今ある家電にプラスするだけ、2022年版、スマートホームを実現する方法

玄関の鍵やドアフォンから、キッチンやリビングの家電、寝室の照明まで、家を構成する様々なモノがネットワークにつながり、連動することで、毎日の生活が少し便利に快適になる。最近よく耳にする「スマートホーム」とは、そんな暮らしを可能にする住まいのことです。

例えば、朝ベッドの中からスマートスピーカーに話しかけるだけで、部屋のライトがついてエアコンが作動し、カーテンを自動で開けることができます。またつながる機器があれば、留守中も家にいるかのようにドアホンで応対したり、家に近づいたら自動で玄関の鍵を開けるといったことも可能です。

実はスマートホームの実現はそんなに難しくはありません。たとえば家電の遠隔操作は、スマートフォンとスマートリモコンの組み合わせで実現できます。

スマートリモコンはネットワークにつながるリモコンのようなもので、家電の赤外線リモコンの機能を学習して、遠隔で操作できるようにします。またそこにスマートスピーカーを追加すれば、音声での操作も可能になります。

スマートホームのために、今ある家電をつながる家電に買い換えたり、ましてや家を住み替えたりする必要はありません。Wi-Fiが使える環境さえあればOK。ほんの少しの機器をプラスするだけで、誰でも簡単にスマートホームを実現できるのです。

ICT総研の調査によれば、スマートスピーカーはスマートホームを構成する機器の中でも、特に利用率の高い製品です。スマートホームの要として、多くの人に利用されていることがわかりますね。このスマートスピーカーとスマートリモコンを組み合わせることで、「テレビをつけて」「エアコンをつけて」「照明をつけて」のように話すだけで、家電を操作できるようになります。また「ただいま」のひと言ですべてをオンに、「おやすみ」のひと言ですべてをオフにするといったこともできます。

スマートリモコンはマッチング機能の有無や拡張性で選ぶ

スマートリモコンは数千円程度で購入でき、今ある家電をつながる家電に変身させる、大変便利な機器です。メーカーごとに専用のスマホアプリが用意されていて、このアプリを使って今ある家電の赤外線リモコン機能を登録します。登録後はアプリからネットワークを介して、遠隔でのリモコン操作ができるようになります。またスマートスピーカーと連携しての音声操作や、前述の「ただいま」「おやすみ」の例のように、シーンにあわせて登録した家電を一括操作するといったことも可能になります。

赤外線リモコンの登録はあらかじめプリセットされている中から、家電の種類、メーカーやブランド、型番を選ぶ方法のほか、スマートリモコンに向かってボタンを押すだけで、自動的にメーカーなどを認識し、マッチングしてくれるものもあります。

プリセットされている家電の数やマッチング機能の有無は、スマートリモコンによって異なるため、選ぶ際のポイントになるでしょう。中にはRATOC SystemsやNatureのように、オンラインのサポートページで対応家電の一覧を公開しているメーカーもあります。古い家電やニッチなブランドなどで対応が心配な場合は、事前にチェックしておくと安心です。なお家電がプリセットされていない場合も、リモコンのボタンをひとつひとつ学習させることで登録できるケースがあります。
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Nature「スマートリモコン Nature Remo 3」約1万円。温湿度、照度、人感の各センサーを内蔵するスマートリモコン。専用アプリを起動してリモコンのボタンを押すだけで簡単に登録ができるほか、古い家電の手動登録にも対応します
スマートリモコンを選ぶ際、もうひとつ注目したいのが連携可能な機器などの拡張機能です。Amazon Echo、Google Homeなどスマートスピーカーのほか、専用アプリから様々な機器と連携できるものがあります。

たとえばSwitchBotの専用アプリではスマートリモコンのほか、同社が販売するカメラや各種センサーなどの機器をまとめてコントロールでき、機器同士の連携も容易です。またNatureのスマートリモコン「Nature Remo 3」は、照度や温湿度、人感といったセンサーを内蔵。これらを組み合わせることで、「暗くなったら照明をオンにする」というように、シーンにあわせたオートメーション化が実現します。

なお、スマートリモコンを設置する際には、赤外線が届く距離や、障害物の有無に配慮する必要があります。照明、テレビ、エアコンなど、1つのスマートリモコンから複数の家電をコントロールしたい場合は、それらの家電がすべて見通せる場所に設置しましょう。

スマートスピーカーは画面あり、画面なしが選べます

音声AIアシスタントに話しかけることで、さまざまな操作ができるスマートスピーカーは現在、「Alexa」に話しかけるAmazonのAmazon Echoシリーズと、「Googleアシスタント」に話しかけるGoogleのGoogle Nestシリーズが、2大シェアを誇っています。

それぞれスピーカーとマイクを搭載した音声だけで操作するモデルと、音声に加えてタッチ操作が可能なディスプレイ付きのモデルが発売されていて、後者では動画配信サービスを楽めたり、カメラを搭載していてビデオ通話ができるモデルも用意されています。スマートスピーカーを選ぶ際には、どちらのAIアシスタントにするかに加えて、画面の有無、カメラの有無などもポイントになるでしょう。
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Amazon「Echo Show 15」約3万円。約15.6インチの大画面ディスプレイを搭載し、壁掛けも可能なスマートスピーカー。音声のほかタッチ操作も可能。家族で使いやすいメモや写真、家電のリモコンなどをウィジェットで表示できます
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Google「Google Nest Audio」約1万1000円。さまざまな音楽配信サービスと接続可能。話しかけるだけで好きな音楽が楽しめる高性能スピーカー。家電などの操作だけでなく、Googleのデバイスだけに情報検索も得意です
なおスマートホームを実現する、多くのつながる家電や機器、スマートリモコンなどは、両方のAIアシスタントに対応しているため、どちらを選んでも同様に音声での操作やコントロールが可能です。ただしスマートスピーカーとの連携方法は、それぞれの家電や機器によって手順が異なります。

設定には必ずスマートフォンが必要で、Amazonは「Amazon Alexa」、Googleは「Google Home」という専用のアプリを使用します。このアプリに直接登録できる家電や機器もあれば、スキルと呼ばれるスマートスピーカー向けのアプリを介して連携するケースや、家電や機器側の専用アプリで設定が可能なものもあります。また家電や機器によっては、「IFTTT」と呼ばれる連携のためのアプリでの設定が別途必要なものもあります。

音声だけでの操作に慣れるまでは、タッチ操作も可能なディスプレイ付きのモデルが良いかもしれません。またディスプレイ付きのモデルは、ビデオ通話にも利用可能です。
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