適に過ごせます。
筆者は半袖Tシャツの上にそのままダウンジャケットという、スエットパーカ感覚でダウンジャケットを羽織ることに違和感がありません。つまりそのくらい夜は寒いことがよくあるので注意してください。
最近は写真で紹介したモンベルの「プラズマ1000 ダウンジャケット Men's」のように男性用でわずか130g程度しかない軽量な物あるので、北海道旅行の際には、夏でも薄手のダウンジャケットを1枚用意しておくと快適に過ごせます。
筆者は半袖Tシャツの上にそのままダウンジャケットという、スエットパーカ感覚でダウンジャケットを羽織ることに違和感がありません。つまりそのくらい夜は寒いことがよくあるので注意してください。
■函館へのアクセス
東京や大阪などからであれば、函館空港への直行便がもっとも便利。北海道新幹線の場合は、新函館北斗駅からの乗り換えがありますが、利用するのもありでしょう。飛行機の便数などが多く便利な新千歳空港経由は、同じ道内とはいえ約270kmあり、レンタカーなどで高速を使っても3時間45分ほどかかることに注意してください。
Googleマップなどで検索するなら「函館市五稜郭観光駐車場」「函館山展望台駐車場」「松前城近隣駐車場」などの単語がおすすめ。
Googleマップなどで検索するなら「函館市五稜郭観光駐車場」「函館山展望台駐車場」「松前城近隣駐車場」などの単語がおすすめ。
ホントに地球は丸い! を確認しに「室蘭」の「地球岬」までドライブ
自分の目で“地球は丸い”と確認したことはありますか?
新千歳空港からクルマで1時間20分程度で到着する「地球岬」。まさに絶景。水平線が少し丸くなっているのがわかるでしょうか
おそらく、みなさん、地球は丸いと信じていますよね。筆者も信じています。子どものときから地球は丸いと教えられていましたし、映像やイラストなどでも地球は丸く描かれていました。そして、子どものときに買ってもらった地球儀も丸かったです。
だから、筆者のなかで地球が丸いのですが、まったく本人の実感などは伴っていません。「偉い人がそういうからきっと地球は丸いんだ」といった程度のものでした。しかし、新千歳空港からクルマで約1時間20分の「室蘭」にある「地球岬」からは、実際に地球が丸いということを自分の目で確認することができるといいます。この自分の目で地球が丸いことを確認できるという言葉に引かれて、筆者は最初「地球岬」を訪れました。
高さ100m前後の断崖が約14km続く「地球岬」の付近は非常に見晴らしがよく、海抜約145mの展望台からの眺めは格別です。展望台から海を眺めると肉眼でも実際に水平線が丸く曲がっているように感じられます。これを見て「あー、本当に地球って丸いんだ」と思ってしまいますが、実際には目の錯覚という説が最近では有力なようです。それが分かっていても、何度行っても感動してしまうのが「北海道の自然100選」で1位に選ばれたこともある実力といったところでしょうか。筆者は度々訪れています。
だから、筆者のなかで地球が丸いのですが、まったく本人の実感などは伴っていません。「偉い人がそういうからきっと地球は丸いんだ」といった程度のものでした。しかし、新千歳空港からクルマで約1時間20分の「室蘭」にある「地球岬」からは、実際に地球が丸いということを自分の目で確認することができるといいます。この自分の目で地球が丸いことを確認できるという言葉に引かれて、筆者は最初「地球岬」を訪れました。
高さ100m前後の断崖が約14km続く「地球岬」の付近は非常に見晴らしがよく、海抜約145mの展望台からの眺めは格別です。展望台から海を眺めると肉眼でも実際に水平線が丸く曲がっているように感じられます。これを見て「あー、本当に地球って丸いんだ」と思ってしまいますが、実際には目の錯覚という説が最近では有力なようです。それが分かっていても、何度行っても感動してしまうのが「北海道の自然100選」で1位に選ばれたこともある実力といったところでしょうか。筆者は度々訪れています。
室蘭の夜景は押さえておきたい絶景
「測量山展望台」から撮影した夜景の「白鳥大橋」。山頂にある展望台は風が強いことも多いので、しっかり防寒しておきましょう
北海道内では工業都市として有名な室蘭。東日本最大のつり橋である「白鳥大橋」や光り輝く工場夜景である「ENEOS製造部 室蘭事業所」、ライトアップも美しい「測量山展望台」など、北海道有数の夜景都市でもあります。
室蘭観光協会の「むろらん夜景」のサイトなどでさまざまな夜景スポットや海から夜景を楽しむナイトクルージングといった情報を紹介しているので、こちらをチェックして、ぜひ訪れてみてください。
また、夕ご飯なども室蘭で食べるなら、チェックしておきたいのは「室蘭やきとり」。鳥はつかわず、地元産のブタとタマネギというのが定番スタイルです。このやきとりに洋からしを付けて食べるといいます。北海道では定番の「ブタ」だけど「やきとり」を本場でしっかり体験しておきましょう。
室蘭観光協会の「むろらん夜景」のサイトなどでさまざまな夜景スポットや海から夜景を楽しむナイトクルージングといった情報を紹介しているので、こちらをチェックして、ぜひ訪れてみてください。
