お酒による「多幸感」をサウナに置き換えようと思ったわけ
サウナにまったく興味のなかった筆者が「ととのった」
サウナブームが続く昨今ですが、つい最近まで筆者はサウナにまったく興味がありませんでした。しかし仕事で上京した際、宿が取れずにカプセルホテルに連泊したところ、環境的に仕事がしづらく、ホテル内ではスマホを見るかお風呂やサウナを利用するぐらいしかありませんでした。そこで筆者ははじめてサウナ、水風呂、休憩というセットに挑戦。
結果、なんだか「ととのった」のです。
これまでサウナの紹介記事で「ととのった」を見ても、それがどんな状況か想像できていませんでしたが、筆者が感じたのは、アルコールによる酔っ払った状態などとは違った、なんともいえない多幸感とふわっとした気持ち良さでした。「サウナって思ったよりいいんだ」と実感。サウナによる多幸感の、とある活用を思いつきました。
結果、なんだか「ととのった」のです。
これまでサウナの紹介記事で「ととのった」を見ても、それがどんな状況か想像できていませんでしたが、筆者が感じたのは、アルコールによる酔っ払った状態などとは違った、なんともいえない多幸感とふわっとした気持ち良さでした。「サウナって思ったよりいいんだ」と実感。サウナによる多幸感の、とある活用を思いつきました。
1日の仕事終わりのオンオフを晩酌からサウナに置き換えてみる
サウナでの多幸感を高めて、禁酒をより気持ち良く継続できるようにセレクトした筆者のサウナグッズたち
カプセルホテルへの連泊でサウナの多幸感を知ったものの、大はまりするほどではありませんでした。ただ、新型コロナウイルス感染症の引きこもり生活がたたって、健康診断で各種数値の上昇、体重の増加といった問題が発生。
明らかに運動不足なので、フィットネスクラブを再開し、ダイエットも開始しました。しかし、問題は「飲酒」です。筆者は1日の仕事が終了したところで「お酒を飲む」ことが、20年以上も1日のオンオフのスイッチとなっていました。
運動とカロリー制限だけでも結構なストレスなので、このオンオフ切り替えのルーティンである「飲酒」まで単純に禁止すると、ちょっと我慢できないストレスを感じます。そして、毎日ちょっとした多幸感を得るためにお酒を飲んでしまうのです。
そこで筆者が考えたのが、飲酒で得られる多幸感をサウナでととのったときの多幸感に置き換えるというものです。再開したフィットネスクラブにサウナがあり、毎日サウナに通える条件が整っていたのも、このテストを行おうと思った大きな原因です。
ひとまずこの「オンオフスイッチをサウナにする」に1週間チャレンジしてみた結果、7日間で5回の置き換えに成功したので、その成功パターンと、サウナ生活で役立ったグッズをご紹介します。
明らかに運動不足なので、フィットネスクラブを再開し、ダイエットも開始しました。しかし、問題は「飲酒」です。筆者は1日の仕事が終了したところで「お酒を飲む」ことが、20年以上も1日のオンオフのスイッチとなっていました。
運動とカロリー制限だけでも結構なストレスなので、このオンオフ切り替えのルーティンである「飲酒」まで単純に禁止すると、ちょっと我慢できないストレスを感じます。そして、毎日ちょっとした多幸感を得るためにお酒を飲んでしまうのです。
そこで筆者が考えたのが、飲酒で得られる多幸感をサウナでととのったときの多幸感に置き換えるというものです。再開したフィットネスクラブにサウナがあり、毎日サウナに通える条件が整っていたのも、このテストを行おうと思った大きな原因です。
ひとまずこの「オンオフスイッチをサウナにする」に1週間チャレンジしてみた結果、7日間で5回の置き換えに成功したので、その成功パターンと、サウナ生活で役立ったグッズをご紹介します。
成功例1:サウナ+夜風の気持ち良さで置き換えに成功
今回の1週間チャレンジは、基本的に運動はしなくてもフィットネスクラブには行き、サウナに入るルールで開始。基本的に禁酒で、食事にも気を配りました。
毎朝起きたところで体重も測りましたが、初日は体重増加に驚いて90分ほどフィットネスバイクをこいで、約500kcalほどのカロリーを消費。
この日のサウナは、サウナ5分に、水風呂90秒、休憩5分3セット。サウナ帰り道の夜風がとても気持ちが良く、晩酌の誘惑を抑えられました。
