GMOインターネットでは、日本初となるスタンドアローン構成のローカル5G用無線局の予備免許を2020年10月に取得しました。
セルリアンタワーにあるグループ本社、渋谷フクラスのグループ第2本社の2拠点において、日本初となるスタンドアローン構成(SA構成)のローカル5G用無線局がスタートします。
セルリアンタワーにあるグループ本社、渋谷フクラスのグループ第2本社の2拠点において、日本初となるスタンドアローン構成(SA構成)のローカル5G用無線局がスタートします。
5Gとは何か、5Gのメリットとは?
iPhone 12などスマートフォンの新製品が次々と対応し、すっかりおなじみとなった「5G」ですが、そもそも何を表す言葉で、どういった特徴があるのでしょうか。5Gとは携帯電話やスマートフォンをはじめとするモバイル通信の規格で、英語の「5th Generation」の略称。日本語では「第5世代移動通信システム」と呼びます。
2010年代に主流となった第4世代移動通信システム(4G)では、通信速度の向上と情報量の大容量化が進み、移動中でもスマートフォンで動画やモバイルゲームが楽しめるようになりました。この4Gに続き、2020年3月から携帯キャリアの商用サービスが本格化した5Gでは、4Gに比べてさらに「高速・大容量化」での通信が可能になるほか、「低遅延」「多数同時接続」という特徴も持っています。
2010年代に主流となった第4世代移動通信システム(4G)では、通信速度の向上と情報量の大容量化が進み、移動中でもスマートフォンで動画やモバイルゲームが楽しめるようになりました。この4Gに続き、2020年3月から携帯キャリアの商用サービスが本格化した5Gでは、4Gに比べてさらに「高速・大容量化」での通信が可能になるほか、「低遅延」「多数同時接続」という特徴も持っています。
これまでの動画視聴やゲームプレイがより快適に、高画質で、リアルタイムに楽しめるというだけでなく、5Gの浸透によって、たくさんのデバイスがネットワークに接続できるようになり、あらゆるものがインターネットにつながる「IoT」の普及・発展が加速するとして注目を集めています。
例えば家庭内の家電、照明器具やセンサー、クルマに搭載したセンサーやドライブレコーダーなどの機器、オフィスや工場に設置したセンサーなどもネットワークにつながっていることが前提となっていくのです。PCやスマートフォンなどのデバイスしかネットワーク接続していなかった4G時代と比べて、5G時代にはその10倍の機器がネットワークに接続するようになると考えられています。
また、アプリをインストールせずにクラウドからのストリーミングでゲームができる「クラウドゲーミング」といった、端末側のスペックに依存しにくいゲームコンテンツの提供や、遅延が大きく影響するeスポーツ関連のゲームコンテンツのプレイが、携帯電話の通信網で可能になることが予測されます。
例えば家庭内の家電、照明器具やセンサー、クルマに搭載したセンサーやドライブレコーダーなどの機器、オフィスや工場に設置したセンサーなどもネットワークにつながっていることが前提となっていくのです。PCやスマートフォンなどのデバイスしかネットワーク接続していなかった4G時代と比べて、5G時代にはその10倍の機器がネットワークに接続するようになると考えられています。
また、アプリをインストールせずにクラウドからのストリーミングでゲームができる「クラウドゲーミング」といった、端末側のスペックに依存しにくいゲームコンテンツの提供や、遅延が大きく影響するeスポーツ関連のゲームコンテンツのプレイが、携帯電話の通信網で可能になることが予測されます。
総務省が制度化した「ローカル5G」とは?
IoTの実現は、さまざまな機器や機械、設備をインターネットにつなげてデータの共有・活用を可能にします。例えばクルマであれば、渋滞や工事、障害物などの情報をあらかじめ共有して新しいルートを提案するとか、将来的には周辺情報の把握による自動運転への応用も期待できます。IoTの活用が進めば、ほかにも農業や建設業、製造業など、いろいろな産業が大きく変わっていくでしょう。
IoT発展に向けた5Gの普及には政府も力を入れています。総務省は携帯キャリアが提供するサービスとは別に、企業や自治体などが特定のエリアでスポット的に運用できる「ローカル5G」を制度化して、2019年12月に事業者や自治体の免許申請受付を開始しました。
ローカル5Gは、地域や事業者の個別のニーズに応じて、企業や自治体などの組織がそれぞれの建物内や敷地内でスポット的に5Gシステムを構築できるというものです。Wi-Fi(無線LAN)ネットワークを企業や自治体の建物や敷地に整備して、スマートフォンやPCで自由にネットワークを使えるようにするのと似ています。
ローカル5Gが使えると、携帯キャリアが提供するサービスのエリア展開が遅れる地域でも、5Gシステムを先行して用意できます。携帯キャリアの5Gサービスと比べると、用途に応じて必要な性能を柔軟に設定することも可能です。また、ほかの場所の通信障害や災害などの影響を受けにくいという特徴もあります。免許は必要ですが、従来活用されてきたWi-Fiと比べれば、安定的な利用が可能です。
IoT発展に向けた5Gの普及には政府も力を入れています。総務省は携帯キャリアが提供するサービスとは別に、企業や自治体などが特定のエリアでスポット的に運用できる「ローカル5G」を制度化して、2019年12月に事業者や自治体の免許申請受付を開始しました。
ローカル5Gは、地域や事業者の個別のニーズに応じて、企業や自治体などの組織がそれぞれの建物内や敷地内でスポット的に5Gシステムを構築できるというものです。Wi-Fi(無線LAN)ネットワークを企業や自治体の建物や敷地に整備して、スマートフォンやPCで自由にネットワークを使えるようにするのと似ています。
ローカル5Gが使えると、携帯キャリアが提供するサービスのエリア展開が遅れる地域でも、5Gシステムを先行して用意できます。携帯キャリアの5Gサービスと比べると、用途に応じて必要な性能を柔軟に設定することも可能です。また、ほかの場所の通信障害や災害などの影響を受けにくいという特徴もあります。免許は必要ですが、従来活用されてきたWi-Fiと比べれば、安定的な利用が可能です。
ムコハタワカコ
編集・ライター
書店員からIT系出版社、ウェブ制作会社取締役、米系インターネットメディアを経て独立。現在は編集・執筆業。IT関連のプロダクト紹介や経営者インタビューを中心に執筆活動を行う。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)、組織づくりや採用活動などにも注目している。