また、夕ご飯なども室蘭で食べるなら、チェックしておきたいのは「室蘭やきとり」。鳥はつかわず、地元産のブタとタマネギというのが定番スタイルです。このやきとりに洋からしを付けて食べるといいます。北海道では定番の「ブタ」だけど「やきとり」を本場でしっかり体験しておきましょう。
帰り道は支笏洞爺国立公園の絶景を楽しむのがおすすめ
国道453号線沿いから撮影した星空。支笏湖畔を走る国道453号線は夜は真っ暗ですが、昼間は景色のとても美しいドライブコースです
旅行のスケジュールにもよりますが、新千歳空港到着の同空港発での旅行プランなら、室蘭まで行ってからの帰り道は「支笏洞爺国立公園」を通る国道230号線もしくは国道453号線経由で千歳もしくは苫小牧経由で新千歳空港に向かうルートがおすすめです。
掲載した星空は国道453号線の道路脇から支笏湖といっしょに撮影したもの。日本有数の透明度を誇る支笏には支笏湖温泉があり、宿泊はもちろん、日帰り温泉も充実していますし、洞爺湖も北海道有数の温泉地です。温泉巡りを楽しみながら、ゆっくりと大自然を楽しむのもいいでしょう。
また、まだ少し寒いですが、ゴールデンウィークには洞爺湖や支笏湖湖畔のキャンプ場もオープンしていますので、湖畔でのキャンプを楽しむことも可能です。筆者も何度か訪れていますが、支笏湖の湖畔にある「ちとせ美笛キャンプ場」は風景も美しく道内のキャンパーからも人気のスポットになっています。
掲載した星空は国道453号線の道路脇から支笏湖といっしょに撮影したもの。日本有数の透明度を誇る支笏には支笏湖温泉があり、宿泊はもちろん、日帰り温泉も充実していますし、洞爺湖も北海道有数の温泉地です。温泉巡りを楽しみながら、ゆっくりと大自然を楽しむのもいいでしょう。
また、まだ少し寒いですが、ゴールデンウィークには洞爺湖や支笏湖湖畔のキャンプ場もオープンしていますので、湖畔でのキャンプを楽しむことも可能です。筆者も何度か訪れていますが、支笏湖の湖畔にある「ちとせ美笛キャンプ場」は風景も美しく道内のキャンパーからも人気のスポットになっています。
春の北海道を楽しむポイント:クルマの燃料は小まめに満タンにしておくこと
給油ランプが点灯しても50kmは走れるから大丈夫なんて考え方は、北海道のドライブでは大きなトラブルになるので注意してください
今回紹介した北海道春の絶景3選は、新千歳空港からアクセスしやすい「道南」「道央」を中心に紹介しているので、真冬の「道東」などに比べるとガソリンスタンドの数も多いですし、都市圏では比較的夜遅くまで営業しているところも多くなっています。しかし、筆者は基本的に道内を旅行するときに燃料(ガソリンなど)が半分以下にならないように注意することをおすすめします。
例えば、新千歳空港から高速に乗って、道央道を「新千歳空港IC」から「大沼公園IC」で利用した場合、約233kmあり、サービスエリアやパーキングエリアは9カ所あります。このうちガソリンスタンドがあるのは「有珠山SA」のみです。「新千歳空港IC」から約91km、「大沼公園IC」からは142kmありますので、この間に燃料が不足すると高速道路を降りて燃料を補給するしかありません。
ただし、場所や時間帯にもよりますが、高速道路を降りたからといって近くに営業中のガソリンスタンドがあるかは、ある意味運次第といえます。実際に筆者はこのルートでガソリン切れによるスタック寸前にまで追い込まれた経験があるのです。以来、基本的に燃料が半分になったら給油、最低100km以上走れる燃料は必ず確保するようにしています。みなさんもご注意ください。
例えば、新千歳空港から高速に乗って、道央道を「新千歳空港IC」から「大沼公園IC」で利用した場合、約233kmあり、サービスエリアやパーキングエリアは9カ所あります。このうちガソリンスタンドがあるのは「有珠山SA」のみです。「新千歳空港IC」から約91km、「大沼公園IC」からは142kmありますので、この間に燃料が不足すると高速道路を降りて燃料を補給するしかありません。
ただし、場所や時間帯にもよりますが、高速道路を降りたからといって近くに営業中のガソリンスタンドがあるかは、ある意味運次第といえます。実際に筆者はこのルートでガソリン切れによるスタック寸前にまで追い込まれた経験があるのです。以来、基本的に燃料が半分になったら給油、最低100km以上走れる燃料は必ず確保するようにしています。みなさんもご注意ください。
■室蘭へのアクセス
新千歳空港からレンタカーなどのクルマ、もしくはJRを利用することになります。室蘭市内でのアクセスを考えるとクルマがおすすめです。また、新千歳空港から室蘭は高速を使うと1時間20分程度。一般道では約2時間掛かりますが、天気がよければ筆者は海沿いの一般道をのんびりとドライブするのが個人的には好きです。
ドライブコースをGoogleマップなどで検索するなら「地球岬駐車場」「白鳥大橋展望広場公園 駐車場」「測量山展望台」などの単語がおすすめになります。
ドライブコースをGoogleマップなどで検索するなら「地球岬駐車場」「白鳥大橋展望広場公園 駐車場」「測量山展望台」などの単語がおすすめになります。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。