毎朝起きたところで体重も測りましたが、初日は体重増加に驚いて90分ほどフィットネスバイクをこいで、約500kcalほどのカロリーを消費。
この日のサウナは、サウナ5分に、水風呂90秒、休憩5分3セット。サウナ帰り道の夜風がとても気持ちが良く、晩酌の誘惑を抑えられました。
メガネなしでは時計が見えず、サウナ用メガネ「JINS SAUNA」が活躍
サウナマットをイメージしたというパイル地のソフトケースも付属する「JINS SAUNA」(9900円(税込))はかなりおすすめ
本格的に今回のサウナを晩酌代わりにするチャレンジを始める前から気になっていたのが「JINS SAUNA」です。ざっくり説明するなら、JINSの“サウナ・お風呂用メガネ”で、曇り止め加工がされており、120℃までの耐熱構造になっています。
筆者はかなり目が悪いので、メガネなしでサウナに入るとタイマーや砂時計がよく見えませんが、「JINS SAUNA」だとしっかり見えるのでとても快適。特殊なレンズなので左右差、乱視などの度数のカスタマイズはできますが、出来上がるまで1週間程度かかります。
ちなみに曇り止め加工はサウナやお風呂だけでなく、マスク+メガネの日常生活でも効果を発揮してくれるので超快適。写真撮影の際もメガネが曇りにくくて便利です。9900円でこれだけの快適さが手に入るならコストパフォーマンスも十分。ちなみにメガネの形はボストン、ウエリントンなど4種類で、カラーはそれぞれ3種類なので12種類のなかから選択が可能です。
筆者はかなり目が悪いので、メガネなしでサウナに入るとタイマーや砂時計がよく見えませんが、「JINS SAUNA」だとしっかり見えるのでとても快適。特殊なレンズなので左右差、乱視などの度数のカスタマイズはできますが、出来上がるまで1週間程度かかります。
ちなみに曇り止め加工はサウナやお風呂だけでなく、マスク+メガネの日常生活でも効果を発揮してくれるので超快適。写真撮影の際もメガネが曇りにくくて便利です。9900円でこれだけの快適さが手に入るならコストパフォーマンスも十分。ちなみにメガネの形はボストン、ウエリントンなど4種類で、カラーはそれぞれ3種類なので12種類のなかから選択が可能です。
成功例2:サウナ+具だくさんの野菜スープで置き換えに成功
業務スーパーの冷凍野菜と乾物のわかめなどにプラスして、季節のおいしくて安い野菜を入れて毎朝作る野菜スープ
フィットネスクラブでの運動とサウナは、往復の時間も含めて2時間程度。毎晩の晩酌もそのぐらいの時間だったので、1日の晩酌の時間を軽い有酸素運動とサウナに置き換えるイメージでしょうか。
ただし、30分や1時間程度の運動だけで体重を急速に減少させるのは難しいので、食事にも気を配ることにしました。朝ご飯については、写真も掲載したように野菜メインのスープのみに。ちょうど妻もダイエットを始めたタイミングだったので、妻のお弁当としてもスープを活用しています。
昨日90分のフィットネスバイクの効果もあってか、体重は減少。この日は運動はサボりましたが、サウナは5分、水風呂90秒を2セット行いました。
ただし、30分や1時間程度の運動だけで体重を急速に減少させるのは難しいので、食事にも気を配ることにしました。朝ご飯については、写真も掲載したように野菜メインのスープのみに。ちょうど妻もダイエットを始めたタイミングだったので、妻のお弁当としてもスープを活用しています。
昨日90分のフィットネスバイクの効果もあってか、体重は減少。この日は運動はサボりましたが、サウナは5分、水風呂90秒を2セット行いました。
野菜たっぷりスープには「業務スーパー」の冷凍野菜がおすすめ
業務スーパーで購入した冷凍野菜。筆者の家では数週間に1度、業務スーパーで冷凍野菜をまとめ買いします。おかげで冷凍室は野菜でいっぱいです
ダイエットを始めると毎回思うのですが、現代日本においてはローカロリーな食事をとる方が、ハイカロリーな食事よりも手間も、時間も、お金も掛かることに驚きます。そんななかで筆者お気に入りの食材が「業務スーパー」の「冷凍野菜」です。
筆者は毎朝メインの具材を野菜にしたスープ、ほとんどの場合はみそ汁を作ります。スープといっても、具材が少ないとお腹が空くので、野菜のごった煮に近いほど野菜を入れるのですが、毎朝野菜をむいて、切るところから始めては時間もかかりますし、冬場は筆者の住む北海道では驚くくらい生野菜が高いのです。
そこでおすすめなのが「業務スーパー」の「冷凍野菜」です。皮をむき、切ってあるので、沸騰したお湯の中に入れるだけ。生野菜と違って冷凍なので、多くの種類をストックしておきやすいのも便利です。
和風調味料と乾燥わかめなどを入れて、沸騰させた鍋のお湯の中に冷凍野菜を入れて、みそ味を付ければ完成です。毎回みそ味だと飽きるので、我が家ではカット済みのホールトマトの缶詰やココナッツミルクなどを入れて、味にバリエーションを出しています。
筆者は毎朝メインの具材を野菜にしたスープ、ほとんどの場合はみそ汁を作ります。スープといっても、具材が少ないとお腹が空くので、野菜のごった煮に近いほど野菜を入れるのですが、毎朝野菜をむいて、切るところから始めては時間もかかりますし、冬場は筆者の住む北海道では驚くくらい生野菜が高いのです。
そこでおすすめなのが「業務スーパー」の「冷凍野菜」です。皮をむき、切ってあるので、沸騰したお湯の中に入れるだけ。生野菜と違って冷凍なので、多くの種類をストックしておきやすいのも便利です。
和風調味料と乾燥わかめなどを入れて、沸騰させた鍋のお湯の中に冷凍野菜を入れて、みそ味を付ければ完成です。毎回みそ味だと飽きるので、我が家ではカット済みのホールトマトの缶詰やココナッツミルクなどを入れて、味にバリエーションを出しています。
成功例3:サウナ+キンキンに冷えた炭酸水で置き換えに成功
筆者の過去のリバウンドはすべて、体重が絶対アップしているタイミングで体重計に乗るのをやめたところから始まっています。体重が順調に落ちているときは、体重計に乗るのが楽しいのですが、暴飲暴食の翌日にそのツケである増加した体重という現実を受け入れるのがイヤなのです。
この日は日曜日で、息子の保育園がお休みなどのさまざまな事情が重なり、サウナにはなんとか行けたものの、フィットネスバイクはわずか15分しか行えませんでした。ちなみにサウナは7分で水風呂90秒と5分で水風呂90秒、5分で水風呂90秒の3セット。休憩はそれぞれ3分程度でした。
この日は日曜日で、息子の保育園がお休みなどのさまざまな事情が重なり、サウナにはなんとか行けたものの、フィットネスバイクはわずか15分しか行えませんでした。ちなみにサウナは7分で水風呂90秒と5分で水風呂90秒、5分で水風呂90秒の3セット。休憩はそれぞれ3分程度でした。
サウナでの水分補給は「炭酸対応魔法瓶」で至福のひとときを手に入れる
炭酸水はもちろん、ノンカロリーの炭酸飲料が大好きな筆者にとって「炭酸対応魔法瓶」は神のアイテム。デザインも美しい「FLSK」は本当にいいのです
このサウナの際の水分補給に筆者が使っているのが「炭酸対応魔法瓶」。筆者はドイツ製の「FLSK(フラスク)」を愛用しています。「炭酸対応魔法瓶」というだけで選択肢はある程度限られてきますが、「FLSK」を選んだ理由は洗練された美しいデザイン。デザインの美しい道具は、使う度に喜びを与えてくれると思っているので「FLSK」を筆者はとても気に入っています。
さらにサウナの水分補給に「炭酸対応魔法瓶」を使っている理由は、冷やした炭酸水を入れているからです。サウナなどでの水分補給にペットボトルを使っている人がほとんどですが、風呂場に置いてある飲料はどんどんぬるくなっていきます。そのため、ぬるくても飲めるミネラルウォーターや麦茶などを選択するのですが「炭酸対応魔法瓶」を使えば、キンキンに冷えた炭酸水で水分補給が可能です。サウナで火照った身体に冷えた炭酸水を流し込む瞬間はまさに至福。超おすすめです。
また、ノンアルコールビールなどを入れることもできるのでサウナでの楽しみをさらに広げてくれます。
さらにサウナの水分補給に「炭酸対応魔法瓶」を使っている理由は、冷やした炭酸水を入れているからです。サウナなどでの水分補給にペットボトルを使っている人がほとんどですが、風呂場に置いてある飲料はどんどんぬるくなっていきます。そのため、ぬるくても飲めるミネラルウォーターや麦茶などを選択するのですが「炭酸対応魔法瓶」を使えば、キンキンに冷えた炭酸水で水分補給が可能です。サウナで火照った身体に冷えた炭酸水を流し込む瞬間はまさに至福。超おすすめです。
また、ノンアルコールビールなどを入れることもできるのでサウナでの楽しみをさらに広げてくれます。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。